立岩と大屋山〜ちょっとコワい西上州の山をダブルで

2021年03月30日(火) 〜 2021年03月31日(水)

• GPS: 06:13
• 距離: 8.3km
• 登り: 965m
• 下り: 965m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:23
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:54

8:14 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）
9:42 10:05 立岩
10:46 10:47 荒船山分岐
11:04 11:10 威怒牟畿不動滝
11:18 11:19 威怒牟畿不動星尾峠分岐
11:45 11:45 威怒牟畿不動分岐
11:53 11:53 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）
12:05 12:05 線ヶ滝
12:08 宿泊地

2日目

• 山行: 1:48
• 休憩: 0:25
• 合計: 2:13

10:05 蓼沼登山口
10:36 10:36 神明宮
10:50 10:50 大屋山
11:03 11:21 展望台
11:31 11:34 大屋山
11:47 11:51 神明宮
12:18 蓼沼登山口

天候

30日は曇り
31日は晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

線ヶ滝の先の駐車スペースは10台くらい可。
大屋山の登山口、路肩に数台、もっと下の登山口に停めている人もいました。

コース状況／危険箇所等

　岩場にはしっかりしたクサリがついています。ジジイでも行けるくらいですから…。でも、道が不明瞭だったり尾根がかなりヤセていたり…。まあピンクテープを見ていけば大丈夫ですが…。
　立岩のクサリ場手前の「ルンゼ状」の登りは落石注意です。多人数でいく場合や休日など人が多いことが予想される場合はヘルメットがあった方がベター！

写真

3/30 8:02

これが、立岩、なかなかこうやって見えるところってないんですよね。

3/30 8:12

登山口。当然だれもいません。

3/30 8:17

沢を2回わたります。

3/30 8:24

初めのうちは植林帯の登りです。

3/30 8:47

見えてきましたね〜！

3/30 9:01

頭上高くのしかかるように…。

3/30 9:06

この登りがキツい！。急で足場が不安定です。ゴロゴロ岩がくずれていきます。それで、「あれ、この先、道がない…」

3/30 9:14

…って、右を見ると…。出ましたね〜！。このクサリ場！。傾斜もそれほどではなく、幅もあるんですが…、…右側がゼッペキです。

3/30 9:16

右を見ないように登り切りました。長いです。

3/30 9:25

背後に聳えるのが東立岩でしょう。

3/30 9:29

こんなところです。でも、案外うまく道がついています。

3/30 9:43

山頂は狭いです。

3/30 10:02

こんな天気なんです。雲に隠れてるのが荒船山の山頂みたいです。

3/30 10:02

見えるのはこのあたりだけ。

3/30 10:06

あの岩を越えるみたいです。

3/30 10:07

山頂の少し先にもベンチがあって眺めが開けます。

3/30 10:08

そんなのが山頂の先にあと2カ所ありました。

3/30 10:30

それで第二の難所、ダブルのクサリで登っていくんですが、意外に短かったです。はい、もちろん左右は見ないようにしました。

3/30 10:35

登りきったところからの背後の眺めです。右が西立岩、左の岩峰は巻いてきました。

3/30 10:35

その先はこんなヤセ尾根。

3/30 10:36

再び振り返ると…。

3/30 10:46

ここから稜線を外れます。

3/30 11:07

それで、着いたのが「いぬむぎ不動」、「威怒牟畿」って、読めないよ！

3/30 11:07

崖の上から水が落ちているんです。その滝の裏側に「いぬむぎ不動」があるんです。

3/30 11:06

滝の裏側にいくとこんな感じです。

3/30 11:07

群馬のエンジェルフォール？

3/30 11:09

この程度じゃ〜滝とは言えない？。でも、水行やったらそうとう痛そうです。

3/30 11:11

なんとも面白い所でした。

3/30 11:33

その先もこんなところがあって、侮れません。

3/30 11:35

そんなところにネコちゃん発見。

3/30 11:35

「イヌムギ」で「ハナネコ」っていうわけですね。

3/30 11:56

登山口のすぐ下には線ヶ滝。これ、意外とゴーカイです。

3/30 11:59

さっきの「イヌムギ不動尊」の滝がこれだったら、そーとーな絶景ですね。

3/30 12:19

返る途中から立岩を振り返ります。あれ、すぐ形変わっちゃう！

3/30 12:26

南牧村の春！、スバラシイ！

3/30 12:27

あれってアカヤシオだよね。もう咲き始めてるの？

3/31 10:01

2日目は大屋山、ここが登山口。

3/31 10:02

スミレ発見！、あれ、オカスミレ？それともノジスミレ？ちょっと自信なくなりかけてます。

3/31 10:05

すぐに、こんな眺め。

3/31 10:08

ポツンと2軒屋（下の方にもう一軒）。でも、残念ながら人、住んでないみたいです。

3/31 10:19

ここも、初めのうちはこんな植林帯。

3/31 10:41

尾根に乗りました。

3/31 10:55

狭い山頂は人がイッパイ（4人）。それでその先の眺めのいいピークとやらに行ってみます。ここかな？、いや、まだまだ先でした。

3/31 11:03

ここがその眺めのいいピーク。昨日登った立岩です。

3/31 11:04

左の三角形が荒船山の最高峰。

3/31 11:05

碧岩とか大岩というらしいです。

3/31 11:05

ちらっと八ヶ岳。何しろ、このあたりの山、低いし、周りを少し高い山に囲まれてるんで、お馴染みの高い山、ほとんど見えません。

3/31 11:05

遠くの山もほとんど名もない山です。

3/31 11:19

立岩再び！

3/31 11:32

山頂に戻ります。

3/31 11:32

ここからも碧岩とか大岩見えます。

3/31 11:41

それなりにコワいヤセ尾根、あります。

3/31 11:50

道を少し外れると眺めのいい伐採地があります。立岩と遠く荒船山の経塚山と右は登ってきた大屋山のあたり。

3/31 11:50

ほとんど名もない山。手前の碧岩と大岩だけ知られている？西上州ってそんなものです。

3/31 11:50

3/31 12:09

やっぱりこれはノジスミレかな？

3/31 12:11

登山口付近の眺め。真ん中の岩峰が桧沢岳。一番名前が知られた山でそんなもんです。

3/31 12:11

やっぱり、アカヤシオ。他の少し高い山でもそろそろ咲き出す？

3/31 12:37

春爛漫！

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

感想

tsu-pm

【西上州でダブル】
　西上州といえばアカヤシオですが、まだちょっと早い…。そこで今回はアカヤシオがあまり咲きそうもない山、2連発。
　どちらも短時間で登ってこられる山なので、一日でダブルも出来そう？、でも、今回は初日の天気が思ったより良くなかったため、大屋山は次の日ということに…。

【ちょっとコワい立岩】
　最初の立岩、コワいところが2ヶ所あるとか…。その第一段目が登りにある斜めクサリ場、ところが、そこまでの道がこれまたかなりの難所、ロープのついた急な道、歩く度に不安定な石がゴロゴロ落ちていく…、ここ、何人かで歩くときや人の多いときはヘルメット必携です。…そんな坂道を必死で登っていくと、突然道がなくなる！「あれ」って右を見ると、何度かレコで見たことのあるあのクサリ場、「なるほど！これだったのね」
　ここ、傾斜も比較的ゆるく、幅もあるんだけど、右を見るととんでもない高度感が…。それに長い！。とにかく右を見ないように…って…。
　それに比べて、頂上の先の2つめの難所、傾斜は急だけど意外に短い！。こちらは左右を見ないようにしてクリア。
　この山の見どころは「いぬむぎ不動」と「線ヶ滝」どっちもちょっと面白いトコですが、これ合体すれば（できるわけないけど…）とんでもない絶景でしょう！

【短時間で登ってこられる大屋山】
　…でも、さすが西上州、道がはっきりしなかったり（ピンクテープ見ていけば大丈夫）、ちょっとコワいヤセ尾根があったり、ここしばらく高尾山くらいしか登ってなかったジジイにとって、ちょっと刺激的でした。

　それにしても、この南牧村の春、なかなか美しかったです。険しい山々とのどかな山村、梅が終盤で桃や桜やレンギョウなんかがいっせいに咲きだして…。そう、ジジイもやっと春を迎えられました。

　そんな西上州、やっぱり次はGWあたり、アカヤシオ…って…。ところが、もうすでに麓に近い岩場がピンク色になっているのを見てガクゼン…！今年のアカヤシオ、異様に早い？