喬木山―氏乗山―鬼ヶ城山
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,489m
- 下り
- 1,492m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
喬木山と鬼ヶ城山の前後に三角点ピークを入れると、なかなか私らしいコースとなった。地図を見ると細かい尾根・沢がびっしりあって、2月に行った近くの二本松山と同様、やせ尾根・急斜面があるだろうと気を引き締める。また下りの尾根は注意すべきポイントがいくつもあり楽しみだ。
《登り口―氏乗山》
30分足らずでケモノ除けの柵に出会い、以下喬木山の少し手前まで続いた。赤松や広葉樹の雰囲気の良い尾根だっただけに、ちょっと興ざめで残念だった。
喬木山は中央アルプス方向だけ切り開いてある。
喬木山から氏乗山へは標高差600m。じわじわ登っている様子は3月に曽山方面から眺めていた。暑く、たまにある急斜面では疲れるが、順調に高度を上げていった。後半は枯れた笹が現れた。青い葉をつけていれば相当鬱陶しいだろうが、全く楽に通過だ。鬼ヶ城山への分岐はわかりにくいとHPに出ていたので、確認しておく。確かに下りで西進してくると、通り過ぎてしまいそうだ。
2ヶ月ぶりの氏乗山頂上。
《氏乗山―鬼ヶ城山》
先ほどの注意ポイントから100mほどの急な下りのあとは、ゆるい下りがつづく。実は私の愛読書である日本山名事典では三角点の東の1501m標高点を鬼ヶ城山山頂としている。・・・するとここには昨年11月に登られたSK氏の署名入りの赤テープが結ばれていた。私の予想どおりであり、ひとりニンマリしてしまった。
鬼ヶ城山の手前にはいくつかのHPで記されているとおりキレットがあった。岩を避けて右寄りに降りて行くとなるほどロープが続いている。でも古過ぎて全く当てにできない。それなりに注意して通過する。(初心者はやめた方が良いです)急斜面をよじ登って鬼ヶ城山に到着。神社には文化・文政といった時代の札が掛けられている。ひょっとしたら、ここで登山者に会うかもしれないと思っていたが、静かな山頂。今日も誰とも会わない山行になること確定である。
《鬼ヶ城山―下山》
この先の情報は全くないが、めざす尾根には赤テープ・プラ杭が続いている。初めの右折ポイント1320m付近、コンパスも見ながら注意して右へ折れたつもりだが・・・・赤テープは続いているが、どうも方向がおかしい。10分も下りてしまったので、登り返しは大変である。30分弱のロスで目的の尾根に戻る。
次の注意ポイントも右折。ここもコンパスで確認していたのだが、正面に午前に通った喬木山らしきが近づいてくる。いかん! どうやらコンパスを90度間違って地図上に置いていたようだ。(としか思えない) 大事になる前に戻っていくと、なるほどよく見れば右折ポイントには白テープが下がっていた。
そして次に現れたのは・・・・・クマでした。左の斜面30mくらい先のアカマツに黒いものが取り付いていた。見ると3頭いる。ということは気をつけたほうが良いという子連れグマだな。でも以前至近距離で会った時とは違って、今日は余裕で写真に撮れるぞ。向こうも距離があるせいか、それほど慌てること無く駆けていった。
次の難しい右折ポイントは注意力良く見つけたと思ったら、次は何でもない所で尾根を外れたり。 最後の目的地とした三角点を踏んで、尾根下りの醍醐味を十分に味い、無事に林道に下り立った。
予想した急斜面・岩場などは無くロープをだすこともなかったが、今日の最大の敵は尾根の枝分かれだった。上記に書いていない間違いもあったしね。
う〜ん、GPSなんて要るもんかと言っている場合じゃないかもしれない。お守りに持つかなぁ。
でもそんなことよりも、今日の話題はクマだったな。いつもの鈴を車に置いていったんだよなぁ。でもそのおかげでクマに会えたしな。これ以降すぐに予備の鈴を取り出して盛大に鳴らして下山したのでした。(なんだ持ってるじゃん、というお話)
コメント
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この週末、yama-takeさんと同じような事してましたねー
伊那山脈系・熊との遭遇(私はニアミスだけど)
尾根を間違えて自己嫌悪
してましたが、yama-takeさんが間違える位だもんね。
私がミスしても当然!元気でました
では!次回の伊那山脈縦走はご一緒しましょうねー
昨年の秋、鬼面山の喬木大島ルートでキノコ狩りしていた人が熊に襲われたって聞いたような。
彼らの親父さんでしょうかね〜。
まさかヤブ部の3名がほぼ同時期に遭遇とは、奇遇ですね
GPS、そう持っているだけで普段は見なければいいんです。
どうにも迷った時や時間的に余裕が無くなってしまった場合だけ使えば良いだけです。
って、僕は頼りっきりですけど。時間に余裕ができるので、より遠くまで足を運べます。
きのう日曜朝、背中を掻いたらダニがとれた。下山時もう少し気をつけたほうが良いようだ。
ところで、クマはなぜアカマツに登っていたのか? 食べるものも無いだろうに。秋の木の実をとる練習? わかる方がいたら教えていただきたい
とりあえず樹上に逃げたんじゃないですかね?
じっとしてれば見つからないとでも思っているのでしょう
なんか怖さを感じない光景ですね。
でも凄い勢いで降りてくるんですよね^^
一度稔君叫びました^^
ども〜!こんばんは!
クマ!クマ!凄いじゃないですか!
逃げていくもんなんですかね?襲っては来ないもの?
俺、ナイフ持って歩こうと思ってますけど・・・
でも、やっぱ普通の道には来ないですよね
なんかヤブラーズ(yama-takeさん、kokuzooさん、nucchiさん)・・・勢いあるなぁ〜(笑)
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