月夜の段から十枚山バリルート

2021年04月07日(水) [日帰り]

• GPS: 10:02
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,746m
• 下り: 1,749m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:56
• 休憩: 1:07
• 合計: 10:03

6:30 篠井山奥山登山口
7:50 7:55 月夜の段
10:26 10:42 下十枚山
11:00 11:00 十枚峠
11:26 11:32 十枚山
11:49 11:49 十枚峠
12:15 12:17 下十枚山
12:36 12:36 岩岳
12:49 12:49 岩岳（南峰）
13:20 13:21 旧地蔵峠
13:25 13:51 地蔵峠 安倍奥東山稜
14:03 14:04 仏谷山
14:21 14:26 細島峠
15:20 15:25 林道出合
16:11 16:11 奥山温泉
16:33 篠井山奥山登山口

天候

晴れ　曇り　雹　雨　曇り　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

篠井山登山口駐車スペースを利用

コース状況／危険箇所等

十枚山から細島峠間の縦走路以外は熟達者以外には勧められないバリバリルート。
1．篠井山登山口から月夜の段方面への林道を少し行き、出てくる尾根に取り付き。ここはテープ等あり、道も分かり易いです。また1172mピークから西への尾根もテープがあり、容易に分かりました。月夜の段へは林道を使いました。
2．月夜の段から下十枚山への東尾根は難路。始めは踏み跡がありますが、地形図の地蔵峠への道に誘導されてしまい、ルートを修正しました。この辺り、林業用のテープが多く、目印になりません。それ以降全く踏み跡は無く、ひたすら背丈ほどの熊笹の藪漕ぎが続きます。相当な急斜でもあり、熊笹をかき分け、一方熊笹の根っこに掴まって上へ上へと登りました。獣道が現れますが、直ぐに無くなりました。最後に下十枚山の少し南の稜線に飛び出しました。
3．細島峠から奥山温泉への経路も踏み跡が大変不明瞭。恐ろしく急斜で、苔むした岩がゴロゴロした所を下りますが、転ぶと大変なので時間がかかります。幸いにもテープやロープがあるので、これらを頼りに行けば良いと思います。逆に言えば、テープがなくなったらロストと思ったら良いと思います。

その他周辺情報

奥山温泉、午後五時に終わりますので注意。富士川沿いにはなんぶの湯等、いくつか温泉があります。

写真

4/7 6:30

篠井山登山口の熊に挨拶をして、真っ直ぐ林道を左に進む。
行ってきまーす！

4/7 6:33

わぉ！地層の様子がよく分かる、

4/7 6:38

あんな所に登山道取り付きテープ発見。
よじ登る。

4/7 7:24

いきなり、かなりの急坂の尾根を登る。ここは踏み跡も分かり、本日は楽勝かと期待した。実は大間違いだったけど。

4/7 7:50

1172mから下りたら篠井山林道を進む。林道ゲートの向こう側が月夜の段。

4/7 7:51

月夜の段。他のレコで見た標識は見つからなかった。　
ロマンチックな名前だが、この先は思いも寄らない酷いバリルートだった。

4/7 8:41

今日はバイカオウレンが沢山咲いていました。

4/7 8:55

凄い熊笹の藪漕ぎが続き、あちこちにキズができた。
時には獣のように四つ這いになって進む。

4/7 8:59

途中振り向くと富士山が少しだけ見えた。
束の間の癒しの後、更に急斜面と熊笹に苦しめられる。

4/7 9:15

上から眺めた月夜の段。藪漕ぎが酷くちっとも先に進まない。

4/7 10:23

二時間近くの藪漕ぎの後、最後に稜線のこんな所に出た〜！
雪がある…

4/7 10:27

下十枚山ピーク。ここは展望は無し。

4/7 10:46

おー、縦走路は天国…
こんな風景なら熊笹も許せるが…

4/7 11:00

いますよ〜熊。

4/7 11:00

十枚峠。山梨側からなら、普通はここに出る。

4/7 11:26

十枚山　山梨百名山標。

4/7 11:31

超えてきた山々を振り返る。雨雲が迫って来てる。

4/7 11:31

静岡方面

4/7 11:51

霰が降って来た。

4/7 12:16

WA ROCK 見〜つけた！
HAMAMATHU 浜松から？
持ち帰って次の山に置きまーす！
さて、次は何処に登ろうかな？

4/7 12:27

縦走路で急に現れた岩場。

4/7 12:28

上から見るとこうなる。

4/7 12:45

御神木？
何かの気に桧が巻きついていろいろな物に見える。

4/7 12:49

岩岳。

4/7 12:54

ここにも岩に座るような木

4/7 13:04

丹沢チックで雰囲気は良い縦走路。

4/7 13:25

地蔵岳。ここで雨が降り出す。

4/7 13:26

御堂があり、雨宿りをさせてもらった。
ここでレインウェアを着て先に進む。

4/7 14:04

仙石山。

4/7 14:24

地蔵峠からの下りにはハナネコノメソウが沢山咲いていた。

4/7 14:26

下山道は素晴らしい苔苔苔。
しかし急急急、コケると大怪我しそう。

4/7 15:23

所々にまだ残っていたミツマタ

4/7 15:29

地図には載っていない林道を横切り、ここを入っていく。

4/7 15:29

植林された木の中を下る。ようやく普通の山歩きができる。

4/7 15:43

やっと林道に出た。マムシ、ヤマビル　居ます！

4/7 16:09

奥山温泉　通過
ここに一台車をお置くべきだった〜

4/7 16:32

🅿️ に着いた〜　　
熊さんただいまー。
とんでもなくハードなルートでした。

撮影機器：

iPhone 8 Plus 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 タオル ストック

感想

ヤスさん

月夜の段から十枚山への道、名前はロマンチックだけど殆どレコが無く、どんな道なのかワクワクしながら行ってみました。しかし、とんでもない藪漕ぎの超悪路。これでは誰も歩かないわけですね。
細島峠からの下山の道も相当難路でうんざりする程歩き難い道、これではやはり敬遠されるのですね。
でも歩き終わった時はヤッター感で満ち足りました。

あいわん🐕

試験登山part２
なんじゃこりゃぁ〜❗️のバリルート。
ヤマレコのオレンジの足跡も状況が変わっていてあまり当てにならず、背丈以上の笹の藪漕ぎに喘ぐ。道なき道を行く不安と冒険心が入り混じる。獣道や鹿のフンを見つけるとココは通れると嬉しくなる異常さに自分でもおかしくなった。
尾根道は楽しいハイキングコースだが、下りもまた苔蒸した岩の急斜面で気を抜けない。やっと林道に出て長〜い道のりを歩いた。やれやれ😑