只見・蒲生川真名川で山菜採り山行


- GPS
- 29:57
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 620m
- 下り
- 629m
コースタイム
蒲生川と真名川出会い7:25〜ゼンマイ道〜宿場沢出会い9:55/10:15〜真名川遡行〜持ち場沢出会い10:55/11:10〜笠の沢出会い11:55〜笠の沢遡行〜テント場14:40着
5日
テント場7:20〜(遡行)〜真名川出会い8:35〜持場沢出会い10:20/10:40〜ゼンマイ道〜駐車場13:00着
天候 | 両日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
只見線会津蒲生駅近くに駐車場とトイレ有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
※蒲生川と真名川分岐に駐車場有り ※真名川沿いのゼンマイ道は所々崩壊しているが踏み後は宿場沢出会いまではある ※笠の沢に入ると雪渓がまだ残っていたので当初の予定だった赤崩峠には行けなかった |
写真
感想
この時期のお楽しみ山菜採り山行がさわねで出たので頑張って仕事をして参加した。場所は只見の蒲生川支流の真名川、初めて訪れる地域です。水害で不通になっている只見線の会津蒲生駅近くの駐車場で前泊、朝起きたら目の前には只見のマッターホルンと言われている蒲生岳がそびえていた。天気は梅雨に入ったのに晴天が続き今日も晴れてます、林道を蒲生川と真名川の分岐まで入って駐車場に止めた。入ってくるとき林道が工事していたが普通に通れたので翌日ここが通行止めになるなんて誰も知らなかった。
沢装備を着けて真名川沿いのゼンマイ道を歩いて行く、途中で早速アケビのツルとかヤマブドウの新芽を採る。間違って入った道ではタラの芽も採取出来ました、道ばたにはワラビやウドも出ていてなかなか先に進まない。登山道はだんだんと狭く踏み後程度になって、崩壊しているところも沢を渡るとこもありますが踏み後はしっかりと着いている。杉林のところでコシアブラをゲット、カタクリもたくさん咲いていたので少し採ってみた、宿場沢との出会いで休憩したときにコゴミ発見。ここから沢を遡行していくことにしましたが、対岸にワラビがたくさん生えていたことは帰りに分かった。
のんびりと歩いて行くと突然目の前に巨大な雪渓が谷を埋め尽くしていてびっくり。両岸がスラブなのでそこから落ちてきたのかも、埋め尽くしていたので雪渓の上を通って沢に下りられたので良かった。持場沢との出会いは広い河原になっていて前方に初めての滝が見えてきた、5mくらいのナメ滝です。左から登り上に出たら両岸にはウルイがたくさんあり今晩食べる分だけ採る、残りは明日の帰りに採りましょうということで先に進むとすぐまた雪渓が現れた。この雪渓は歩けないので沢から崖を登り巻く、そのまま踏み後をたどっていくと笠の沢と水上沢の二俣に出た。ここはテントサイトにはうってつけの場所でしたが赤崩峠まで行く予定なので私たちは先に進む。
笠の沢に入ると一気に水量が増え傾斜もましていままでののんびり遡行が緊張の遡行に変わる、水が濁っているので雪解けで沢が増水しているのでしょう。何カ所か雪渓も残っていてこの分だと赤崩峠までは行くのはとうてい無理だと判断して、今日のテント場を探しながら遡行して二俣の手前になんとか平坦地を見つけ整地する。14時と少し早めですが山菜採りでは調理に時間が掛かるので早めに切り上げました。そっさく採ってきた山菜の下処理をしてから調理に取りかかる、と言っても私はあまり役に立たないけど・・・私以外の3人でてきぱきと調理してくれましたありがたや〜森の恵みに感謝して採ってきた山菜はすべて食べた。いつしか日も暮れ、いつものよう焚き火を見ながらのゆったりとした時間が過ぎていく。
5日
思っていたよりも寒くなく目が覚める、空を見上げると今日も快晴だ。昨日の残りの山菜とちらし寿司、ウルイの味噌汁の豪華な朝食を食べる。天気もいいし赤崩峠まで行ってみようかとなり、少し偵察に行ったところまだ雪渓が残っていたのでこのまま来た道を帰ることになった。朝早いので沢もまだ雪が溶けていないのが水位が低く昨日よりは歩きやすい、途中で稜線が見えたので今回企画した小松さんに「赤崩峠ってなにか有るの?」と聞いたら、浦和浪漫に池田知紗子さんと言う人が居てその人が好きだった峠だという。家に帰り検索してみたら、もう何年か前に亡くなって「みんなちさこの思うがままさ」という本が出版されていた。とてもすてきな女性だそうで私も読んでみたくなりアマゾンでポチッとしてしまった。
帰り道では行きに目を付けて置いた山菜を採り2時には車の所に戻れた。さぁ〜て温泉だと林道を戻るとなんと工事していて5時まで通行止め、迂回路を探して山道に入ったはいいが軽トラ専用のような道でワンボックスでは道幅がぎりぎり、小松さんの運転テクニックと道にあった鉄板を使いなんとか通れたけど私だったら絶対に動けなくなっていたか林道から墜ちていたわ。今回の山行で一番の核心でした、ほんとに山は最後まで何があるか分からないですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんにちは。
山菜とりうらやましいです!自分も行きたかったのですが平日だったので・・・
あいかわらずすごいごちそうですね
しかし帰り道が核心部になるとは
みんなすっかり工事のこと忘れていて、行っててみてびっくりでしたよ。
沢の中での山菜採りとキノコは定番ですよ、これにイワナが加われば完璧。
といっても山菜もキノコもよく知っている人と行かないと怖いけどね。
川場谷は残念でしたねぇ〜また企画しますからその時にはまた参加してくださいね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する