たった一人の岩殿山

2012年07月28日(土) [日帰り]

• GPS: 04:49
• 距離: 7.3km
• 登り: 517m
• 下り: 520m

コースタイム

駐車場6:05
丸山山頂6:20
岩殿山山頂6:45-6:55
（途中30分程朝食休憩）
天神山8:40
稚児落し9:07-9:40
浅利集落登山口10:24
駐車場10:54

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桂川沿いの岩殿山市営駐車場駐車場、10台位停められます。この日は朝6時の出発時、ほかに1台だけ停まっていました。

コース状況／危険箇所等

岩殿山までは整備された公園内の道なので問題ありません。
岩殿山から稚児落しまでは、藪で狭くなっているところはすごいクモの巣だらけ。
岩場、鎖場、梯子、断崖のトラバースなど危険なところはたくさんあります。とにかく落っこちないように細心の注意で行きましょう。
稚児落しから落ちたら命は無いでしょう。

写真

7/28 6:00

駐車場から岩殿山。中央道から見える大きな岩を下から。

7/28 6:01

アップで撮ってみました。

7/28 6:11

岩殿山までは公園の道を登ります。

7/28 6:11

整備されていますがそれなりに急です。

7/28 6:19

ほどなく山腹の丸山にある丸山公園に到着。

7/28 6:20

春は桜がきれいな所だそうです。

7/28 6:20

なぜかこの中はプラネタリウム、早朝なのでまだ開いていません。

7/28 6:40

7/28 6:43

岩殿山に到着。大月市街が一望。秀麗富嶽十二景の一つですが、真夏の霞んだ空気のせいで富士山は見えません。

7/28 7:00

岩殿山から少し戻って、いよいよ稚児落しへ。

7/28 7:22

途中、岩場と林コースに分かれますが、もちろん岩場を選択。

7/28 7:24

さっそく岩場登場。

7/28 7:25

ここはロープ無では登れません。

7/28 7:26

今度は鎖と梯子。

7/28 7:28

7/28 7:30

気持ちの良い尾根道ですが、しばらく誰も歩いていないのか、すごいクモの巣だらけ。

7/28 7:32

ここは右の柵に掴まりながら岩場を横切ります。

7/28 7:34

狭い足場の下はホントに断崖です。慎重に行きます。

7/28 7:34

岩場が続きます。ちょっとしたロッククライミングのようで楽しい。

7/28 7:41

稚児落し方面の道標。

7/28 7:49

景色のいい岩の上で朝食にしました。絶景独り占め。

7/28 7:56

7/28 8:06

7/28 8:40

さらに行くと祠がありました。ここを左に下る道がありましたが、少し下っておかしいと思い、戻ったら右に行く道がありました。右が正解。

7/28 8:40

ここは天神山という小さなピークでした。

7/28 8:57

木々の合間から大岩壁が見え隠れしてきます。

7/28 8:57

だんだん大きくなってきます。ほんとに凄い断崖絶壁だ。

7/28 9:07

いったん樹林帯に入り、後ろから岩壁の上に出ます。ここが稚児落し。

7/28 9:12

左の岩壁の上を歩いてきました。

7/28 9:23

稚児落しの上は結構広いです。気候が良ければ休憩に最高ですが、今日は照り返しもあって暑い暑い。写真の右側は100m以上はある崖なのであまり端まで行かない方が良いです。

7/28 9:54

岩壁の恐怖を堪能したら浅利の集落に下って行きます。

7/28 10:00

7/28 10:06

7/28 10:24

あまり高い山ではないので、あっという間に下りてきました。

7/28 10:29

桂川を見ながら車道を歩きます。それにしても日差しを遮るものが無くて暑いです。

7/28 10:43

下から見た稚児落し。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR200 カシオ

感想

oysam

今日はロンドンオリンピック開会式の日。みんな早朝からオリンピックを見ているのか、それともこんな暑い日に低山を歩く物好きはいないのか、山の中では一人も会いませんでした。

岩殿山まではあっというまで、稚児落しまでが本格的な山歩きです。とは言っても急なアップダウンが続くところも無く、のんびり歩けるのですが、岩場ゾーンは別です。スリリングなところもあり、緊張を強いられます。熱中症になりそうな暑い中、ふらふらして崖から落っこちないように、水と栄養は絶対に切らさないように補給に努めました。

そして樹林の尾根道では、とにかくクモの巣にやられました。グルグルストックで歩き続けたのでヘンな疲れを覚えました。

稚児落しの危険さは半端ないです。無理に崖下を覗き込もうとしないようにしましょう。

暑さとクモの巣との戦いで体力を使いましたが、マイナールートでもないのに、そして休日にもかかわらず、誰一人会うことのない山歩きで最高のリフレッシュになりました。