越後駒ヶ岳

2021年04月10日(土) 〜 2021年04月11日(日)

• GPS: 09:57
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,575m
• 下り: 992m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:46
• 休憩: 2:12
• 合計: 9:58

6:44 スタート地点
8:38 8:39 道行山
9:06 9:06 小倉山
9:51 9:51 百草の池
10:59 10:59 駒の小屋
12:03 14:09 越後駒ヶ岳
14:53 14:58 駒の小屋
15:31 15:31 百草の池
16:42 ゴール地点

2日目のGPSログはなし。
6時に幕場発、8時前に石抱橋。

写真

4/10 8:40

小倉山の先辺りから。前駒より上は雲の中。

4/10 9:48

振り返る。今日は賑わいそう。

4/10 10:43

また振り返る。前駒より先の緩傾斜の尾根は大きなクラックが多数。ガスで先が見えずルート取りに難儀。

4/10 12:12

山頂にてガスが切れるのを待つ人々。オツルミズが見えそうで見えない。
ガス待ちの間、いろいろ情報交換できた。たまには視界不良も悪くない。

4/10 14:17

みなさんが諦めて滑り降りたあと、のんびり待ってガスが切れてからオツルミズ沢源頭に。
山頂直下はクラックが入っていたので大きく左にトラバースしてから。

4/10 14:43

二又まで滑って小屋に登り返し。こちらもトレースなし。一人ほくそ笑みつつごく浅いラッセルを満喫。

4/10 14:54

駒の小屋。何人かが泊まった模様。

4/10 14:57

小屋側の斜面は楽しげなシュプールがたくさん。

4/10 15:06

ヘリが飛んできた。
朝日航洋のJA6504？

4/10 15:13

この時期ここでこういうのは経験がない。

4/10 15:22

みなさん南側を巻いてクラックをうまく避けていた様子。

4/10 18:07

泊まり装備チェックのため小倉山あたりでテント泊。

4/10 20:48

快晴の夜空に満天の星。

4/10 21:01

荒沢の奥の光源は首都圏のものか。

4/11 5:21

朝に期待していたがほとんど焼けず。

4/11 5:26

日が昇る。

4/11 5:58

前日の思い思いのシュプール。山スキーは素晴らしい。

4/11 6:11

荒沢に呼ばれているような。

4/11 6:46

ヤマドリの足跡。

4/11 7:48

撮影機器：

D850 ボディ ニコン

感想

kawazakana

今季はシルバーラインは例年通りに開通したものの、銀山平への道は4月に入ってようやく開いた。駒の湯の先の吊橋も崩落したとのことで、駒へのアプローチは難しかったが、ようやく駒に向かってみる。
道行山の下の急登は板を担ぐ。超少雪の昨年でも向かって左側の斜面に逃げて登れたが、今年はヤブが出ていて諦めた。右側はクラックが多かったが、下山時に見たところ雪はつながっていた模様。
前駒手前の急斜面あたりでガスの中に入り視界不良。前駒直下に大きく幅広なクラック。前駒の先の尾根も大きなクラックだらけ。この時期にこういうのは見たことがないが、3月の異常な高温のためか。
小屋直下までは板を岩にこすらせつつ進むが、ガスで先が見えないため急斜面の下でシートラ。結果、その先はクラックはなかった。

視界のない山頂に立ち、じきにガスが切れるだろうと思っていたが、一向に好転せず。オツルミズを狙いつつガス待ちをする方々としばらく歓談。強くて意欲的な山スキー屋さん達と情報交換できたのが今回の一番の収穫か。
みなさんが諦めて滑り降りてからしばらくするとガスが切れる。ノートレースのオツルミズに滑り込み、二又から小屋までこちらもまっさらな雪面を登る。

この日は下山せず適当なところで幕営して泊まり装備のチェック。バーナー、衣料、寝具、食料、アルコール等について確認。あわよくば朝焼けをと狙っていたが、ほとんど焼けず無念。
早々に下山して荒沢岳に向かうも、さすがにスタートが遅かったので二俣までのルートを確認したところで引き返し。
白金の湯の露天風呂からの駒や中がてかてか光っていた。