外秩父：釜伏山：釜山神社拝殿から奥の院（頂上）参拝

2021年03月07日(日) [日帰り]

• GPS: 01:25
• 距離: 1.6km
• 登り: 93m
• 下り: 85m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:38
• 休憩: 0:37
• 合計: 1:15

14:16 釜伏峠
14:21 14:44 釜山神社
15:03 15:07 釜伏山
15:17 15:27 釜山神社
15:31 釜伏峠

天候

薄曇り、一時晴れ、寒さ戻り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

釜伏峠の交差点に、数十台は大丈夫そうな広めの駐車場。神社の祭の時のためか？　当日は他に車1台とバイク1台

コース状況／危険箇所等

今回は神社参拝目的が主のため、奥の院の頂上までの往復の数十メートル程度のアップダウンのみ。釜伏山頂上手前に蛇紋岩むき出しのごつい急登が少しあるだけ。

その他周辺情報

周辺、施設らしきものは皆無。トイレすらない。２〜３キロ先に、休憩処のような案内があるが、車は途中で通行止めの看板がある熊谷方面への道。

写真

3/7 14:12

釜伏峠。

3/7 14:12

釜伏峠四辻角にかなりひろい駐車場。

3/7 14:13

駐車場の反対側に、釜山神社の石の塔。ここから西の方角に参道が。

3/7 14:18

いきなり鋭い霊気の放射。ここは三峰神社と同様に、ヤマトタケルと真神、つまり狼（狛犬）との関わりが濃厚。この参道入口から幾重もの真神バリアーが張っていることに、まだ気づいていませんでした。

3/7 14:13

参道入口の第一の真神＝狛狼。

3/7 14:18

第二の真神＝狛狼（右側）は、この神社で一番冷徹な鋭い眼光を秘めた像。

3/7 14:19

鳥居が見えてくると、その直前にまたもや真神バリヤー。

3/7 14:19

第三の真神＝狛狼はは最も体格が良く、理知的で、人語を理解し、人格のレベルを見抜くのでは。

3/7 14:19

第三の真神＝狛狼の右側像は「阿」型で口をあけている。前写真の左像は、口を綴じた「吽」型。

3/7 14:39

拝殿正面。横書きで「海四輝威神」？　いや、昔の書き方だとすると右から読んで「神威輝四海」？

3/7 14:39

拝殿の正面軒下の神額には「釜山神社」とだけ。どこにも御祭神「木火土金水」の霊神の文字らしきが見つからず？

3/7 14:40

拝殿前の真神は狛犬ではないかもしれないが、狼にしてはやけに親しみ深く、かわいい。「アニメの世界からやってきたの？」と聞いてみはしなかったが。

3/7 14:45

拝殿の左側をすこし上がると、この山が蛇紋岩の山であることが説明されしていた。

3/7 14:50

拝殿裏からだらだらと下がると四阿が見える。

3/7 14:50

四阿の先に鳥居。この先の山が奥の院。

3/7 14:52

数十メートルのわずかな登りだが、蛇紋岩むき出しの荒れた急登。やっと登山気分が味わえた。

3/7 15:05

お釜を伏せた山の頂上は、おだやかな丸いひろがりがあり、先にちらりと奥の院の祠が覗く。

3/7 15:05

ここも二柱の真神＝狛狼が両脇を固め、睨みを利かしていて、ちょっと怖い雰囲気・・・・・・。ちょっとこの近くでは、お弁当なんかは食べにくい。それくらいの威圧感が漂っていて、さすがではある。

3/7 15:06

周囲の眺めは西方向がよく、たぶん長瀞あたりの街並が眼下に輝いて見えた。

3/7 15:21

再び本殿に戻ってから気づいたのだが、拝殿前の庭を遥か上から見おろしていたのは、稲荷神だった。赤い鳥居前の阿吽の石像は、何とここも真神＝狛狼。おもしろい。

3/7 15:23

この稲荷社は質素な造りだが、威圧感はすごい。そしてその社の向きは、方位磁石の示すところ、ほぼ東北（やや東寄り）。つまりは、鬼門向きの稲荷社。エネルギー感のすごさ、ご堪能あれ。

3/7 15:37

山の謎の神社参拝とちゅこっと登山。釜伏峠の駐車場に到着。神秘領域を堪能した気分でしあわせ。釜山神社、パワースポット認定決定。秩父の山はすごい。

撮影機器：

iPhone 6s Apple

iPhone 7 Apple

感想

eikobo

外秩父の山のなかで、一番気になっていたのが、この釜伏峠のこの神社でした。次は、必ず登谷山を含めた周回を計画してますが、とにかくどこを起点にしたらいいのか、むずかしい山でした。どうしても、釜伏峠が洩れてしまう。ここは、スポットでいくしかないと思っていたところ、ちょうどこの日の午後の予定を、ここに充てることで、私は私の小さな欲望を満たすことができました。
釜山神社、謎だらけです。行けばわかりますが、異界の気配が濃厚に充満しています。御祭神は「木火土金水の霊神」？　聞いたことありません。狛犬はなく、ほとんど（十六体以上）は狛狼、これを真神といいます。それらの像がかもしだす個性は色々。ほとんどが畏怖や威圧を放射していますが。建物などは質素で荒れかけてはいるものの、逆にそれが、古との時間を縮めてしまうような、時空の歪みが生じるのではないかという期待すらします。きれいなものばかり見ていると、人間の感性、いや霊性が鈍ります。こういう場こそ、霊性を磨くことができる、格好の場であると、今になってつくづくと感じている次第です。
最後に一言。
帰り道では゜、秩父高原牧場のメーメーハウスに車を止めて、必ずソフトクリームを食べるべし。300円。格別に濃厚な日本一おいしいソフトをご堪能あれ。