大山(本沢〜振子沢)


- GPS
- 06:56
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
環状道路は除雪、雪はなし。 気温が上がらないうちは締まった雪で歩きやすい。 復路の健康の森はズボズボはまるので歩行具あれば助かる。 鳥越峠北側急斜面は通行難しいので北寄りにルートをとる。 振子沢入口あたりまでは沢が露出、スノーブリッジなど踏み抜き、落とし穴に注意。 本沢上部は落石頻繁。複数名で行くほうが危ないのかもしれない。 特に斜度が上がる頃には落石避けのため休憩とれないので、しっかり準備必要。 |
その他周辺情報 | 奥大山スキー場閉鎖中 駐車場、トイレ使用不可 道路向かいに駐車可 |
写真
感想
地獄谷本沢を直登しました。
過去二度、時間や体力、経験のなさで引き返していたところ、やっと宿題できたようなかんじがします。
環状道路の開通はまだまだ先で、それまで待っていては雪がなくなりそう。長い道のりと急登の体力消耗を考えると、道路に雪がないほうがいいとか、落石のことを考えると気温が上がらない、そういうタイミングでないとこちら方面のピストン山行はだいぶハードになります。まさにそんな日なのかなということで、いつもより早めに出発しました。ところが、スタート直前になってスマホなくすという失態をしてしまい、30分以上のタイムロスになってしまいました。ただ、環状道路には雪がなく、木谷の森も締まった雪のため、地獄谷へ降下するまでは快調なペースで遅れをだいぶとりかえすことができました。空は青空で空気もクリア、天気はいいに越したことはないのですが、はやくも春の日差しで気持ちいいくらいの陽気になってしまいました。
本沢に入ってみると、コロコロと石が転がっています。ゆっくりしている暇はなさそうなので、安全装備に変えて登ります。あまり時間経ってないはずですが、落石はだんだんと増えてきました。時折大きなものが勢いよく飛んできます。避けなければ直撃してたものが10発くらいはあったと思います。当たったとしたらたまたまかもしれないが、当たらずに登れたのもたまたまです。当然引き勇気が必要ですが、今回の場合は、背中向けて下りることのほうが怖いと感じました。進む以上は前方から目を離せず、のんびり止まって休憩もできません。途中尖塔の陰で息を整えましたが、その前後は止まらずひたすら進むので心肺機能全力、かなりきつい時間でした。
本沢の左岸の大尖塔を越えたくらいから落石は減ってきて、ひと息つけるようになります。安堵感からか、ふくらはぎの疲労が気になりだして、ここからはだいぶペースダウン。仕方ないので、景色を楽しみ写真を撮りながらのんびり登りました。
本沢本溪を詰めれば天狗ヶ峰、槍尾根から三ノ沢というルートがありますが、本渓からの落石を避けて右ルート、天狗の難所下に出ました。
下山は、ここからさらに難所越えと三ノ沢での落石を考えると、鳥越峠への登り返しを考えても、振子沢からの安全ルートが確実と思いそちらを選択。BCのお二人が滑走するのを待ってからのんびり下山しました。駒鳥小屋あたりからは踏み跡明瞭で楽をさせてもらいましたが、踏み跡多数で最短距離に当たるかどうかは微妙です。
怪我せず完登できたことで気力は回復、長い帰り道も気持ちよく、充実した山行となりました。
3月末に行きたいと思いますが、天狗あたりの積雪状況はどうだったでしょうか。
すみません返信おそくなりました。
主稜線のうち剣ヶ峰〜天狗〜槍ルート上は両脇くらいはまだ雪が残ってる可能性があります。
天狗下の難所はすでに雪は薄くむき出しでした。
まだ3月なのでもう少し降ってもよさそうですけどね。
お気をつけて行ってきてください
お返事 ありがとうございました。
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