富士・御坂/天上山

2021年03月31日(水) [日帰り]

• GPS: 01:09
• 距離: 4.0km
• 登り: 357m
• 下り: 355m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:50
• 休憩: 0:13
• 合計: 1:03

距離 4.0km 登り 357m 下り 356m

5:25 天上山公園入口
5:34 ナカバ平展望広場
5:46 5:47 カチカチ山ロープウェイ富士見台駅
5:50 天上山展望台
5:57 6:03 天上山
6:07 6:10 天上山展望台
6:11 6:12 カチカチ山ロープウェイ富士見台駅
6:19 ナカバ平展望広場
6:23 6:25 天上山公園入口
6:28 船津浜温泉街

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場
河口湖船津浜の県営駐車場（無料）に駐車。

コース状況／危険箇所等

◆道の状況
特に危険箇所は無い。
◆登山ポスト
周辺には登山ポストは見当たらなかった。

写真

3/31 5:17

夜明け前の河口湖畔船津浜。静寂だ。御坂の黒岳のキリっとした稜線が朝の空気を締めている感じ。

3/31 5:19

温泉街を抜ける。ランナー1人と歩いている人1人だけ。クルマも通行しない。満月のようだ。

3/31 5:20

すぐに天上山護国神社の石碑に着く。ここから登って行く。

3/31 5:24

護国神社。この右脇に遊歩道が着いている。

3/31 5:26

アジサイ散策路と言うからアジサイの季節も良いだろう。いくつかルートがある。

3/31 5:26

メインのハイキングコースはこんな感じ。早道コースと道標がある。

3/31 5:28

行ってはいけない所にもこのように道標がある。

3/31 5:28

ミツマタに出会った。

3/31 5:31

広場に出た。ナカバ平展望広場のようだ。

3/31 5:32

富士山が真っ正面。石碑には「惚れたが悪いか」とあるが、太宰治の「かちかち山」の一節のようだ。小説は美少女に対してだろうけれど、ここでは富士山にかもしれない。

3/31 5:38

カラマツ越しに河口湖側の展望。黒岳はよく目立つピークだ。

3/31 5:43

再び南側が開けて好展望。朝陽が当たって赤くなって来た。

3/31 5:45

ロープウェイ駅の広場に出た。あちらこちらにタヌキとウサギのモチーフが散らばっている。

3/31 5:46

天上の鐘。

3/31 5:46

うさぎ神社？

3/31 5:48

少し登ると展望台が立てられていたがこの時間はロープが入口に張られていた。

3/31 5:49

展望台に登らずともこの展望が得られる。

3/31 5:50

前方には三ツ峠が見えて来た。この尾根は三ツ峠に続いている。

3/31 5:51

道標にも三ツ峠が現れて来た。ここは天上山山頂へ向かう。

3/31 5:52

天上山山頂。嘯山とも呼ぶらしい。小御嶽神社が鎮座する。

3/31 5:53

天上山の山頂の解説。

3/31 5:54

少し樹林は邪魔になるがここからも富士山の好展望はある。

3/31 5:55

朝陽が当たるモミの大樹。

3/31 5:59

少し先に行くと三ツ峠山がもっと良く見えるところがあるかと思ったがすぐにはそんな所は無かった。走り去る鹿がいた。この辺りで引き返すことにした。

3/31 6:01

復路は天上山の巻道を使う。

3/31 6:04

光の加減が違うとまた違う美しさが感じられる。

3/31 6:04

さっきの展望台の入口。信玄と武将、姫の顔出しもある。

3/31 6:05

モクレンだろうか。

3/31 6:07

サクラと富士山。つい撮ってしまうもの。

3/31 6:16

ナカバ平からは富士山と反対の河口湖側の展望も良い。

3/31 6:17

またまた富士山。

3/31 6:23

帰りは少し手前にあった九十九折りの階段を降りていく。

3/31 6:27

船津浜に帰着。腹も空いたし美味しく朝ごはんが食べられる。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

moto g(7) plus motorola

感想

tadomasa

春休み旅行の隙間時間を使って河口湖のほとり、三ツ峠から南に延びる稜線の末端にある天上山に登って来た。富士山に一番近い展望台と言う感じで兎に角絶景。アジサイの頃も良いみたい。

船津浜の温泉宿で夕方地図を広げて河口湖の北側の山の連なりを観ながら山岳同定に興じていた。そして翌朝に歩ける所は近くに無いかと探した所、天上山を見付けた。ヤマプラを見ると麓の護国神社から山頂往復で2.5km, コースタイムは1h30m。宿から往復して4km程度だから朝ご飯前には手頃な感じ。みんなの足跡を見るとその先から湖畔に降りて一周することも出来るようだ。まあ行ってみてのこと。日の出の時間は5:30頃なのでそのちょっと前に出れば7時までに戻れそうだ。

5時のアラームで起床して水だけ持って出掛けた。宿の中も外も静か。走って行く人が一人、湖畔の道路を歩いている人が一人と言う所。駅の方に向かうとすぐに護国神社の石柱があり、そこから遊歩道的な径を登って行く。ひと登りすると護国神社でその右脇からハイキングコースの径が登って行く。アジサイ散策路とあちらこちらに書かれていたのでその頃には鮮やかに咲いているのだろう。10分程でナカバ平展望広場と言う広い段に着いた。それまでもちょこちょこと望めていたもののここからは正面に雄大な富士の姿を眺めることが出来る。最高の展望台だ。実は湖側の展望も良いと言うのは下る時に解った。太宰の文学碑もあったが、「惚れたが悪いか」とカチカチ山と天上山の繋がりは帰って調べて理解できた。

また10分程登るとロープウェイ駅が見えて来る。こちらの方が更に観光的になっている。ウサギとタヌキがあちらこちらに居る。もちろんここも富士山の絶景展望台だった。もう一段登ると大規模な展望台が建てられていたけれどこの時間はまだ入場禁止のようで残念ながらロープが張られていた。そこからは巻道を分けてすぐに天上山の山頂だった。山頂には小御嶽神社が鎮座する。巻道の分岐の手前から少し三ツ峠が見えたのでもう少し先に行けばどうか？と思い、稜線を少し歩いてみたが全く期待外れだったので、周回コースは止めて展望の良い登って来た径を下ることにした。天上山を越した所でキョンと鳴きながら鹿達が走り去って行った。少し驚かせたようだ。

朝は刻々と光線の具合が変化するので同じ径でも富士の眺めは飽きない。富士山の裾野から離れた山としては足和田山や山中湖の北側の山々と同じくらい富士山に近い。本栖の竜ヶ岳よりも近い。今日も良いタイミングで良い山に登ることができた。富士五湖周辺はあまり歩いていないから楽しみもたくさんあるな。