安達太良山・鉄山 〜花と大展望の名峰へ〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 885m
- 下り
- 881m
コースタイム
↓
8:20 薬師岳展望台 [1355m]
↓
9:50 安達太良山 [1700m]
↓
10:40 牛ノ背
↓
11:10 鉄山(昼食)
12:10 出発
↓
12:40 牛ノ背
↓
13:15 峰ノ辻
↓
13:45 くろがね小屋 [1345m](昼食)
↓
15:00 奥岳登山口
天候 | 晴れ 弱風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東北自動車道 二本松ICから30分 【駐車場】 あだたら高原スキー場 【トイレ】 ・レストハウス ・ゴンドラ乗り場(レストハウス営業時間外はこちら) ・くろがね小屋 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【薬師岳〜安達太良山】 雪渓を歩く場所が1ヵ所ありますが、斜度があまりないので子供でも大丈夫。 【安達太良山〜鉄山】 牛の背、馬の背がザレていて滑りやすくなっています。 【牛の背〜くろがね小屋】 雪解け水が小川のように登山道を流れています。深さはありませんが歩きにくく滑りやすくなっています。 |
写真
感想
春の安達太良山に、今回はK女史と一緒に登った。
無雪期の安達太良山は去年の10月以来2回目。その時の展望も良かったが、今回はそれを上回るものを見ることが出来た。
この時期、まず目に映えるのは開花し始めた花々。なかでもショウジョウバカマが見事な群生を作っている。秋、冬にしか歩いたことがない山なので、見るものが新鮮に感じる。シャクナゲやツツジの樹林帯には、他にも綺麗な花が咲いているので楽しめる。
樹林帯を抜けると山頂は近い。徐々に足元の石が大きくなり、見上げると山頂の「乳首」が待っていた。秋、冬と登頂したが、それぞれ強風でのんびり出来なかった山頂。だが今回は風が弱い。ザックとストックをデポし、デジカメだけを携行して山頂アタック!鎖が付けられているが頼らず、岩をつかんで登る。登山2度目のK女史も鎖を使うことなく登頂に成功!!
山頂からは360度の大展望が待っていた。
中でも目立つのは、白いドレスを纏った飯豊山。5月下旬だというのに、軽々しく登るなと言わんばかりの姿。惚れ惚れするほどの神々しさだ。
南には地元栃木の那須連峰、南西には尾瀬・檜枝岐、西には会津の名峰磐梯山、北西には飯豊山、北には吾妻山連峰、北東には遠くに蔵王と、南東北ドリームチームが結成されている。
安達太良山を後にし、次の目的地である鉄山へ向かう。
牛の背から馬の背を歩く間は、爆裂火口である沼ノ平が大迫力。有毒ガスのため立ち入り禁止となっている。風向きのせいか、この日はそれほど硫黄臭がしなかった。
鉄山の頂上には山頂直下の西側を巻いていく。安達太良山と違い、なだらかな山頂となっている。例えるなら赤岳と硫黄岳のようなものか。
頂上からは安達太良山と同じく南東北の山々が見渡せる。先程登ってきた安達太良山には登頂待ちの行列が出来ているように見えた。
登頂後のランチタイム。食後のコーヒーは家で挽いてきたもので、やはり香りがいい。ちょっとした贅沢だ。
鉄山から牛の背に戻り、そこから峰の辻を経てくろがね小屋へ。途中、雪解け水が川のように流れていた。もうじき残雪もなくなり夏山となるのだろう。
くろがね小屋はたくさんの登山者が休憩している。カレーが美味しいと聞いているが、いまだ食べたことがない。そのうち宿泊して食べてみたい。
小屋の近くで2回目のコーヒー休憩。日帰りでは抽出後の粉をそのままゴミとして袋に入れてしまうが、テント泊縦走の場合は、軽くするために乾燥させてからごみ袋に入れるべきだと一人考えていた。
小屋からの下山は広い林道を歩く。勢至平から馬車道が通常のルートだが、ショートカット分岐が4か所あり、今回は全てショートカットした。最後は自然遊歩道を歩いて滝を楽しむ。滝の涼しさでクールダウンして登山口に戻った。
【感想】
ほぼ計画通りの山行となり、登山初心者のことを考えた計画に無理がないことが証明できて嬉しい。どれくらいの高低差、時間、難易度であれば、我々と初心者の両方が楽しめるかは難しいが、今回はそれが実践できたのではないかと思う。
【次回の予定】
皇海山を予定していたが、体調と天候次第で木曽御嶽山となるかも。
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