ソールを張り替えたLOWAの足慣らしでウトウノ頭へ(東日原BS〜ウトウノ頭〜酉谷山〜天目山〜東日原BS)
- GPS
- 08:10
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,614m
- 下り
- 1,606m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(往路) 奥多摩駅8:00→8:30東日原BS 西東京バス(450円)←8:00発は臨時便です。 (復路) 東日原BS17:22→奥多摩駅17:49 西東京バス(450円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
タワ尾根(一石山神社〜タワ尾根分岐) バリエーションルートなので道標などは殆んどありませんが、全行程で踏み跡はかなり明瞭で赤テープも等間隔にありました。 踏み跡が薄く感じたのはミズナラの巨木から先くらいです。 長沢背稜(タワ尾根分岐〜一杯水避難小屋) ルート上のピークは全て巻くことができます。その場合はなだらかなトラバースの道が延々と続きます。 天目山から一杯水避難小屋への下降点には道標はなく、そのまま真っすぐ稜線伝いに踏み跡もあるので、そちらに引き込まれないように注意。 下降点は天目山の少し先にある岩場を乗り越えた先にあります。 ヨコスズ尾根(一杯水避難小屋〜東日原BS) 一般ルートで危険箇所、迷う箇所は無し。 トイレ… 東日原BS、鍾乳洞BS手前の谷側、日原鍾乳洞、酉谷避難小屋、一杯水避難小屋にあり。 水場… 萬寿の水…中日原BS前にあり。水量豊富。 幽水栃の雫…中日原BSと鍾乳洞BSの間の斜面にあり。水量わずか。 酉谷避難小屋…小屋前にあり。水量ごくわずか。 一杯水避難小屋は未確認。 |
写真
感想
今月いっぱいは残雪期の山を楽しもうかと思っていたが、皆さんのレコを見ていると雪解けは意外と早い。
おまけに先週先々週と週末にチョットした用事が入ってしまい、日帰りしかできない状況。そしたら、なんだか雪山への意欲もなくなってきた。
それに先月ソールの張り替えが終わった夏靴も履くことなく、ほったらかし。ここらで今シーズンの雪山を切り上げて、夏山への準備に取り掛かろう!
ということで、久々に夏靴を履いて、以前から行ってみたかった奥多摩のウトウノ頭に登ってみることにした。
始発の電車で奥多摩駅へ。ここから8:35発のバスに乗る予定だったが運良く8:00発の臨時バスが出ることになり、これの乗車。これは嬉しい誤算。
乗客の大半は川乗橋で下車。残りの10名ほどは東日原まで行ったが皆さん鷹ノ巣山のようで、日原鍾乳洞へと向かう人は1人もいなかった。
一石山神社からタワ尾根へと向かう。この日は暑くて神社までの道路歩きの段階で既に汗だく。登り始めると更に汗が噴き出るは、滴り落ちるは。
もともと汗かきだが、それにしても汗の量が尋常じゃない。喉もやたらと渇くし、熱中症かと疑うほど。前日の寝不足が影響してるのか?
神社から尾根に乗るまではなかなか急な斜面を登って行くとあって、この体調では行けてウトウノ頭までかも…と思えてきた。
ようやく尾根に乗ると、すぐに一石山の山頂。ここからはなだらかな尾根歩きになったことと、ひと汗かいて体にも切れが出てきたせいか幾分ラクになった。
今日歩いているタワ尾根はバリエーションルートということで少し心配だったが、予想以上に踏み跡はハッキリしている。
その踏み跡を忠実にたどって行くと、やがてミズナラの巨木に到着。たまに見る樹齢何百年とかの杉の巨木などに比べたら存在感は劣るけど、充分に立派でしたよ。
この巨木の立つ一帯は広くて踏み跡が見つけられなかったが、尾根を上へと進むとすぐにまた明瞭な踏み跡が出てきて一安心。以後、踏み跡が途切れることはなかった。更に真新しい赤テープも等間隔に張られていた。
この先は広くてなだらかな尾根道が大半なので、地図にある人形山と金袋山はいつの間にか通過。篶坂ノ丸も山名が書かれたプレートがあることで分かった。
ウトウノ頭へは、なかなか急な登り。ふいに上から熊鈴の音が聞こえてきたと思ったら単独男性が下りて来た。今日初めて、且つこのタワ尾根で唯一会った登山者でした。
ウトウノ頭に着くと待っていたのは、あの個性的な2枚の山頂標識。そうなんです!これが見たかったんです!
なんでも善知鳥と書いてウトウと読む海鳥がいるらしく、それをデザインしているらしい。その山頂標識は陶板と木板の二種類があるが、特に木板の方は本当にきれいに彫刻されていた。
さてこれで目的の大半は達成してしまったが、まだ時間も早いし体調も戻ったので予定通り長沢背稜へと向かう。
ややザレた急な岩稜をどんどん下って行き、鞍部から今度は急な登り。それをこなすと運搬用のモノレールと合流し、あとはこれに沿って上へと目指すだけ。
モノレールの終点からは、僅かな登りで長沢背稜に出た。この合流点から少し登ればタワ尾根ノ頭に行けるらしいが、予定している17:22発のバスにはギリギリな感じなのでパス。ここは、いつか歩くであろう長沢背稜縦走の時にとっておこう。
長沢背稜はなだらかなトラバースがひたすら続く、歩きやすい道。相変わらず人の気配はない。
酉谷山も巻くことはできたが、ここは長沢背稜の中でも主要なピークなので登ることに。すぐに急登になりチョット後悔したがそれも長くは続かず、15分で山頂に到着。
山頂には外国人男性2人が休んでいた。奥多摩にはもっとメジャーな山もルートもあるのに、なんでこんなとこに〜!?(笑)
時間的に私もここで昼食にしようかと考えていたが、少し前から雲行きが怪しくなってきて西の方から黒い雲が迫ってきていた。雨には極力降られたくなかったし、適宜行動食を口にしていてまだお腹もすいていなかったので、そのまま先を急ぐことに。
酉谷避難小屋をチョロっと覗いてから、相変わらずなだらかなトラバースな道を歩く。ただ新緑はきれいなんですが、これといって足を止めてしまう所もないので少々疲れてきた。
先ほどより空も明るくなってきたし、バスの時間にも余裕が出てきたので七跳山で昼食に。ここも当然静かでしたが小さな虫がたくさんまとわりついて、うるさかったなぁ〜(><)
結果論になるが、この先のハナド岩で昼食にすれば良かった。展望は良いし虫はいなかったし…(^^;)
展望といえば天目山は更に開けていて、今後長沢背稜を歩く方はぜひ寄ってほしいですね。
天目山から一杯水避難小屋に下りますが、そのまま稜線伝いに歩いて行くと蕎麦粒山方面へと行ってしまいます。山頂から少し先の岩場を越えると、少し先に標識はないが右へ下る踏み跡があるので、見過ごさないようにしましょう。
避難小屋まで来れば、あとはヨコスズ尾根を下るだけ。この尾根もなだらかに下って行くのでラクなんですが展望もなく単調、おまけになかなか標高が下がらないから段々イヤになってくる。
と思ったら、後半になると一転して急な下りが続き、最後は疲れちゃいましたけど〜(汗)
東日原バス停に着いたら汗でビッショリのシャツを着替えて、すぐそばの売店でコーラで疲れを癒して(あっ!もちろんビールも売ってましたよ!)この日の山行も無事に終了となりました。
冬の間はずっと雪道を歩いていたので、久々に歩いた土の道は疲れた〜。
特に岩場は妙に足裏が固く感じた。
夏までにしっかりと夏山仕様の足にしないと!
今年は梅雨入りも早そうなので、明けるのも早いかな?
そしたら海の日3連休もフルに楽しめそうだー♪
今後登ってみたいと思っているところなので、
レコが参考になりました!
僕もあの山頂標識を目の前で見てみたいです
hiroumiさん、こんばんは!コメントありがとうございます!
あの山頂標識は、やっぱり実物を見てみたくなりますよね
特に新しい方のは、ホントに見事な彫り具合でした!
匠と言ってもいいくらいです
ぜひhiroumiさんも生で見に行ってみて下さい!
老婆ーを化粧して、熟女に変身させましょう。
ヌバックは二度おいしい皮革で、使いこんで色あせしてきた場合、ウエットプルーフ、B-ワックスを塗り込むことで、全く違った風合いになります。
加えて、防水機能が復活。
風合いが、「黒光」的になるので、ビックリしますが。
普通の登山店では、ゴアの関係もあり推奨してませんが、新品の時から推奨している登山店もあります。
http://www.backcountry-shop.jp/fs/bcshop/kutsu/waxset
私は、キウイーのウエットプルーフを塗り込んでるだけですけど。
シロヤシオや、ギンリョウソウの写真を拝見しますと
なんとなくホッとします
このエリアの山と高原地図を持っていないのでピンとこないのですが
破線ルートなんですね。破線ルートによくある踏み跡が消える瞬間、
そして上を目指しているとまた現れる、特徴がでてますね
このルート上にはテン場はなさそうですね
長距離の靴慣らし、お疲れ様でした
タワ尾根、紅葉の頃いいらしいですよ〜。
タワ事でした。
くだりには、使いたくないくらい急ですよね〜。
クダラナイハナシです。
ヨコスズ尾根のヒノキ林に、「自力更生」の木を見ませんでしたか?有名な一回転してまっすぐ上に伸びているネジネジの木。
ヨコスズ尾根でヨコシマな事をして、ネジ曲がったそうです。
東日原バス停の前に、20台くらい P出来る場所(トイレあり)があったとおもいましたが、 で行かれたのですね・・・。
そうなんです。私の老婆ー、足もとは整形 して見違えるようになったんですが、肌は写真のとおりガサガサなんです
早速ご紹介頂いたサイトを見てみました。
とても同じ靴とは思えないですね
ヌバックがオイルレザーに大変身じゃないですか
これは検討の余地アリです!
ありがとうございました〜!
このエリアの地図は持っていないんですか?
まぁ〜まだまだ丹沢のエリア開拓に余念がないでしょうから
ただ奥多摩にもマイナーな尾根がたくさんありますから、丹沢が一段落したらどうでしょう?
奥多摩の詳細地図も確か出ていたはずです。
テン場はないですが、避難小屋の前に張るスペースはありますから心配ないですよー
Bochiさんもタワ尾根歩かれたことあるんですね。
最近腹まわりがタワんできたので、急登はキツかったです
秋は紅葉がキレイそうですね。
天気が良かったらウトウノ頭でウトウトしてしまうかも?
ヨコスズ尾根のネジネジの木、見ましたよ!
でもそんなに有名な木なんですか?
失敗したぁ〜。面白い木だったのに写真撮るの忘れちゃいました…
東日原BS前の駐車場は他の方のレコを見ると、あるみたいです
協力金500円とか…
kengamineさん、こんばんわ。
タワ尾根を歩かれてたんですね!見逃してました|д゚)チラッ
先週、当方は天祖山から長沢背稜でした…
本当はタワ尾根を歩きたかったのですがバリルートで
びびってしまい敬遠してしまいましたΣ(ノ∀`)ペシッ
いつかはあの標識を拝みたいものです…
天祖山もそうでしたが新緑が美しいですよね、奥多摩も!
ソールと土への足慣らしも万全だったようで何よりでした。
大変お疲れさまでしたヽ( ´ー)ノ
タワ尾根、私もどんなものかな〜と不安はありましたが、いざ歩いてみると踏み跡明瞭、赤テープも豊富にあり、やや拍子抜けでした
加えてHorumonさんはGPSも持っているようですから、問題ないと思います
それにpentarouさんの読図力があれば…
天祖山は私はまだ登ってないので、こちらもいずれ行かなくてはいけませんね!
ということでHorumonさんも近いうちに、タワ尾根どうでしょう?
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