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記録ID: 301667
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ハイキング
北陸

荒島岳 「カドハラスキー場→荒島岳→小荒島岳 (ピストン)」

2013年05月25日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.4km
登り
1,309m
下り
1,309m

コースタイム

6:05 旧カドハラスキー場駐車場 -
6:40 リフト降り場跡(登山口) -
7:05 トトロの木 -
7:30 深谷ノ頭 -
8:00 シャクナゲ平 8:10 -
9:05 荒島岳 9:25 -
10:15 シャクナゲ平 -
10:30 小荒島岳 -
10:55 シャクナゲ平 -(途中10分休憩あり)
12:10 リフト降り場跡(登山口) -
12:40 旧カドハラスキー場駐車場 (End)
天候 晴れ(山頂はガス…)
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場;旧カドハラスキー場(無料, かなりの台数可, 水洗トイレあり)
コース状況/
危険箇所等
○ 旧カドハラスキー場〜シャクナゲ平
よく整備されていて危険箇所なし。強いてあげれば、スキー場の中は浮石が多く、下りは転倒注意。

○ シャクナゲ平〜荒島岳山頂
地図ではモチガ壁に危険マーク(現地にも滑落注意の看板)があるが、特に危険は感じなかった。鎖やロープがあるが、使わなくても登れるレベル。
廃業になったカドハラスキー場からスタート。いい天気です。
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廃業になったカドハラスキー場からスタート。いい天気です。
ゲレンデの中のコンクリート道は、歩きはじめには辛い急登…
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ゲレンデの中のコンクリート道は、歩きはじめには辛い急登…
スキー場にはタニウツギがいっぱい咲いてました。
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スキー場にはタニウツギがいっぱい咲いてました。
小さな花(名前は?)に励まされて、ガレ気味の急斜面を登っていきます。
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小さな花(名前は?)に励まされて、ガレ気味の急斜面を登っていきます。
スキー場の上部まで登ってきました。経ヶ岳が見えてきます。
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スキー場の上部まで登ってきました。経ヶ岳が見えてきます。
リフト乗り場跡(登山口)を過ぎると、ブナの森がはじまります。新緑が気持ちいい〜
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リフト乗り場跡(登山口)を過ぎると、ブナの森がはじまります。新緑が気持ちいい〜
風格のある大木も…
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風格のある大木も…
若々しいブナも…
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若々しいブナも…
トトロの木(どのへんが?)も…
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トトロの木(どのへんが?)も…
みんなみんな、若葉色で光り輝いていました。
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みんなみんな、若葉色で光り輝いていました。
白山ベンチでちょっとだけ展望が開けます。霞がかっていて、白山はうっすら見える程度。
白山ベンチでちょっとだけ展望が開けます。霞がかっていて、白山はうっすら見える程度。
まだまだ続くブナ森。登りがきつくなりますが、ブナが陽射しを遮ってくれて、あまり暑さは感じません。
まだまだ続くブナ森。登りがきつくなりますが、ブナが陽射しを遮ってくれて、あまり暑さは感じません。
見上げれば、優しくて柔らかな光が降ってきます。
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見上げれば、優しくて柔らかな光が降ってきます。
陽の光を透かした葉っぱの色が好き。
陽の光を透かした葉っぱの色が好き。
深谷ノ頭のあたりは若い木が多いかな。
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深谷ノ頭のあたりは若い木が多いかな。
この森を歩けただけでも大満足でした。
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この森を歩けただけでも大満足でした。
ブナ森を抜けてシャクナゲ平。少しモヤっぽいですが、白山が見えました。
ブナ森を抜けてシャクナゲ平。少しモヤっぽいですが、白山が見えました。
シャクナゲ平からはもちが壁と呼ばれる急登のはじまり。
シャクナゲ平からはもちが壁と呼ばれる急登のはじまり。
鎖やロープがありますが、難しくはありません。
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鎖やロープがありますが、難しくはありません。
ところどころ木々が途切れて、白山を眺望。左が御前峰、右が別山。どちらも登ってみたい。
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ところどころ木々が途切れて、白山を眺望。左が御前峰、右が別山。どちらも登ってみたい。
山頂方面を見上げるとガスが抜けていきます。
山頂方面を見上げるとガスが抜けていきます。
前荒島から。白山に雲が押し寄せて来ている。
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前荒島から。白山に雲が押し寄せて来ている。
山頂は目の前なんだけど…
山頂は目の前なんだけど…
やっぱりガスガスの山頂に到着。
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やっぱりガスガスの山頂に到着。
ガスっていなければ、こういう眺望だったの図。晴れてくるのに期待し、早めのお昼にしましたが、風が強くて寒く、下山します。
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ガスっていなければ、こういう眺望だったの図。晴れてくるのに期待し、早めのお昼にしましたが、風が強くて寒く、下山します。
帰り道はお花探しをしながら。カタクリ。
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帰り道はお花探しをしながら。カタクリ。
ヒメイチゲ。ちょっと恥ずかしがり気味。
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ヒメイチゲ。ちょっと恥ずかしがり気味。
イワウチワ。
サンカヨウ。
スミレの仲間(名前?)
スミレの仲間(名前?)
ミツバツツジ?
白山は雲に飲まれていきました。
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白山は雲に飲まれていきました。
もちが壁から正面に小荒島岳。シャクナゲ平からちょっと寄り道してみます。
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もちが壁から正面に小荒島岳。シャクナゲ平からちょっと寄り道してみます。
こちらにもブナの森。
こちらにもブナの森。
蝶がたくさん飛んでいました。ギフチョウというのですね。
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蝶がたくさん飛んでいました。ギフチョウというのですね。
小荒島岳から荒島岳を見上げます。まだ山頂付近には雲が。笠雲みたいですね。
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小荒島岳から荒島岳を見上げます。まだ山頂付近には雲が。笠雲みたいですね。
キジムシロ。
ブナに混じって、カエデの新緑も。
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ブナに混じって、カエデの新緑も。
ミヤマカタバミ。
ミヤマカタバミ。
チゴユリ。
休憩で寄りかからせてもらったブナの木を見上げて。
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休憩で寄りかからせてもらったブナの木を見上げて。
スキー場に戻ると、疲れた足にはゴロゴロの石が歩きづらいです…
スキー場に戻ると、疲れた足にはゴロゴロの石が歩きづらいです…

感想

■ 新緑で溢れるの荒島岳

スタートは廃業になったカドハラスキー場。6時前に到着しましたが、駐車場には15台ぐらいが先着。すでに出発している人たちも多そうです。

準備を整えて、ゲレンデの中の急坂を登りはじめます。ゲレンデの斜面にはタニウツギがいっぱいでした。石がゴロゴロの急斜面を登り切り、リフト乗り場の跡があるスキー場の最上部に着くと経ヶ岳がよく見えました。

登山口を過ぎるとブナの森に入っていきます。朝の光が新緑のブナの葉を通して降り注ぎます。気持ちのいい山歩き。歴史を感じるような大木、まだすらっとした若木、色んなブナに出会いましたが、みんな若葉色で光り輝いていました。斜度はだんだんときつくなりますが、ブナが陽射しを遮ってくれて、あまり暑さを感じることなく登ることができました。

シャクナゲ平を過ぎると、もちが壁と呼ばれる急登がはじまります。地図では危険マークも付いていますが、危険を感じることはありませんでした。鎖やロープもありますが、使わなくても十分、登れる感じ。ところどころで展望が開けると残雪の白山が見えました。少しモヤ掛かっていましたがきれいです。この夏は白山に登りたいなぁ。

もちが壁を登り切り、前荒島あたりまで来るとガスが通り抜けるようになりました。山頂はやはりガスガス…。楽しみにしていた眺望は、残念ながら叶わず。一瞬でもガスが晴れることに期待して早めのお昼休憩にしましたが、風が強くて寒いので、あきらめて下山にしました。

帰りは花を探しながら。カタクリ、ヒメイチゲ、サンカヨウ、キジムシロ、ミヤマカタバミ、チゴユリなど。群生って感じではないけど、荒島岳は花の多い山ですね。

シャクナゲ平からは小荒島岳に寄り道してみました。途中、ギフチョウがたくさん飛んでいました。小荒島岳から荒島岳を見上げると、山頂付近にだけ雲が掛かっているのがよく見えました。笠雲みたいです。

シャクナゲ平に戻り、再びブナの森を下っていきます。この新緑の森を歩けただけでも、大満足の山行でした。“荒島岳は深田久弥の地元贔屓だ”なんて言われることもあるようですが、登りごたえもあるし、十分にいい山だと思いました。

最後のスキー場の下りは、浮石と容赦ない陽射しに苦しめられましたが…

※ ブログもぜひ↓
https://ridgeline-wind.hatenablog.com/entry/33253705

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