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Yamareco

記録ID: 306029
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

男体山

2007年10月29日(月) [日帰り]
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子連れ登山 montedio
GPS
--:--
距離
5.4km
登り
697m
下り
697m

コースタイム

日帰り
山行
2:55
休憩
0:30
合計
3:25
8:05
100
志津登山口
9:45
10:15
75
山頂
11:30
志津登山口
過去天気図(気象庁) 2007年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「中禅寺湖」と「男体山」
「中禅寺湖」と「男体山」
マス釣り賑やかな「中禅寺湖」畔から「奥白根山」
マス釣り賑やかな「中禅寺湖」畔から「奥白根山」
「半月山」から「男体山」
「半月山」から「男体山」
「半月山」から「中禅寺湖」に突き出た「寺ヶ崎」、「大日崎」の奥に「奥白根山」
「半月山」から「中禅寺湖」に突き出た「寺ヶ崎」、「大日崎」の奥に「奥白根山」
「足尾銅山」の谷間
「足尾銅山」の谷間
「庚申山」
「戦場ヶ原」から「男体山」
「戦場ヶ原」から「男体山」
登山口Pの後方は「太郎山」
登山口Pの後方は「太郎山」
「志津小屋」
「湯ノ湖」と「奥白根山」
「湯ノ湖」と「奥白根山」
「男体山(父)」と「女峰山(母)」の間にと子供たち(「太郎山」、「大真名子山」、「小真名子山」)が並び、その奥に「那須連山」
「男体山(父)」と「女峰山(母)」の間にと子供たち(「太郎山」、「大真名子山」、「小真名子山」)が並び、その奥に「那須連山」
三角点タッチ
「大太刀の岩」で
「大太刀の岩」で
「中禅寺湖」
「次はあの山(奥白根山)だよ」
「次はあの山(奥白根山)だよ」
「会津駒ヶ岳」
右奥の双耳は「燧ケ岳」、その左に「越後駒ヶ岳」と「平ケ岳」
右奥の双耳は「燧ケ岳」、その左に「越後駒ヶ岳」と「平ケ岳」
「二荒山大神」
「奥白根山」の右奥に「至仏山」
「奥白根山」の右奥に「至仏山」
「皇海山」
「奥宮」
安着の鐘をつく
「華厳の滝」

感想

 来るたびにこの山は必ず私の前に力強く立っていてくれます。今回も台風一過が味方してくれました。本来であれば、「二荒山神社」に詣で、中善寺湖畔から直登する1200mの高度差の表参道を登攀しなければならないのですが、完全に俗化してしまった表よりも、奥日光の自然を満喫できると思い、裏の志津から登ることにしました。
 志津からの標高差は700mで、登山口までは「ここまでもか」というほどのカラマツの樹海の中を走る林道を標高1700mまで上げます。すでに車停めは満車で、最近は裏コースの方が人気が高いと言われるだけのことはあります。
 「太郎山」に送られてスタート。すぐに「志津小屋」を通過し、急な登りが待っていました。ここの登山道は「10合目」まできちんと標識があって親切です。「3合目」で水分補給をして、さらにキツイ登りで高度を稼ぎました。「7合目」から雪道となり足場が悪くなりましたが、息子はどんどん駆け上がりました。「8合目」で視界が開け、素晴らしい景色を楽しみながら稜線を進み、ほどなく山頂に着きました。ここまで何組ものグループを追い抜いてきたので、山頂には2人しかいませんでした。
 まずは「日荒山神社奥宮」に参拝し、その後はゆっくりと四周のパノラマを堪能。コニーデ火山の独立峰だけに眺めはすこぶる良く、「富士山」こそ霞んで見えませんでしたが、隣の「奥白根山」はもとより、「皇海山」、「武尊山」、「谷川岳」、「至仏山」、「燧岳」、「会津駒」、「那須岳」、「安達太良山」、「吾妻山」、「磐梯山」、「飯豊山」、そして我が故郷の「蔵王」、「大朝日岳」までもが視界に 入り、百名山だけでも十指で足りない感動のシーンでした。
 また、言うまでもなく眼下には「中禅寺湖」、「戦場ヶ原」があって、この山の高さと偉大さにすっかり参りまった。見るだけの山だったこの頂きを踏んで、柄にもなく熱いものがこみ上げてくるのを感じました。
 息子は鐘を鳴らしたり、大太刀に登ったりしてハシャギ、「次はあの山だね」と「奥白根山」を指差していました。
 帰りも息子の足は快調であっという間に登山口に着きました。この山は、その急峻な傾斜から「這って登る」というぐらいに登山者泣かせらしいですが、裏コースとはいえ、登り2時間50分、下り1時間45分のコースタイムなどものともせずに、登り1時間40分、下り1時間15分でやっつけてしまいました。そして、「楽な山だね」とヘトヘトの父を見下していました。
 1200年前、勝道上人が14年の歳月をかけ、3度目にしてやっと極めたこの頂。神仏の加護をひたすら祈り続け、「中禅寺湖」畔で17日経を詠み、仏に礼して、「われ若し山頂に至らざれば、また菩提に至らず」という強い発願の末の登頂だったといいます。そんなお山に、「今度は表から登るから」と息子は元気に山を後にしました。

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