そこにお湯が無かった 〜白馬鑓温泉〜
- GPS
- 11:36
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,295m
- 下り
- 1,278m
コースタイム
猿倉大地 6:29
大日方のコル 7:46
白馬鑓温泉 10:00-13:25
大日方のコル 14:48
猿倉駐車場 16:13
天候 | 晴れ〜高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉駐車場〜猿倉大地 夏道を辿るが、林道からの分岐以降は薮漕ぎを強いられる。残雪が中途半端に残り数回ルートロスしてしまった。テープ・踏み跡も不鮮明なので注意した方が良いと思います。 猿倉大地〜大日方のコル シール装着で登坂。 大日方のコル〜湯ノ入沢源頭部 雪は繋がっています。 我々は繋がっていないと思い、双子岩の左側を大きく迂回してしまった。 湯ノ入沢源頭部〜白馬鑓温泉 大きなデブリも馴染んで問題は無し <下山> 猿倉大地〜長走沢〜林道 若干割れてはいたが、無事に通過できた。 |
写真
感想
◆◇◆◇◆カメラが手元に戻ってきました!◆◇◆◇◆
カメラを紛失しましたが、善意ある方の好意で無事にカメラが手元に戻りました。
お陰さまで、写真をアップすることが出来ました!
今シーズン最後のBCに白馬槍ヶ岳に行って来た。
所々に残る残雪の為に、ルート不鮮明で藪漕ぎ、ルートロスで苦労した。さらにバックカントリーの装備は薮漕ぎを一層困難にし、猿倉大地に出たときにはくたくたになってしまった。湯ノ入沢源頭部を過ぎても大部分は小石交じりで縦溝も多く、大出原の稜線まで行く気力がなえてしまい、軟弱な我々の目的地は急遽温泉と変更となった(^^;
やっとの思いで白馬鑓温泉に到着。
そして湯船の方に回り込むと、
ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜 お湯がない!!!!
打ちのめされた気分だった。
やっとの思いで到着したそこにはあるはずのものが無い。下部から見上げていたときは白い煙が黙々と立ち上がっていたのにだ。湯船を覗き込むと、底には大きな穴が開き温泉のお湯がジャバジャバと垂れ流されている、愕然となった。このままでは帰れない、我々は大小の石を運び入れ、格闘の末の1時間後やっとお湯が溜まり始めた。
しかしまだ敵が!!!!!!
得体の知れない小バエが湯の花を食料にしているらしく大量発生(涙)していて、お湯が溜まるにつれて続々と溺死にして行く。お湯の表面には無数の虫たちの亡骸が漂う有様で、折角溜まったお湯に浸かる気もなえてくる。しかし救世主の登場、いつもは邪魔者のカップ麺のカップが効率よく亡骸の排出作業を手助けしてくれて、大活躍!
しかし困難はまだまだ続いた、お湯の溜まるのを待てない我々は、即座に服を脱ぎ捨て、湯船に浸かりじっとお湯の溜まるのを待つ、しかしお湯が溜まる所か減り始めるではないか! もう思考能力が欠落した我々は全裸のまま修復だ行に取り掛かる。今思えば誰も居ない場所だから出来たが、他人に見られたら何とも情けない有様だっただろう・・(^^;
何だかんだと2時間が過ぎた頃には、ゆっくりと湯船に浸かることが出るようになった。苦労してここまで上がり、苦労して溜めた白馬鑓温泉の浸かり心地は格別で、白馬の大自然と共に最高のひと時を満喫した。
結局温泉で3時間も過ごした。
もっとゆっくりとしたい、今度はテント泊を友達と誓い下山する事にした。バーンは一昨日の雨で縦溝が出来てしまい楽しいものではなかったが場所を選べば快適に滑れた。しかし調子に乗って滑っていたら斜面変化の下にパックリと1m程のクレパス出現。瞬間的に踏み切ったが、それでも足りず、思いっきり板のトップを持ち上げ、何とか板の腹をクレパスの淵に着地させられた。しかしその後は大転倒。でも助かって良かった(汗 しかし代償として購入したばかりカメラ(まだ2回しか使用していない)を紛失してしまった(涙) お陰で今回は写真画像なし。
下りは藪漕ぎを嫌い長走沢を選択。降雨の跡の長走沢は割れている危険大だが、5/25のヤマレコでは無事に通過している。今回は初めてのルートと言う事でロープを持参していたからチャレンジすることにした。結果は大正解。若干割れては居たものの特に危険な箇所も無く無事に通過できた。しかし来週はきついかもしれない。
とにかく今回はハプニング続きだった。
無事に下山し、談笑しながら夕食を美味しく頂けたのは、一重に信頼できる相棒と知恵を出し合い頑張って問題を乗り越えてきた結果だと思う、ありがたい。お陰でまた新しい山の楽しみが増えたような、そんな今シーズン最後のバックカントリーでした。
umasouさん、こんにちわ。
困難な道のりも、そこに温泉があればこそ
しかし、お湯が無かった、なんて
愕然としてしまいますね。。。。
でも、そんな幾多のピンチも智恵と工夫で乗り越え、
入湯。
さすが百戦錬磨のumasouさんですね。
カメラを紛失されたのもショックが大きいですが、
無事に下山されてよかったよかった。
*写真見たかったです
そこにお○が無かった〜という映像は1分16秒あたり↓
http://www.youtube.com/watch?v=KivNwGv2E6A
saku姉さん、
書き込みをありがとうございます。
ぜひあの穴の開いた温泉の絵をお見せしたいです
何だかんだありましたが、楽しかったです
終わりよければ全てよし!
しかしこれからはもう少し慎重に滑ろうと心しました
umasou さんコンバンワです。
折角のワイルドな山行記録でしたが、画像が無く残念でした。
こんな事が度々有っては困るのですが、良い経験だったのではないでしょうか?
kintakunteさん、
こんにちは、書き込みをありがとうございます。
実は、昨日カメラ拾得の知らせをあるヤマレコユーザーさんから頂きました。当日、僕らの後から上られた方でした。
カメラが戻ったこともあるけど、その気持ちが何より嬉しかったです
写真のアップロード、お願いしまーす。
Neuronさん
コメントをありがとうございます。
ご要望に応えることが出来て嬉しいです。大した写真はありませんが、見てやってください
umasouさん、カメラが戻ってよかったですね!
写真拝見しました〜
復旧作業と、小バエとの格闘の様子、
失礼ながら笑いが込み上げてきました
期待どおりでした
sakuねえさん、
しょぼい写真をご覧になって頂き恐縮です
そうなんです、本当にこの小バエが敵でした。
でも、まぁ〜、今となってはいい思い出、
語り草に出来るネタが出来ました
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