糸瀬山
- GPS
- 03:15
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 1,009m
- 下り
- 4m
コースタイム
天候 | うす曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
しょうぶ平登山口駐車場は30台くらい駐車できる。トイレなし。登山ポストあり。 登山道の標識はよく整備されており、迷うことはないが、中腹より上は道が狭く、ササ藪が繁茂し、背丈ほどの藪こぎを強いられる。 頂上は、岩の上に三角点があるのみで、見通しはまったくきかない。 5分ほど先のノロシ岩に登ると中央アルプスの展望がよい。 ただし、相当勇気がいる。 |
ファイル |
(更新時刻:2008/11/07 07:24)
パスワードあり
糸瀬山.pdf
(更新時刻:2008/11/24 07:03)
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写真
感想
以前から気になっていた木曽谷の「糸瀬山」に紅葉山行をする。
糸瀬山は中央アルプス前衛峰で、木曽谷の須原から一気にせり上がり、東にある南駒ケ岳や空木岳の展望台として知られた山である。
天気予報では、終日曇りとマイチであったが、朝6時にいつもの仲間二人と名古屋を出発する。
中津川ICで中央道を出て、19号線を須原まで走り、須原から林道を20分ほど走り、2時間ほどで糸瀬山登山口であるしょうぶ平の駐車場に到着する。
駐車場は、整備はされていないが、30台ぐらいは置けそうな広さである。
駐車場から5分ほど林道を歩いて、階段状の登山道入口に出る。
登山口あたりの林道脇にも数台車が止めてある。
8時過ぎから歩き始め、すぐに杉の植林を登ると、道は水平な巻き道になり、しばらくして尾根上に出る。
尾根から見下ろす谷を隔てた山の斜面はまさに紅葉まっ盛りで、錦織りなすと言っていい景色である。
ここから胸突き八丁と呼ばれる急斜面を少し登り、約1時間ほどで丸屋ノ鳥屋という休憩地に到着する。
ここから上はブナなどの茂る広葉樹林帯で、紅葉の中を徐々に高度を上げていく。
マムシ坂といういやな名の急斜面を登り、山居の鳥屋と名付けられた場所までと登るが、上り下りとも知らずに通り過ぎてしまった。
あまり登山者も多くなく、登山道の手入れもされていないためか、このあたりから上は笹のすごいブッシュである。
背丈ほどもある笹をかき分けながらのアルバイトが続く。
ようやく傾斜が少し緩くなり、右手に青ナギと名付けられたガレ場を通過すると、山頂まではあと一息である。
このガレ場からは深い伊奈川の谷を隔てて、雲にかすんだ中央アルプス南部の峰々が少し望まれる。
晴れていれば、南駒ケ岳や空木岳の眺めが素晴らしいところである。
11時過ぎ巨岩や倒木の重なる薄暗い糸瀬山山頂三角点に到着する。
ここからの展望は全くきかない。
北へ少し下り、「のろし岩」と名付けられた巨岩と祠の前の空き地で昼食をとる。
こののろし岩ははしごや鎖がかけてあり、これを登って上に立つと中央アルプスの絶好の展望台である。
我々も順番にはしごや鎖場を登って景色の見えるところまでは行くも、その先は岩に這わせた鎖だけで、頂上に立つことは少し危険で勇気がいりそうなので、残念ながら3人とも断念することに……。
山頂には我々だけなので、12時半までゆっくりと食事をとり、登ってきた道を2時間ほどかけて14時30分無事下山する。
少し曇ってはいたが、途中2組のパーティーが下山してくるのに会っただけで、紅葉の中静かな山旅ができた。
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