大雪渓から絶景の白馬岳へ!
- GPS
- 26:20
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,794m
- 下り
- 1,786m
コースタイム
8:30猿倉駐車場〜9:45白馬尻小屋付近〜15:25白馬岳山荘
16:30白馬岳山荘〜16:50白馬岳山頂〜17:20白馬岳山荘(宿泊)
2日目
6:25白馬岳山荘〜6:40白馬岳山頂〜8:15白馬岳山荘発〜10:50猿倉駐車場
天候 | 2日間ともに晴天!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉荘から登り始めてすぐに雪道となります。 温かくなったとは言え冬山装備必須です。 大雪渓は夏の2倍以上の長さです。 技術的に難しくはありませんが、雪道の登りがとても長くかなり体力を消耗しました。 小雪渓を登り終えたあたりから強風が吹きつけ難儀しました。 大雪渓のデブリは落ち着いたとは言え、まだまだ油断禁物です。 1日目の登山者は山頂まで3名(1名はスキー日帰り) 2日目の登山者も山頂まで3名(1名はスキー) 土曜日は20人くらい宿泊者がいるそうです。 |
写真
感想
大雪渓の雪崩も落ち着いたため白馬岳へ行く。
昨年の7月に白馬岳へ行ったときは2日間ともに雨で大変でしたが、今回は2日間ともにすばらしい天気でした。
剱岳などのすばらしい眺望に加え、お目当てのライチョウを見ることもできました!
1日目
いつものように前日の夜、仕事を終えてから車で出発し梓川SAで仮眠。
朝の4時半に起きるつもりが、身体がだるく6時半まで寝てしまう。
その結果、予定より2時間遅れの8時半に猿倉駐車場を出発。
登山道は誰もおらずとても静か。
天気は快晴だが身体はいつもよりやや重い。
静かな山が好きなのだが、誰もいないと何となく不安になる。
何度か引き返そうかと思ったが、白馬尻小屋付近で雪かきをしている人と大雪渓を登っている先行者を見て安心する。
大雪渓は登りやすいのだが、傾斜がきつくなるにつれてペースダウン。
天狗菱が見えてからなかなか前に進めない。
10歩歩いては一息入れるペースでゆっくり登る。
やっとこの思いで小雪渓の急斜面を登り終えると上方から強風が容赦なく吹き付ける。
途中から写真を撮る元気もなくなり黙々と登る。
結局、猿倉から7時間もかかったが無事白馬山荘に到着。
とにかくほっとしました。
仮眠をした後は元気が戻り、夕食前に山頂を往復。
夕食後はハイマツの付近でじっと耳を澄ませながら夕日を眺める。
しばらくするとグェーと言う鳴き声とともにお目当てのライチョウのつがいを発見!途中から私を気にせずハイマツをつっついていました。
ライチョウに会うのは今年はじめてで去年のGWの蝶ヶ岳以来久々にじっくりと観察することができました。
宿泊者は3名でそれぞれ個室。
前回の北穂高岳小屋同様、この時期の山小屋はゆっくりできて本当にすごしやすい。
2日目
朝4時前に起きると空はどんより霞んでいる。
モルゲンロートは期待できそうにないが、せっかくなので防寒着を着込んで外に出る。
気温は0度とそれほど寒くないが、とにかく風が強く体感温度はとても低い。
松沢記念碑を盾に風をしのぐがじっとしているのでとても寒い。
結局、45分も外にいたため、山荘に戻ってすぐに布団にもぐりこみました。
朝食後は風もおさまり、雲も取れてすばらしい天気に!
お目当ての剱岳や北アルプスの山々が一望でき最高の眺めでした。
その後、昨日ライチョウを見たハイマツ付近でじっと待つ。
約10分後、オスの鳴き声が聞こえたと思ったら、空から舞い降りてきました。
前日とは打って変わって興奮した様子でここは自分の縄張りだと主張した後、飛んでいきました。そのため自分もすぐにその場所を立ち去りました。
下山は小屋でいっしょだった前日自分の前を登っていた方と一緒に下りる。
とても気さくな方でいろいろな話をしながら楽しく下山。
途中からはお待ちかねの尻セード。
下りは登りのつらさを忘れるぐらい楽々下山できました。
下山後、露天の温泉へ行きその後、そばを堪能。
白馬にはこれから何度も足を運んでしまいそうなすばらしい山行きとなりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する