ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3061844
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

高山 北登山口から 春先のブナの森さんぽ

2021年04月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
01:29
距離
3.6km
登り
305m
下り
306m

コースタイム

日帰り
山行
1:29
休憩
0:12
合計
1:41
距離 3.6km 登り 305m 下り 306m
12:36
8
スタート地点
12:44
40
13:24
13:36
33
14:09
8
14:17
ゴール地点
天候 快晴でした
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
高山の北登山口へのアクセス法です。
鳥取市河原町落河内(おちがこうち)から分岐する緑資源幹線林道「若桜江府線」へ。さらに「ふるさと林道安蔵線」を通り北登山口へ。ここへは、鳥取市安蔵方面からもアクセス可能です。安蔵側からの林道は舗装されていますが、路上に石が行儀悪く散在していますのでご注意ください。高山の北登山口への標識は林道沿いにはありません。地図をよーく見て向かって下さい。

南登山口は、若桜江府線沿いにありますが、レポートにもあるように進入禁止とされていました。
コース状況/
危険箇所等
北側の登山道の情報です。林道安蔵線から北登山口までは砂利の道でした。
その後は、ピンクのリボンに沿って森の中を進み尾根に出ます。
尾根から山頂は、ブナの森の中を進みます。ササ薮が切り開かれています。ところどころロープのお世話になりながら、山頂に到着できます。
いずれも分岐はないので道迷いの心配はないです。
その他周辺情報 道の駅「清流茶屋かわはら」が便利です。国道53号から同駅最寄りの河原橋を渡り、高山方面へ進むと、商店や手洗いがほとんどありません(自販機はありますが)。
飲み物は予め準備し、手洗いを済ませ、準備万端でおいでください。
鳥取市河原(かわはら)町内から(東側から)ながめた高山です。山頂がひょっこりしているので目立ちますね。地図を見ると山頂部が東西にのびる尾根となっています。
2021年04月10日 11:58撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 11:58
鳥取市河原(かわはら)町内から(東側から)ながめた高山です。山頂がひょっこりしているので目立ちますね。地図を見ると山頂部が東西にのびる尾根となっています。
目的地に向かう途中、林道沿いににある落河内(おちがこうち)のオオカツラ。そばに比較するものがないので、その大きさが分かりにくいですが、とにかく立派でした。
2021年04月10日 12:08撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 12:08
目的地に向かう途中、林道沿いににある落河内(おちがこうち)のオオカツラ。そばに比較するものがないので、その大きさが分かりにくいですが、とにかく立派でした。
ぐねぐねした林道を通り、三朝(みささ)方面と安蔵(あぞう)方面の分岐に来ました。はじめ、ここを左折して南登山口から登ろうと計画していましたが、柵があるので安蔵方面(ふるさと林道安蔵線)へ向かいます。ここで行き違った方の話では、数日前までは左(三朝方面)にも自動車で行けたとのこと。どうしちゃったのかな。
2021年04月10日 12:15撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 12:15
ぐねぐねした林道を通り、三朝(みささ)方面と安蔵(あぞう)方面の分岐に来ました。はじめ、ここを左折して南登山口から登ろうと計画していましたが、柵があるので安蔵方面(ふるさと林道安蔵線)へ向かいます。ここで行き違った方の話では、数日前までは左(三朝方面)にも自動車で行けたとのこと。どうしちゃったのかな。
最近整備され、レポート数も増えてきた北登山口への道に着きました。林道沿いに数台駐車できるスペースがありました。ただ、標識などは全くありません。ここまで、何度か地図とにらめっこ。
2021年04月10日 12:37撮影 by  iPhone 8, Apple
2
4/10 12:37
最近整備され、レポート数も増えてきた北登山口への道に着きました。林道沿いに数台駐車できるスペースがありました。ただ、標識などは全くありません。ここまで、何度か地図とにらめっこ。
登山口へ向かう道沿いにあった冬の忘れ物。あと少しでなくなっちゃいますね。
2021年04月10日 12:41撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 12:41
登山口へ向かう道沿いにあった冬の忘れ物。あと少しでなくなっちゃいますね。
途中、東西にのびる高山の山頂尾根がちょっとだけ見えました。
2021年04月10日 12:44撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 12:44
途中、東西にのびる高山の山頂尾根がちょっとだけ見えました。
道の行き止まりに現れたのは「入口」の表示。北登山口につきました。ここからいよいよ本格的な登山道です。
2021年04月10日 12:45撮影 by  iPhone 8, Apple
3
4/10 12:45
道の行き止まりに現れたのは「入口」の表示。北登山口につきました。ここからいよいよ本格的な登山道です。
踏みあとと、ピンクのリボンを辿っていけばOKです。最近整備されたのか、リボンが比較的新しめでした。
2021年04月10日 12:46撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 12:46
踏みあとと、ピンクのリボンを辿っていけばOKです。最近整備されたのか、リボンが比較的新しめでした。
急勾配の場所には、ロープも整備されています。ありがとうございます(ロープをつかまずやせ我慢してすっ転んだけど)。
2021年04月10日 12:49撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 12:49
急勾配の場所には、ロープも整備されています。ありがとうございます(ロープをつかまずやせ我慢してすっ転んだけど)。
上を見るとタムシバの花。この時期の空によく映える白です。
2021年04月10日 12:53撮影 by  iPhone 8, Apple
2
4/10 12:53
上を見るとタムシバの花。この時期の空によく映える白です。
しばらく登るとブナの森になりました。まだここでは葉が萌えていないので空がよく見えます。
2021年04月10日 12:56撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 12:56
しばらく登るとブナの森になりました。まだここでは葉が萌えていないので空がよく見えます。
ササ薮がきれいに刈り払われているので迷わず進めますよ。木々の向こうには山頂部が見えています。
2021年04月10日 12:58撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 12:58
ササ薮がきれいに刈り払われているので迷わず進めますよ。木々の向こうには山頂部が見えています。
すくっと空に伸び上がった立派なブナに目を奪われますが、
2021年04月10日 13:02撮影 by  iPhone 8, Apple
2
4/10 13:02
すくっと空に伸び上がった立派なブナに目を奪われますが、
ときどき、迷走したちゃったのもいるようです。くねくね。
2021年04月10日 13:07撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 13:07
ときどき、迷走したちゃったのもいるようです。くねくね。
空が広くなってきました。山頂に近づいてきましたね。
2021年04月10日 13:15撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 13:15
空が広くなってきました。山頂に近づいてきましたね。
南には、佐治(さじ)の山々。山頂付近にはまだ雪が残ってますね。
2021年04月10日 13:16撮影 by  iPhone 8, Apple
2
4/10 13:16
南には、佐治(さじ)の山々。山頂付近にはまだ雪が残ってますね。
大きな岩の塊が現れてきました。山頂か?と思ったけど、ゴールはもう少し先でした。
2021年04月10日 13:19撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 13:19
大きな岩の塊が現れてきました。山頂か?と思ったけど、ゴールはもう少し先でした。
2つめの岩の塊も越えていきます。空は、この時期特有の少し白みがかった青です。
2021年04月10日 13:21撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 13:21
2つめの岩の塊も越えていきます。空は、この時期特有の少し白みがかった青です。
遠く北には春の鳥取の街が広がります。正面には湖山池が、その右には鳥取砂丘も見えていますよ。さらにその向こうには日本海が見えています。
2021年04月10日 13:23撮影 by  iPhone 8, Apple
3
4/10 13:23
遠く北には春の鳥取の街が広がります。正面には湖山池が、その右には鳥取砂丘も見えていますよ。さらにその向こうには日本海が見えています。
はい、山頂に到着です。
先ほどの入口と書かれた登山口から約40分でした。鳥も鳴いていましたが、時々ガサガサと聞こえます。シカかな。誰もいない山頂でしばらくお茶休憩です。
2021年04月10日 13:24撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 13:24
はい、山頂に到着です。
先ほどの入口と書かれた登山口から約40分でした。鳥も鳴いていましたが、時々ガサガサと聞こえます。シカかな。誰もいない山頂でしばらくお茶休憩です。
北西には、山頂部が盛り上がる特徴的な山容の鷲峰山(じゅうぼうやま)。この山にはしばらくご無沙汰しています。近々、ごあいさつに行かないとね。
2021年04月10日 13:24撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 13:24
北西には、山頂部が盛り上がる特徴的な山容の鷲峰山(じゅうぼうやま)。この山にはしばらくご無沙汰しています。近々、ごあいさつに行かないとね。
山頂の向こう側には、南登山口からの登山道が続いています。過去のレポートでは、南側へ一旦下りて往復した方もいるようですが、転んだ軽いショックもあるので今日はここまで。
2021年04月10日 13:31撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 13:31
山頂の向こう側には、南登山口からの登山道が続いています。過去のレポートでは、南側へ一旦下りて往復した方もいるようですが、転んだ軽いショックもあるので今日はここまで。
さて、下りましょう。山頂近くの立派なブナは芽吹き始めていました。
2021年04月10日 13:35撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 13:35
さて、下りましょう。山頂近くの立派なブナは芽吹き始めていました。
この雪も、もう少しで消えちゃうのかな。
2021年04月10日 13:36撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 13:36
この雪も、もう少しで消えちゃうのかな。
岩場にはイワカガミの葉が。近くの那岐山や伯州山では、イワウチワが満開のようですが、イワカガミの花はもう少し先のようですね。
2021年04月10日 13:41撮影 by  iPhone 8, Apple
2
4/10 13:41
岩場にはイワカガミの葉が。近くの那岐山や伯州山では、イワウチワが満開のようですが、イワカガミの花はもう少し先のようですね。
山頂を今一度見上げて、
2021年04月10日 13:53撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 13:53
山頂を今一度見上げて、
ブナの木々も目に焼き付けて、
2021年04月10日 14:00撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 14:00
ブナの木々も目に焼き付けて、
この時期珍しい、キノコにも目を惹かれ、
2021年04月10日 14:05撮影 by  iPhone 8, Apple
1
4/10 14:05
この時期珍しい、キノコにも目を惹かれ、
登山口に戻ってきました。
実は、下りでも1回すっころびました。急勾配かつ滑りやすい粘土質の道のせいにしておきます。
2021年04月10日 14:09撮影 by  iPhone 8, Apple
4/10 14:09
登山口に戻ってきました。
実は、下りでも1回すっころびました。急勾配かつ滑りやすい粘土質の道のせいにしておきます。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

「高山」というよく耳にする名前の山。いろんな所にあるようです。実は鳥取にもあるんですよ。名は体を表していて、標高は1,035mとそこそこ高い。周囲の山からもある程度距離があるので、麓からはぴょこんと山頂が飛び出して見えます。

ただこの山、アクセスが大変です。今回利用した登山道(北登山口)への入口は鳥取市安蔵と同市河原町落河内をつなぐ、ふるさと林道安蔵線沿いにあります。ただし、この道、冬季は通行止め。南登山口へはレポートのとおりで、アクセスが難しそうです。この林道自体、数年前の豪雨災害の影響で通行止になっていました。その表示がカーナビにも出ていたのですが、何台か安蔵方向からやってくる車があったので、もしやと期待。おそるおそる安蔵方向へと進んでみたところ、無事に通り抜けできました(途中、石が路上に散らばっていたり、木の枝が垂れ下がっていたりする箇所がありますので、どうぞ交通安全で)。なお、何度も書いていますが、北登山口への目印や標識等が林道沿いには一切ありません。地図を何度も見て、ようやくたどり着くことができました。

アクセスは大変ながらも、山自体はすばらしいです。決して知名度は高いとはいえない山ですが、次々と移り変わる景色は楽しく、また、山頂からの眺望は抜群です。また、通り抜けるときに目にするブナの木々も立派。南側の登山道とは異なって、北側の登山道には指導標も階段もありませんが、よく整備されていてピンクのテープを辿って進めば迷うの心配はないでしょう。

登山口と山頂との高低差が300メートルながら、なかなか乙な山でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:443人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら