武尊山


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 508m
- 下り
- 494m
コースタイム
- 山行
- 3:25
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剣ヶ峰北側は雪の状態が良くそれほど危険を感じませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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感想
武尊山に向けて22:00出発。気温14℃、晴れ。首都高、外環、関越ともに渋滞なく、2.5時間で赤 城高原SAに到着。気温6℃とあまり寒くない。赤城高原SAで車中泊。川場スキー場で車中泊するよりは トイレなどが快適だし、朝食をSAや沼田市内で取れる。2列目に横になり、シュラフに潜って 0:45〜5:30まで5時間弱寝た。
5:30起床。気温5℃、少し寒い。天気は予報通り晴れ。沼田ICで高速を下り、インター近くの すき家で朝食。沼田の市内にも郊外にも雪はなく、日陰に僅かに残る程度だ。
山麓の道路からは真っ白な武尊山が綺麗に見える。
6:50川場スキー場に到着。川場スキー場は8階建ての巨大なショッピングセンターのような建物 で、1〜6階が駐車場になっている。誘導の係員の指示に従って4階に駐車。ここの駐車場は入口前 の道路がスロープになっていて、各階をつなぐ通路は無い。
各階にトイレと更衣室がある。駐車場で身支度し、エレベーターでチケットカウンターのある 7階へ。7,8階がショップやレストランのある階になっている。
リフト券を買う際には登山計画書を提出しなければ売って貰えないシステム。リフト券と一緒 に「登山計画書提出済証」を受け取る。そして下山後にチケットカウンターに提出済証を提示する ことで下山の確認をするとのこと。素晴らしいシステムだ。他の山でも是非取り入れるべきだ。
スノボの大会があるらしく、大勢のボーダーで室内もゲレンデも混雑しているが、8:00運転開 始のリフトはあまり待たずに乗る事が出来た。
雪質はシャーベット状だが、大勢のボーダーやスキーヤーで賑わっている。
天気はピーカン、気温も+8℃と温かい。
桜川エクスプレスとクリスタルエクスプレスの2本のクワッドリフトを乗り継ぎ、約20分でゲ レンデ最上部に到着。山屋もけっこう来ていて、リフト降り場から50mほど離れた登山口でアイ ゼンを装着している。
自分もアイゼンを着け、ストックを持って出発。いきなり結構な急斜面からの登り出しだ。朝 方は日陰なので雪は固く締まっていてアイゼンが良く効くが、ストックがささりにくく、どんど ん急になりピッケルを手掛かりにしたかったが、急斜面を登りきるまで安定した場所がなく、ス トックでなんとか突破した。これは予想外だった。結局、今日いちばんスリリングだったのはこ の最初の急斜面だった。
傾斜が緩くなったところでピッケルに持ち換える。
腰痛でしばらく運動量が減っていたせいか、ちょっときつく、急傾斜の登りで息が上がる。
スタートから約35分で剣ヶ峰山(2,020m)に到着。剣ヶ峰山頂は細く痩せた尾根だが、落ちる気 はしない。展望は素晴らしく、浅間山、北アルプス、上越、尾瀬、日光、秩父、奥多摩まで360度 のパノラマだ。富士山もクッキリ見える。山頂にいたソロの人と写真を撮り合った。
剣ヶ峰山からの下りが急で色々な人の山行記録で「危険」「難所」とされているが、たいした 事は無かった。さっきの登りの方が緊張した。さっきはストックだったからかも知れないが・・・・
一度下ってから緩い登りを行く。前後には大勢の登山者が見える。
剣ヶ峰山からはずっと日が当たるので暑い。ヒートテックに薄いフリース1枚でも汗が出る。 そして雪が緩んで、トレースを外さなくても時々膝から腰まで潜ってしまう。腰まで潜ると脱出 するのに苦労するが、スノーシューが必要なほどではない。
息を切らしながら最後の急登を登り切ると武尊山の山頂(2,158m)に到着。剣ヶ峰山から65分で 夏山標準コースタイムの80分よりだいぶ速い。広い山頂には10人以上の登山者がいる。
快晴の空の下、360度の大展望が素晴らしい。10年前の7月に聖と登ったときには雨とガスで何 も見えなかったが、今日は素晴らしい。
すぐ近くに尾瀬の燧ヶ岳と至仏山そして平ヶ岳、日光白根も大きい。富士山の右側には浅間山。
気温は+10℃、ほぼ無風で強い日差しがあるので、汗だく。びしょ濡れのヒートテックを脱ぎ、 Tシャツ1枚に着替える。
ビールで乾杯し、行動食とマグヌードル、そしてミルクティーでランチ。
ずっといたいところだが、午後は天気が崩れる予報なので、惜しみつつ下山を開始する。
午後になると益々雪が緩み、時々腰まで潜って脱出に苦労する。
午後になっても大勢登ってくる。遅い出発の人は下りのリフトの最終時刻を気にしながら登ら なければならない。
3月とは思えない暑さに少し疲れながらも無事下山。朝苦労した急斜面もピッケルのせいかな んなく通過。下りは1時間45分で登りとほぼ同じだった。
下りのリフト乗車時には係員が付いて乗車位置を指示してくれた。本当に川場スキー場は登山 者に優しい。
チケットカウンターに戻り、登山届提出済証を提出すると、名前を聞かれ計画書を取り出して 確認していた。ちゃんとしているのだ。
温泉は帰りがけの川場村役場近くの「ホテルSL」。大きな浴室だが、誰もおらず貸し切りだ った。ここの経営は大丈夫なのだろうか?
関越道の三芳PAで夕食をとり、ゆっくり休んでから聖のアパートに向かう。関越の練馬付近と 外環が激しく渋滞していたので、所沢ICで降りて下道をしばらく走り、戸田南から首都高に乗った が、三芳PAから聖のアパートまで1時間で行けるところが2時間掛ってしまった。
22:50に足立を出たが首都高は空いていて、ちょうど1時間、23:50に我が家に着いた。
今回は素晴らしい天候に恵まれ、良い山行だった。
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