花友と鈴鹿の山へ「御池岳、藤原岳」

2021年04月11日(日) 〜 2021年04月12日(月)

コースタイム

【4月11日】
コグルミ沢出合11:00→12:56御池岳→13:50鈴北岳→14:57コグルミ沢出合

【4月12日】
神武神社6:57→9:54藤原岳→11:13天狗岩→藤原山荘→13:18神武神社

天候

2日間共に晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

◆アクセス
首都圏〜（新幹線）〜名古屋〜（近鉄）〜四日市〜（レンタカー）〜各登山口へ
◆駐車場
・御池岳：コグルミ沢出合は10:40到着なので満車。路駐車多数。私達も路駐したが、下山したら警察の警告チラシが置いてあった。
・藤原岳：6:50到着。空き多数。

その他周辺情報

・宇賀渓ｷｬﾝﾌﾟ場：0594-78-3737　
　一人一張り１日：1000円、P代：1日500円、予約不要。河原
・阿下喜温泉「あじさいの湯」：0594-82-1126　＠550円、館内ﾚｽﾄﾗﾝ有り

写真

4/11 10:58

【4月11日】
「コグルミ沢出合〜御池岳〜鈴北岳〜鞍掛峠〜コグルミ沢出合」で周回します。

4/11 11:00

ミヤマカタバミ、まだ俯いている。
可愛いね！

4/11 11:01

お、御目覚めかな！

4/12 9:00

カタクリの蕾

4/11 11:05

開くと花びらを背後にはね上げる！
凛とした佇まいのカタクリ。

4/11 11:08

キクザキイチゲ。同じ向きに並んでる。

4/11 11:09

コチャルメソウ。
私のカメラでは、花をしっかり写せないな~。

4/11 11:15

沢沿いの気持ちいいトレイル。人気の山なんだね。

4/11 11:18

タネツケバナ
白い花は私のカメラと腕では、鮮明に撮るのが難しい！

4/11 11:23

花博士のKさん。
ここに掲載した花の7割は、彼女に名前を教えてもらった。

4/11 11:32

ヒトリシズカ。
でも、纏まってると、おしゃべりしているみたいですね。

4/11 12:12

御池岳の山頂が見えてきました。

4/11 12:19

バイケイソウが群生するようになりました。

4/11 12:23

青いキクザキイチゲ。新潟には多いけれど、こちらでは珍しいのではないかしら。

4/11 12:31

山頂直下の露岩帯。お父さんに見守られて子供二人が頑張ってます。

4/11 12:32

コガネネコノメ。輝いてる。

4/11 12:56

山頂到着。
先客が、もう1本の標識の様に立ってました。

4/11 13:39

鈴北岳に向かいます。
私の住む神奈川県の丹沢山塊より、鈴鹿山脈はずっと低いのに、まだ雪が残っている！　驚きました！

4/11 13:50

良い眺めの山頂。

4/11 13:50

御池岳を振り返ります。

4/11 14:24

私達は右へ。

4/11 14:29

ヤマルリソウ。
枯草の林床の中で、一際輝いている花。

4/11 14:45

キケマン

4/11 14:57

コグルミ沢出合に戻りました。
さあ、温泉！

4/12 6:01

【4月12日】
昨夜は宇賀渓キャンプ場で幕営。
キャンプ地の河原から見える「御所滝」

4/12 6:57

今日は、藤原岳。登山口の立派な休憩所。建物の裏に靴洗い場が有りました。

4/12 6:57

神武神社の鳥居をくぐって、登山開始。
きょうは、どんな花に出会えるでしょう。
何しろ、藤原岳は花の100名山。

4/12 7:07

最初は立木のトレイル。
半日陰を好む植物が出迎えてくれます。

4/12 6:59

マムシグサ。小さい内はきれい。

4/12 7:24

あなたのお名前は？
Kさんに聞くのを忘れた。

4/12 7:37

タチキランソウ
ちなみに、関東のキランソウは地面にべったりくっつく様に咲いています。

4/12 7:38

シハイスミレ。
葉の裏が紫。つまり　シハイ＝紫脊　という意味ね！

4/12 8:12

ナガバノスミレサイシン

4/12 8:20

まだまだ樹林帯。

4/12 8:23

名前が分からん。
セリ科の植物だと思うけれど。

4/12 8:38

樹林帯を抜けると、落葉樹の林床にバイケイソウ。

4/12 8:41

トオゴクサバノオ
とっても可愛い花です。

4/12 8:42

ヒロハノアマナ。沢山咲いていましたが、ほとんど下を向いてました。

4/12 9:10

こちらは、キバナノアマナ。

4/12 8:43

カテンソウ。ピンボケになってしまった。

4/12 8:45

花に詳しいKさん、キノコ博士のKTさん。
花談義で、立ち止まり立ち止まり・・・。

4/12 8:51

ヨゴレネコノメ。
よく見ると味わい深い。

4/12 8:52

まだ、雄蕊の粒粒が付いていたハナネコノメ。

4/12 8:54

鈴鹿の山は、山頂に近づくにつれカルスト地形が鮮明になって来ますね。

4/12 8:57

おお、あと少し。

4/12 8:58

アルビーノのバイケイソウ。

4/12 9:02

ついに見つけた！　ミノコバイモ。
貴女に会うために、はるばるやって来ましたよ！
俯いて咲く花。花の中が綺麗。

4/12 9:02

ハナビラの内側の鶉模様が透けて見えますね。

4/12 9:08

ドローンを連想してしまいます。
枯葉の中に目立たない姿で咲いているので、トレースを外さないようにしないと踏みつけてしまいます。

4/12 9:17

名前が分からない。
聞くのを忘れた！

4/12 9:33

藤原山荘。帰りに休憩しました。

4/12 9:33

山荘手前の新しいトイレと藤原岳。
山頂に伸びる1本の道。絵に描いたよう。

4/12 9:45

甘い香りの満開のアセビをかき分けて進む先に・・・→

4/12 9:54

・・・→山頂。

4/12 9:55

これから立ち寄る天狗岩。

4/12 9:55

昨日登った御池岳。ド〜ン！

4/12 9:55

南へ続く鈴鹿山脈。
国見岳。御在所岳、鎌ケ岳には、登りました。

4/12 10:05

ショウジョウバカマ。
最近まで雪が有ったって事・・・でも、今、4月だよね？

4/12 10:46

天狗岩へ向かいます。

4/12 11:13

天狗岩です。

4/12 11:14

藤原岳を天狗岩から見ると、意外とピラミダル！

4/12 11:14

竜ケ岳方面。明日、登山の予定でしたが、明朝から雨。
予定を1日繰り上げて今日帰ります。残念！

4/12 9:17

フクジュソウ。関東は八重ですが、こちらのは一重で花が小ぶり。
この株は、これからだね。

4/12 11:17

こちらは、フクジュソウの実。見るのは初めて。

4/12 11:20

ヒロハノアマナ
少し開きかけている。

4/12 11:29

これは上を向いているよ。珍しい。

4/12 11:45

山荘に戻って来ました。ゆっくりと食事。

4/12 12:14

コロナウイルス飛散防止？
マスクをしている立木！

4/12 12:46

シキミの花。

4/12 12:55

これはユズリハの花。

撮影機器：

Xperia Z5 Compact SO-02H docomo SONY

FinePix XP70 富士フイルム

感想

mizuki

・数年前に箱根湿性花園で「コシノコバイモ」という、なんとも可愛らしい形の花を見た。背丈が10cmに満たない上に俯いて咲くので、説明員が、鏡を下に置いて花を正面から見せてくれた。
・はなびらの内側にはびっしりと斑点。絶滅危惧種との事。
・鈴鹿に咲くのは、ミノコバイモ。コシノコバイモより全体にピンクがかっている。この花にぜひ会いたい。

・遠くから高い交通費をかけていくので、鈴鹿山脈最高峰「御池岳」＆花の100名山「藤原岳」＆瀑布群を架ける「竜ケ岳」の3座を2泊3日で計画。
・10日〜12日の好天の3日間を考えていたが、参加者の一人が都合付かず、やむなく11日〜13日に繰り延べ。出発前から13日の予報が思わしくなかったが、案の定、朝から雨で1日繰り上げ2座で終了。
なんとも、残念な結果に終わってしまった。

・念願のミノコバイモには会えた。山野に自生している株は目立たない。枯葉の色と同化してしまうような花の色を見分けるのが、目の悪い私には難しい。それだけに、自分の目に飛び込んで来た時は、’出会えた’　と喜びもひとしお！
・俯いた花を地面すれすれからのぞき込む・・・無数の斑点が花びらの内側を飾り、雌蕊や雄蕊の周りを旋回している様！　さながらミニマムの花宇宙！
・花の上には細い葉が飛び跳ね、私にはドローンのように見えた。

・4月も半ばになろうとするのに、関東よりずっと西なのに、丹沢山塊より400m以上も低いのに・・・、雪が残り早春の花が咲いている。
・関東の人間には、何とも不思議な自然。
・帰路の電車の中で地図を開いて合点！