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ハイキング
伊豆・愛鷹
愛鷹連峰を山神社から周回(前→位牌→鋸→蓬莱→呼子→越前→黒)
2021年03月27日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,234m
コースタイム
山神社6:00→東沢分岐6:30→7:40前岳7:50→8:30位牌岳8:40→蓬莱山9:55→割石峠10:00→10:10呼子岳10:20→11:00越前岳11:10→富士見台10:25→富士見峠12:10→黒岳12:35→富士見峠12:50→山神社13:15 【歩行時間:6時間35分】
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●山神社駐車場 裾野ICからは、富士サファリパークを目指す感じ。ICからは約20分程で到着します。 ナビに従って走行しましたが、裾野市運動公園入口交差点で右折するよう案内されました。後で調べたら、直進の方が距離が短いようです。私は右折して、更に裾野市運動公園南交差点を左折しましたが、ここから国道469号線と交差する大野路交差点までは、幅広の直線道路で見通しが良く、富士山や桜並木の花を楽しむことができました。 大野路交差点には、ファミリーマート裾野須山店(24時間営業)があります。これが山神社までに見かけた最後のコンビニでした。 須山交差点を右折し、神明神社前を通過して樹林帯のクネクネ道に入ると、間もなくで大沢入林道の入口が見えてきます。「愛鷹登山口バス停」があり標識も設置されているので、わかりやすいか、と。林道は舗装されていますが、一部、不陸となっている箇所がありますのでご注意を。 駐車場は、詰めれば30台余が駐車可能といったところ。無料で使用できます。仮設トイレを見かけましたが、様子はわかりません。私のau携帯は電波が入っていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
富士山と駿河湾に挟まれた静岡県東部の愛鷹山(あしたかやま)は、二百名山に数えられています。今回は、山神社(愛鷹山登山口)から、愛鷹連峰(前岳→位牌岳→鋸岳→蓬莱山→呼子岳→越前岳→黒岳)を時計回りに周回しました。 ●山神社駐車場→位牌岳 大沢沿いの左岸に付けられた舗装路を歩き、徒渉後は、前岳への分岐(標識あり)に従い、前岳の斜面に向かいます。このあたりは石ゴロで踏み跡は薄いのですが、赤テープが豊富です。「至前岳」の標識からは、痩せた支尾根に取り付き、急登をひたすら登って行きます。眼前の稜線は遠くに感じません。小1時間ほどの登りになります。高度を稼ぐたびに後背の景色が良くなり、富士山と裾野が雄大に見えてきます。 前岳山頂はちょっとした広場になっています。樹木に囲まれて眺望は少ないです。ここから位牌岳までは、気持ちのよい尾根歩き。右手には越前岳と鋸岳を望むことができます。少々の登降を繰り返すと、山頂までは僅かの登りで到着します。 ●位牌岳→蓬莱山 通行禁止が呼びかけられている区間です。位牌岳から10分ほど下っていくと、鎖場が現れ、急降下します。その先は鎖が付けられた足の置き場が狭いトラバース箇所になりますが、途中、幅1m弱程でしょうか、道が完全に崩落していました。私が大股を開いても対岸に届かず、斜面に足を付けながら通過しましたが難儀しました。 そのすぐ先には、恐らく大沢に続くと思われるエスケープルートの入口(標識あり)があります。直進するとその先ではピークを巻きながらアップダウンを繰り返し、蓬莱山から数えて手前3つ目のピーク(「縦走路」の標識あり)に差し掛かります。ここからは足がかりの少ない鎖場が断続的に現れます。 一番難しいのは、比較的長い鎖を頼りにルンゼ内のスラブ状の岩の上を降りる箇所。足下は滑りやすく、また、脆いので落石が発生します。足を滑らせると、一気に全体重が腕にかかり、滑落の危険があるのでバランスを取りながら慎重に降下しました。その後も、次のピークにかけて、大きく登降をする箇所があり、やはり足場が乏しく気を遣いました。道は細く、切り立った崖の上を通過します。 ようやく蓬莱山に辿り着くと平和が訪れます。 ●蓬莱山→越前岳→黒岳→山神社駐車場 石割峠まで下れば、呼子岳は間もなく。その後、越前岳へは緩やかな勾配の尾根道歩きとなります。時折、左手に駿河湾が見えるのですが、残念、今日は靄っていてよく見えませんでした。 辛抱の登りを経て越前岳に着くと、大勢のハイカーに出会います。午前11時でしたので、丁度、人が多い時間帯で、十里木方面からは続々と登って来ていました。 黒岳の縦走路に入ると、自衛隊の演習とサファリパークの案内放送の音が近くに感じるようになります。富士見台からの富士山は見事。ここは絶好の写真撮影スポットですね。富士見峠までは下り基調で、尾根の幅が広くなると道が不鮮明になりますので、赤テープを見逃さないようにしましょう。 富士見峠からは黒岳まで登り返し。足下には木の根が張りだして歩きにくいです。峠から山頂までの距離は700mと短く、標高差も左程ではありません。黒岳山頂はのんびりピクニックするには最適で、桜の時季は花と富士山を愛でることができます。 峠まで戻ると、山神社までの下りに取りかかります。愛鷹山荘を通過すると、道はトラバースしたり、沢に入って下ったりを繰り返し、樹林帯に入っていきます。 程なく、祠が見えてくると、駐車場は指呼の間です。 ●全体的に 山神社の標高は760mで、前岳は1336mですから、稜線までの登りは急登とはいえ標高差は大きくありません。鋸山通過がありますし、その後も黒岳まではアップダウンを繰り返しながら歩きますので、前半では足を貯めておきたいところです。稜線からの景色を楽しみながら、ゆっくり歩くと良いでしょう。 鋸岳の通過ですが、岩場というよりも幅狭の土道を踏みながら登降を繰り返す感じで、岩稜帯といえる区間は短いです。高度感がある崖上の足場が限られた箇所では、緊張を強いられますので、天候などコンディションの良い日を選びたいです。着雪などがあると難儀しそうです。 今回ルート上に、天然の水場、有人小屋はありません。愛鷹山荘のトイレは、見た感じでは使えそうにありませんでした。私のau携帯は、概ね電波が入っていたようです。 要所に指導標識があり、踏み跡が薄い場所には赤テープが付けられていますので、迷いはありませんでした。 |
その他周辺情報 | ●富士遊湯の郷・大野路 食事処、和風旅館、ファミリーキャンプ場の大野路さん。温泉の日帰り入浴は、中学生以上が800円ですが、駐車場に近い山神社の祠近くに、割引券が備えられており、200円引きになります。 行ってみたら、臨時休館とのことでガッカリでした。(゚◇゚)ガーン http://oonoji.co.jp/ ●フジノデリス 「御殿場 お土産」で検索してヒットした、御殿場ICに近いプリンの店です。山神社からは車で25分ほどでした。私は甘味は好んで食べませんので、家族に買って帰りましたが、焼き固められたプリンではなくて、柔らかくてクリーミーなのだとか。高評価でした。 https://retty.me/area/PRE22/ARE327/SUB7704/100001536167/ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
前週は週末にグループ登山の予定があったのですが、雨天でお流れになってしまいました。
最近は運動不足でして、正直、太りました。 (@ ̄□ ̄@;)過去最高?!
体を絞ろうと、出かけてきたのが静岡県の愛鷹連峰。
東京方面から東名道を使って静岡県に向かうと、右手に丹沢山地、左手に箱根外輪山を見た後、御殿場の先で正面に見えてくる富士山南麓にある山塊です。
今日は、思ったよりも体が良く動いてくれました。難所の鋸岳通過は、思っていたよりも手強く感じましたが、全行程の踏破時間は想定よりも早めで済みました。
自分を体力的に追い込むと「今日はこれ以上ペースが上がらない」とか「どこまでも歩いて行けそうだ」などと限界が見えてくるものですが、そのことで自分の体調には波があることが分かり、2〜3週間で好不調が入れ替わっているように感じます。
今日はたまたま周期が良かっただけなのかもしれませんね。(;^_^A
曇り空で、すっきりと駿河湾を望むことができませんでしたが、位牌岳に続く稜線から見えた富士山と越前岳の雄姿が素晴らしく、来て良かったと思いました。
山梨方面に出かけることが多いので、静岡県からの「表富士」を見られるのは新鮮でいいですね。😊
明日はまた、前週の日曜と同様に春の嵐なんだとか。次回の構想を練る時間としたいと思います。それではまた。
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拙レコにご訪問いただき、ありがとうございます。(^-^)/
satotyanさんも精力的に山歩きをされているようですね。レコは後程拝見したいと思っております。
黒岳山頂の🌸桜は、そろそろ咲いているのかなぁ。また愛鷹山に行きたいと思っている私です。
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