甲武信ヶ岳(毛木平からピストン)
- GPS
- 07:24
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,101m
コースタイム
08:45- ナメ滝
10:00-10:10 千曲川・信濃川源流碑前
11:00-11:15 甲武信ヶ岳
11:40-12:40 千曲川・信濃川源流碑前(昼食)
13:25- ナメ滝
14:30 毛木平無料駐車場
天候 | 午前:曇り時々晴れ 午後:曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・毛木平にはトイレ、登山ポスト、東屋あり。自販機はなし。 ・毛木平、甲武信ヶ岳はauの電波は全く来ていません。毛木平から車で5分程、村役場方向に行くと入りました。 ・コースは明瞭すぎるほど明瞭。赤テープだらけ。 |
写真
感想
甲武信岳。私が初めての本格的な登山の目的地が、この山だった。
初めてにも関わらず、残雪ありのGWに徳ちゃん新道経由で且つテン泊装備。
(しかもテントはムーンライト(笑))
それはそれは物凄く辛かったが
今でも5年以上前の事だが鮮明に覚えている。もちろん山頂からの絶景も。
なるほど!なので今回は、
日帰り定番の初めての毛木平経由なのか!いや、そういう訳でも無い。
実は初登頂から更に3年前に、毛木平から源流までハイキングを課外活動でしていたのだ。
なぜかこの山に縁がある私。
そしてふと山で旨い米が食べたくなり、いつも通り高尾でやろうと思ったが
人多いし、暑いしで却下。
そう言えば、毛木平から源流までは昔案外楽に登れたから、
ついでに甲武信岳にも行って途中でメインの飯を作るかと思い、いざ久方ぶりの甲武信岳へ。
確かに当時はらくらくだった。
それもそのはず、その時はバリバリの運動部所属で体を鍛えており
且つ一日がかりで登ったはずだったからだ。
記憶はそのまま。体はヨレヨレ。一番いけないパターンである。
おまけに出発が寝坊で2時間遅れの7時、そして最近は朝飯を食べない日が多かったので
今回も何気なくエナジードリンクを流しこむだけで出発。
今思えば、バカの極みである。
携行食は?昼飯メインなのでグミのみ。非常食は?前回食っちゃってない。
呆れてものも言えない。
最初は沢の美しさに心躍らせながら、ハイペースに登るものの、
歩き始めて1時間も立たぬ間に、体が全く動かなくなる。
なんとか歩くも、ナメ滝付近でもうクタクタ。立つのもやっと。
ここまででもう三回も荷物を置いてしまった。
ここでグミを頬張る。アミノバイタルも流しこむ。ゆっくり歩くことを心がける。
これで何とかまともになった。
なんとか源流到着。源流のわき水は昔も今も変わらず、とても冷たかった。本当に旨い。
ここからは未知の区間。ゆっくりと登ることを心がけたら
案外あっという間に登れてしまった。
山頂到着。ここで昼食をと考えていたが
風が強く、展望も可もなく不可もなくだったので、源流で作ることに。
戻ってきたので、お待ちかねの昼飯。日帰りなので、時間は掛けられない。
米は家で浸しておいたので、すぐに火に掛ける事が出来た。これが大きかった。
湯煎も上に載せるだけで、そこそこ温まったのでこれも時間短縮。
飯盒炊爨は久しぶりだったが、なかなか上出来だった。流石メスティン。
これに金のビーフシチューをかけて食べる。旨い。なんて贅沢だ。
そして保冷バッグに保冷剤を仕込んで冷やしていた、ノンアルビール。
正直、ぬるいだろと思っていたが、なんと保冷剤がまだ溶けきってなかった。
当然に冷たいノンアルビールとビーフシチューライス。最高!
そして片付け(と言ってもしまうだけだが)を含めて約1時間の休憩。これなら毎回出来るな!
再びバイタルを流しこんで毛木平へ出発。
もう別人だった。体は動くし、膝も痛くない。雨具を着たり脱いだりを何回かやったが
あっという間に到着。
今回は米を炊くのが主な目的でそれを登山と絡めただけだったが
自分を過信しない、朝飯はしっかり食べるというのをまざまざと思い知らされた。
天気は気まぐれだったが、収穫のある、いい山旅だった。
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