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Yamareco

記録ID: 3079664
全員に公開
ハイキング
比良山系

ヒジキ滝 東崩落地 トラロープ設置

2021年04月15日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:59
距離
8.9km
登り
746m
下り
739m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:43
休憩
2:57
合計
8:40
10:14
10:14
139
12:33
12:45
46
13:31
16:11
57
ヒジキ谷東稜線付近
17:08
17:09
29
コメカイ道出合
17:43
ゴール地点
 コメカイ道出合を入ってからは、作業をしながら移動をしています。時間が掛かっています。
 ヒジキ谷東稜線西の古い崩落地で、トラロープ設置を行っています。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朽木栃生旧集落跡に駐車させて頂きました。未だ、砂防堰堤工事は始まっていません。現状では、20台位、駐車出来ます。
コース状況/
危険箇所等
 登山口では、新しい作業道が出来ていますので、上りは、作業道の最奥部より取り付いています。下りは、古い杣道が残っていますので、ショートカットで旧集落跡に戻っています。
 コメカイ道出合までは、普通に歩けます。
 コメカイ道出合には、警告メッセージが掲示されています。ヒジキ滝の手前の急斜面や、ヒジキ滝の前後は、トラロープが設置してありますが、難コースです。熟練者向きです。
坊村にて。対岸の桜が、未だ綺麗です。
2021年04月15日 07:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
3
4/15 7:50
坊村にて。対岸の桜が、未だ綺麗です。
朽木栃生旧集落跡に駐車しています。写真、正面の新しい作業道から上ります。
2021年04月15日 08:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 8:51
朽木栃生旧集落跡に駐車しています。写真、正面の新しい作業道から上ります。
唐鍬、手鋸、ナイフ、テープ類を携行します。ザイル、ハーネス等は、未だ、リュックの中です。
2021年04月15日 08:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 8:51
唐鍬、手鋸、ナイフ、テープ類を携行します。ザイル、ハーネス等は、未だ、リュックの中です。
新しい作業道の急斜面の法面に、鹿が登ったと思われる足跡があります。些か驚き、流石、野生の鹿と、納得です。
2021年04月15日 09:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 9:08
新しい作業道の急斜面の法面に、鹿が登ったと思われる足跡があります。些か驚き、流石、野生の鹿と、納得です。
作業道の最奥から、折り返す様に、登山道に入ります。
2021年04月15日 09:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 9:09
作業道の最奥から、折り返す様に、登山道に入ります。
コメカイ道出合です。警告メッセージがあります。これから先は、ハイキングコースではありません。技術・経験が必要です。
2021年04月15日 10:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 10:14
コメカイ道出合です。警告メッセージがあります。これから先は、ハイキングコースではありません。技術・経験が必要です。
コメカイ道は、一旦、鞍部に上がります。此処で、ヘルメット、ハーネス等を身に付けます。
2021年04月15日 10:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 10:53
コメカイ道は、一旦、鞍部に上がります。此処で、ヘルメット、ハーネス等を身に付けます。
昔のコメカイ道の姿が、良く残っている場所です。
2021年04月15日 11:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 11:12
昔のコメカイ道の姿が、良く残っている場所です。
通り過ぎて写しています。2018年に倒れたコナラの大木です。随分、根に付いていた土が少なくなりました。上方を迂回出来ます。
2021年04月15日 11:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 11:26
通り過ぎて写しています。2018年に倒れたコナラの大木です。随分、根に付いていた土が少なくなりました。上方を迂回出来ます。
二つ目のトチの群生帯です。春になり、緑の苔が増えて来ました。
2021年04月15日 11:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 11:32
二つ目のトチの群生帯です。春になり、緑の苔が増えて来ました。
珍しくトチの実が残っています。昨秋は、山の木の実が豊作でした。
2021年04月15日 11:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 11:35
珍しくトチの実が残っています。昨秋は、山の木の実が豊作でした。
前回、落ち葉・土石を搔き出しましたが、また、溜まっています。このところ、毎年、二回搔き出しています。
2021年04月15日 11:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 11:41
前回、落ち葉・土石を搔き出しましたが、また、溜まっています。このところ、毎年、二回搔き出しています。
トラロープに、スリング・カラビナを掛け、確保して、作業をします。落ちれば、10m以上滑落します。
2021年04月15日 11:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 11:41
トラロープに、スリング・カラビナを掛け、確保して、作業をします。落ちれば、10m以上滑落します。
搔き出しました。今年は、これで大丈夫かな?と思います。
2021年04月15日 11:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 11:49
搔き出しました。今年は、これで大丈夫かな?と思います。
振り返って写しています。ヒジキ滝への降下が始まる部分です。前回、掻き出していないので、搔き出します。
2021年04月15日 12:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 12:10
振り返って写しています。ヒジキ滝への降下が始まる部分です。前回、掻き出していないので、搔き出します。
搔き出しました。
2021年04月15日 12:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 12:21
搔き出しました。
ヒジキ滝へ、下っています。トラロープが設置してありますが、要注意です。
2021年04月15日 12:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 12:29
ヒジキ滝へ、下っています。トラロープが設置してありますが、要注意です。
トチの大木の左に、大きな浮石が、昨年の秋までありましたが、冬の雪崩で落ちたのでしょうか? 谷底に落ちていました。少し安全になりました。
2021年04月15日 12:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 12:32
トチの大木の左に、大きな浮石が、昨年の秋までありましたが、冬の雪崩で落ちたのでしょうか? 谷底に落ちていました。少し安全になりました。
ヒジキ滝です。水量は、普通です。
2021年04月15日 12:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 12:36
ヒジキ滝です。水量は、普通です。
左岸のトチの大木です。もう直ぐ、谷底の空一杯に、葉を茂らせます。
2021年04月15日 12:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 12:39
左岸のトチの大木です。もう直ぐ、谷底の空一杯に、葉を茂らせます。
右岸の岩壁を上ります。此処は、足が滑り易い状態です。その為、トラロープは、ダブルで張ってあります。
2021年04月15日 12:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 12:41
右岸の岩壁を上ります。此処は、足が滑り易い状態です。その為、トラロープは、ダブルで張ってあります。
少し進んで、トチの大木の横をトラバースしながら、上ります。
2021年04月15日 12:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 12:44
少し進んで、トチの大木の横をトラバースしながら、上ります。
かなり以前の崩落箇所です。此処は、危険性が高いので、トラロープを設置します。先ず、安全確保の為、ザイル30mを張ります。落ちると、20m位、垂直に近い斜面を落ちます。
2021年04月15日 13:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 13:24
かなり以前の崩落箇所です。此処は、危険性が高いので、トラロープを設置します。先ず、安全確保の為、ザイル30mを張ります。落ちると、20m位、垂直に近い斜面を落ちます。
一旦、ヒジキ谷東稜線まで行きます。
2021年04月15日 13:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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一旦、ヒジキ谷東稜線まで行きます。
デポしてあったトラロープを取り出します。
2021年04月15日 13:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 13:41
デポしてあったトラロープを取り出します。
スミレを踏まない様に、作業をしています。今、最盛期でしょうか?各所で、見掛けました。
2021年04月15日 15:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 15:36
スミレを踏まない様に、作業をしています。今、最盛期でしょうか?各所で、見掛けました。
トラロープ設置が終わりました。上方から、支点がとってあります。上方では、唐鍬で、ステップを切って作業をしています。掘ると、かなり、木の根が張っていて、助かりました。
2021年04月15日 15:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 15:53
トラロープ設置が終わりました。上方から、支点がとってあります。上方では、唐鍬で、ステップを切って作業をしています。掘ると、かなり、木の根が張っていて、助かりました。
帰途、コメカイ道、最大のトチの巨木です。西日が当たり、輝いています。永く、生き延びて欲しいと願います。
2021年04月15日 16:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 16:40
帰途、コメカイ道、最大のトチの巨木です。西日が当たり、輝いています。永く、生き延びて欲しいと願います。
近くの苔むす大木です。かなり苔が増えて来ました。
2021年04月15日 16:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 16:42
近くの苔むす大木です。かなり苔が増えて来ました。
帰途、開けた伐採地で、豆桜の様なのですが、如何でしょうか?
2021年04月15日 17:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 17:04
帰途、開けた伐採地で、豆桜の様なのですが、如何でしょうか?
コメカイ道出合まで、戻りました。後は、安全な山道を下るだけです。
2021年04月15日 17:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 17:08
コメカイ道出合まで、戻りました。後は、安全な山道を下るだけです。
途中、古い杣道があるので、作業道に、ショートカットで下りています。いずれ、このルートが標準になるのでは?と考えています。
2021年04月15日 17:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 17:36
途中、古い杣道があるので、作業道に、ショートカットで下りています。いずれ、このルートが標準になるのでは?と考えています。
駐車地から、白倉岳の山塊です。新緑の装いが始まっています。無事、下山出来ました。山の神々に感謝致します。
2021年04月15日 17:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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4/15 17:40
駐車地から、白倉岳の山塊です。新緑の装いが始まっています。無事、下山出来ました。山の神々に感謝致します。

装備

個人装備
ヘルメット 簡易ハーネス ザイル30m・10m スリング カラビナ ATC下降器 アセンダー ゴム付き軍手 携帯用鋸 携帯用鉈 ナイフ 唐鍬 山仕事用手鋸 ザック45L ストック ヘッドランプ 予備電池 地図(地形図) コンパス GPS2台 筆記用具 携帯 予備バッテリー 雨具 時計 タオル ファーストエイドキット 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート
備考 持って行って良かった物は、ヘルメット、ハーネス、ザイル30m・10m、カラビナ・スリングです。ヒジキ滝の東にある、古い崩落地にトラロープを設置する作業に役立ちました。

感想

 今回は、ヒジキ滝とコメカイ道ヒジキ谷東稜線出合の間の古い崩落地に、滑落の危険性が高いと考え、トラロープ設置を行いました。以前より、この場所の一部には、古いトラロープが設置されていましたが、片方の端が一握りの馬酔木に巻き付けてある不安定な状態なので、気掛かりでした。今回、太目の立木・しっかりした木の根に支点を取り、ほゞ、この崩落地全体をカバー出来たと考えています。かなり、安全度が向上したと考えています。

 ヒジキ滝周辺のコメカイ道は、比良山系の谷筋に多い、非常に急峻な傾斜の斜面に設置されています。この為、各所に崩落地があり、通過には、最大限の注意力が要求されます。

 これから、コメカイ道は、新緑の美しい季節になります。ある程度の危険性はありますが、その引き換えに、目に映るものは美しく、歩き応えのある素晴らしい古い杣道だと考えております。

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