釈迦ヶ岳(鈴鹿)
- GPS
- 05:40
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 787m
- 下り
- 783m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・朝明駐車場料金500円/日 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストあり ・道の状況-特に危険なところなし。 |
写真
感想
5月の山は鮮やかな新緑に覆われ、様々な花が咲き乱れる最高の季節です。
今年の開花予想はちょっと難しく感じられます。
今回はシロヤシオの花を訪ねての山行になる。
いつもの様にささやかな期待と不安を抱いて山に向かう。
釈迦ケ岳は今年の冬にチャレンジしたが事故で途中撤退している山です。
到着して驚いたことは、前回は登山者がいなかったのに50台以上の車が駐車して満杯です。
多分、目的はシロヤシオの花だろうと思う。
今日も中尾根登山道を登る。
尾根道は鮮やかな新緑の自然林に包まれ、谷から吹き上げる風は気分を爽快にしてくれます。そして尾根道は次第に細く続く急坂の岩道となる。
登山口から1時間以上登ると岩影に赤いイワカガミが咲き乱れているが、シロヤシオの花は枯れ落ち本数も少ない。
少し不安だが山頂近くに行けば咲いているだろうと期待をかけ頑張って登る。
昼前に釈迦ケ岳山頂に到達する。狭い山頂は登山者で溢れ、三々五々に休憩や食事をしている。
幸運にも山頂の一角に、1本のシロヤシオの大樹が沢山の真っ白な花を咲かせていた。
ようやく出会えた感動が心を満たし嬉しくなる。
山頂からの帰りは大陰の分岐を右折し羽鳥峰に向かう縦走コースをとる。
この尾根道が素晴らしい。
尾根道は新緑の自然林のトンネルのなかを通り、緩やかなアップダウンを何度も繰り返す。
自然林のほとんどはシロヤシオで覆われ、大きなミズナラやブナの樹木も見られる。
シロヤシオの樹木の多さに比べて開花が圧倒的に少ない気がする。
樹木により花の咲く周期が違うのだろうか。
尾根道のシロヤシオの花と混在しながら咲いている、真っ赤なアカヤシオ、シャクナゲ、ヤマツツジの花も色鮮やかで大変印象的でした。
今回は目的のシロヤシオを見ることができましたし、想定していない多くの花に接することができ満足しています。
そして短い縦走コースは変化に富み、楽しいコースでもありました。
同行していただいた諸先輩に感謝しています。
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