谷川岳 一ノ倉沢衝立岩中央稜
yama_pound
tanukigo
体力度について
- GPS
- 13:23
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 4,835m
- 下り
- 4,843m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 2:26
- 合計
- 13:36
| 天候 | 終日快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
高度感が有る
y）雪庇が最初は左に後半は右に張り出してました
1パーティー登攀中
既に下部大滝を通過
y）3スラのパーティー、とにかく早かった！！
モルゲンに染まる中登攀開始
出だし傾斜は緩いが上部抜け口が嫌らしい
パートナーのヤマパンさん
y）上部抜け口はA0で！（笑）
3m程トラバースしてから階段状のルンゼ
パートナーのOさん
y）映える1枚（笑）
2P目で短く切った為10m程直上しカンテをトラバースした後フェイスを直上
左には辛うじて繋がる大氷柱y）まだこの時はいい感じに見えてますが、tanukigoさんが4Pをリード中に大崩落して中〜下部の大部分がなくなってしまいました・・
2
y）まだこの時はいい感じに見えてますが、tanukigoさんが4Pをリード中に大崩落して中〜下部の大部分がなくなってしまいました・・
ルート上の核心ピッチ
出だしから嫌らしく核心のチムニーは一手人工で抜ける
y）tanukigoさん、ナイスリードでした！！
5P階段状を直上し右上するチムニー状へ
チムニー状の処理が若干嫌らしい
巨大なピナクルにてピッチを切る
y）上部抜け口のピナクル基部へ乗っ越すところが嫌らしい・・・1P目のデジャヴ？（笑）
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階段状を直上し右上するチムニー状へ
チムニー状の処理が若干嫌らしい
巨大なピナクルにてピッチを切る
y）上部抜け口のピナクル基部へ乗っ越すところが嫌らしい・・・1P目のデジャヴ？（笑）
6Pランぺ状の凹角 ドライでは非常に悪い
凹角を抜けると上部はフェイスになるが傾斜が強く気は抜けない
y）ところどころハンドジャムが効いて快適でした
2
ランぺ状の凹角 ドライでは非常に悪い
凹角を抜けると上部はフェイスになるが傾斜が強く気は抜けない
y）ところどころハンドジャムが効いて快適でした
装備
| 個人装備 |
登攀装備1式
（tanukigo：アルパインヌンチャク7本・カム＃0.5〜＃1.0・180スリング2本・120スリング3本・アブミ2個・クオーク2本・リンクス・ほか） （yama_pound：アルパインヌンチャク5本・リンクカム＃0.5〜＃0.75・アブミ1個・クオークアッズ・サミテックハンマー・バサック・ほか） （Oさん：アルパインヌンチャク6本・カム＃0.3〜＃1・アブミ2個・アックス×2・ダート・ほか） |
|---|---|
| 共同装備 |
インカム1セット
ガス・ガスヘッド
ツエルト
8.0ｍｍ50mダブルロープ2本
ハーケン数枚
ワートホッグ4本
|
感想
今回は先日の栃木WCMで一緒に登ったメンバー3人で一ノ倉沢衝立岩中央稜を登ってきました。
栃木WCMの時にtanukigoさんとOさんで3/7（日）に幽ノ沢か一ノ倉沢に入ると言う話を聞きそれに混ぜてもらうことに！2つの候補の中から皆の意見が一致した中央稜を今回は登ることになりました！！
先週�気気鵑版埖爐靴討い訝羆�稜、今回は登りたいなー
Climbing‼
�ヾ響�
・一ノ倉沢出合からテールリッジ末端まではデブリも少なく雪も締まっていて快適でした。
・雪の付いたテールリッジは朝は雪が締まっていて登りやすかったです。（雪庇が左にあったり右にあったりしたので注意して歩きました。）
・テールリッジを下山する時に最初出だしと中盤、末端の岩露出部分の3箇所で懸垂下降をしました。
・テールリッジの下山は最初の傾斜が強いところはクライムダウンで下りましたが中盤は雪が緩んでいたのでサクサク下れました。ただ場所によっては踏み抜くと中が空洞になっているところもあったので落ちないよう注意しながら慎重に下りました。
・中央稜は雪がほぼ無くていつもの無雪期ルートをアイゼントレしてる感じでした（笑）6P目以降は雪がついて快適な雪のルンゼとなるはずでしたが雪は無くいつも通りの不快な泥のルンゼ状態・・・登っても楽しそうではないので6P目終了点で登攀終了して懸垂下降で同ルート下降しました。
・3スラや烏帽子大氷柱が見れて良かったです。特に3スラを登っているパーティーがいたのでラインどりなど参考になりました。朝は辛うじて繋がっていたように見えた烏帽子大氷柱も日中に大崩落して中〜下部は無くなってしまいました。（崩落後も水がジャージャー流れてました。）
・天気に恵まれ快適な登攀ができました。
・とにかく面白かったです！！tanukigoさん、Oさん、またどこか行きましょう！
��反省
・特にありません。
無雪期に幾度となく通った一ノ倉沢。フラットソールにて岩肌に足を置く際、岩壁に刻まれたアイゼンの跡。 幾多の先人たちが刻んだ痕跡を目にする度、いずれ冬季に登攀したいという思いを抱き無雪期の登攀を楽しんだ。
そんな思いを抱く中シーズン終盤にて、日程 天候 パートナーの条件が揃い積雪期の一ノ倉沢に冬壁を楽しみに行ってきました。
目指す一ノ倉沢、積雪期1本目は入門とされている衝立岩 中央稜。取り付きにて日の出を迎えるべく、ベースプラザを早朝3時に出発。既に数パーティーが準備をしている光景には、主に平日行動している身にとってはクライマーの多さに若干の驚きを覚えながらもアプローチ開始。
予報では高気圧に覆われ穏やかな晴れ予報だが、アプローチ開始直後は強風が吹き雪煙にて月が霞む状態。予報どうり好天に明転する期待と共にヘッデンの明かりを頼りに一ノ倉沢出会いを目指します。
黒に染められた一ノ倉沢出合からは既に光点が上部に点在。ライン取りからするに3スラの模様。登攀意欲に格差を感じるも目指す中央稜に向けテールリッジを目指します。
黒一色の一ノ倉沢は異常に不気味で、かつ一筋の明かりに映し出されたデブリは不気味さを一層引き立てる光景に感じな、急登に喘ぎテールリッジ末端へ到着。
残雪期とは一転、末端岩壁はは上部まで雪に埋もれ直ぐに台地上へ到達。一部急な悪い雪壁が現れるがテールリッジのブッシュは積雪にて埋もれ、綺麗な雪稜にて衝立岩へ導かれ取り付きへ到着。最終準備を整えモルゲンに照らされる中、登攀開始。
（ ）内は個人的な体感グレード スケル
1P（��⁻ 40m）逆層気味の岩壁を左上する凹角状へラインを取り高度を上げる。出だしは階段状で快適だが残置に頼ると若干ランナウト気味。上部抜け口が悪くこの区間に��⁻を感じた
2P（�掘�20m）3m程トラバースしカンテ状を越え階段状のルンゼを詰める。直ぐに終了点が現れるが、次のピッチのロープの流れを考慮すると更に10m程上部（2つ目）に在る終了点で切るのが好ましいが、ピッチを切った終了点は前者だった
3P（��⁺ 40m）2P目で短く切った為クランクする様なライン取り。10m程直上しカンテを回り込むように右へトラバースした後フェイスを直上。フェイスの為高度感が気持ち良い反面、ラインがクランク状に屈曲した為、滑落への不安を抱きながら高度を上げる。途中終了点は何か所か有ったが重いロープを引きずり核心4P直下近くまで伸ばす
4P（��⁺ 25m）上部に見える顕著なチムニー目指し高度を上げる。フェイスからカンテを右に回り込み核心のチムニーへ。薄被りのチムニーは非常に悪く人工を使い抜ける
5P（��⁺ 25m）階段状のルンゼからチムニー状を右上し巨大なピナクルでピッチを切る。ピナクル直下が悪く草付にアックスを打ち込み強引に乗り越す
6P（��⁻ 25m）フラットソールで有れば快適な区間だがドライでは非常に悪い。ランぺ状の凹角のリスにツッケをねじ込み慎重に高度を上げる。上部フェイスになるが此処も悪い
此処で岩壁の登攀セクションは終了。トポには上部はミックスクライミングが楽しめると記載されているがが既に積雪は無く、泥のルンゼと化していた為登攀終了点と決め下降に入る。
細かく50m1本で懸垂を繰り返し取り付きへ。雪が緩みテールリッジの下降も慎重に高度を下げ下山。
まるで小春日和の様な陽気の中、中央稜に関しては殆ど着雪は無く残雪期にドライで登攀する感覚の山行でした。
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ヤマパンさん、タヌキゴさん（読み方正しいですか？）、先週末はお疲れ様でした。三スラ登っていた者です。そして2/27に避難小屋でご挨拶させていただいた者です（年寄りの方です）。お二人のレコは、よく参考にさせてもらってて、とても助かります。またどこかでお会いしましたら、よろしくお願いします。
３スラ山行お疲れ様でした。対岸から登攀を拝見させて頂き来ました。
凄まじいスピードで３スラを登攀され脱帽です。
私もいずれ登攀したいと思っていたルートなのでライン取りなど非常に参考になり有り難うございました。
27日は、私は同伴して居ませんでしたのでいずれお会い出来たときにはご挨拶したいですね。 tanukigo（タヌキゴー）
ytz250さん、こんにちは
ytz250さんはSべさんの会の方だったんですねー。（世の中狭いですね・・）
3スラ、お昼前にはもう上に抜けてましたよね？早すぎです！（笑）
対岸の特等席から良いもの見せてもらって刺激を受けました。
また何処かでお会いした時はよろしくお願いします。
3スラ完登お疲れさまでした！！
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