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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
爆風の3000m峰乗鞍岳で千鳥足
2021年03月10日(水) [日帰り]
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- GPS
- 10:07
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,433m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 10:21
17:01
ゴール地点
天候 | 晴れ時々ガス。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
広大でいくつもあるゲレンデは迷いやすい。 ツアーコース終了点〜肩の小屋口までは広いなだらかな斜面で迷いやすい。 スマホのトラブルで、乗鞍岳山頂〜ツアーコース終了点手前までの下山時のログがとれていなかったため、その間手書き。 |
写真
位ヶ原山荘との分岐。ここから先は今までと全然違いますよという意味合いの掲示板。
樹林が薄くなってきたため、風がかなり強くなり、時々ふらつくことも。この看板より手前で、バラクラバ、ゴーグル、アウター装着。手袋はメリノのインナーにテムレス、さらにオーバーミトン。
気温は-5〜6℃程度と思われ、寒さを感じないが、風が強くて、オーバーミトンがないとかじかむ。顔も痛い。
樹林が薄くなってきたため、風がかなり強くなり、時々ふらつくことも。この看板より手前で、バラクラバ、ゴーグル、アウター装着。手袋はメリノのインナーにテムレス、さらにオーバーミトン。
気温は-5〜6℃程度と思われ、寒さを感じないが、風が強くて、オーバーミトンがないとかじかむ。顔も痛い。
この辺りから風を正面に受けて登る。
足に体重をかけると、1タイミング遅れて雪に足が少し埋まり、雪が足をガッチリ掴んで前進を阻む。ゴキブリホイホイに捕まったようだ😵
斜面は緩やかだが、一気にペースが遅くなる。
足に体重をかけると、1タイミング遅れて雪に足が少し埋まり、雪が足をガッチリ掴んで前進を阻む。ゴキブリホイホイに捕まったようだ😵
斜面は緩やかだが、一気にペースが遅くなる。
ずーっと前から見えていたが、ようやく近づいてきた肩の小屋口のバス停(右)とトイレ(両方とも閉鎖中)。
足を取られ、ストックに頼りすぎるためか全身の筋が疲労してクタクタ😵
息も上がったままで苦しい。でも、ここにいるだけでも楽しい。
足を取られ、ストックに頼りすぎるためか全身の筋が疲労してクタクタ😵
息も上がったままで苦しい。でも、ここにいるだけでも楽しい。
isoやんが朝日岳に直登し始めたのが見える。
多くのレポでは、朝日岳は登らずトラバースしているが、なるほどこれはかなりキツそうだ‼️
このヘロヘロ状態ではトラバースして、剣ヶ峰に少しでも体力を使った方が良さそうだ。その間にisoやんにも追い付きたい。
多くのレポでは、朝日岳は登らずトラバースしているが、なるほどこれはかなりキツそうだ‼️
このヘロヘロ状態ではトラバースして、剣ヶ峰に少しでも体力を使った方が良さそうだ。その間にisoやんにも追い付きたい。
待っていてくれたisoやんが「スモークさん、一緒に剣ヶ峰へ行こう」「映画のワンシーン見たいや」と。
映画ならおっさん二人はあり得ん。俺はヒロインかと肚の中で突っ込む。声に出すのがしんどい。
しかし、この爆風下で待っていてくれた上、ありがたい言葉だ。
映画ならおっさん二人はあり得ん。俺はヒロインかと肚の中で突っ込む。声に出すのがしんどい。
しかし、この爆風下で待っていてくれた上、ありがたい言葉だ。
眼下に肩の小屋と正面に摩利支天岳。
ここから剣ヶ峰へは恐ろしいほどの爆風で、まっすぐ歩けない。アイゼンをしっかり刺して、ストックとピッケルを使い、少し体を風に預けながら。それでも振られてヨタヨタと、まるで千鳥足。
ここから剣ヶ峰へは恐ろしいほどの爆風で、まっすぐ歩けない。アイゼンをしっかり刺して、ストックとピッケルを使い、少し体を風に預けながら。それでも振られてヨタヨタと、まるで千鳥足。
撮影機器:
感想
立ってられないほどの爆風にあおられ、酔っぱらいのように千鳥足になる。ヨレヨレになりながらたどり着いた乗鞍岳の主峰、剣ヶ峰。思わず、雄叫びをあげて、狭い山頂に建つ社の陰に倒れこんだ。
ようやく呼吸を整え、絶景を堪能する。正面に御嶽山、右に北アルプスの峰々、反対側には中央アルプスや南アルプスの峰々。外輪山に囲まれた眼下の火口湖権現池には雪が積もり、うっすらと雲がかかっている。
何かを破壊するかのような凄まじい音と風圧によろけながらこの絶景に満足すると共に、私ののろい歩みを気長に待っていてくれたisoやんに大感謝。
乗鞍行きが決まったのは突然だった。東城で待ち合わせて現地着が6時過ぎ。
意気揚々とスタートしてヨレヨレで登頂した乗鞍岳山行記。
《メモ》
※強風、寒冷地でのスマホ操作は、タッチペンが必須。以前そう思って持ち歩いていたのに、カメラを持ち出してスマホ操作が減ってから、すっかりその事を忘れてタッチペンの行方も知れず😅大きな反省だ。
地図は持って行ったが、強風の中では広げる気になれず。
※撮ったはずの写真が撮れていない。それもかなりの数。
晴れた屋外では裸眼でも液晶画面が見えないが、ゴーグルを通してだと尚更。
さらに、オーバーミトンをはめた手でシャッターを押しても、押したのか、押してないのかまるでわからない┐('〜`;)┌
写真も練習が必要😅
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訪問者数:576人
こんにちは。
ついに冬の3000m峰に到達ですか
おめでとうございます
白い雷鳥は見られなかったのでしょうか。風強いから出てこないかな。
冬はバッテリーの状態も悪くなるし、今の電子化された登山は多方面の対策が必要になりますね。参考になります。
3000m行ってしまいました😁
爆風でよろけて手をついてしまうことはあっても、吹き飛ばされるほどではないというのがわかると、怖くなくなりました。良い経験になりました。
この日、雷鳥さんたちはお留守でした😆
小鳥が一羽、風に向かって羽ばたいてましたが、全然進んでなかったです😂
もみじさんだといっぱい見つけていたかもしれませんが、樹林帯の中でもこの日は鳥に出会いませんでした(>_<)
スマホはいつもカイロと一緒に内ポケットに入れてるので、たいていはちゃんと動いてくれてるんですが、この日はご機嫌斜めだったようです😅
防寒スマホカバーでもあれば、売れるかも😁
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