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Yamareco

記録ID: 3125580
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

619 西上州・笠丸山(藤沢バス停→住居附→マツオ→楢沢峠→大平→学園入口バス停))

2021年04月30日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
17.7km
登り
1,430m
下り
1,366m

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
1:09
合計
7:44
9:10
15
バス下車地点
9:25
9:28
57
藤沢バス停
10:25
10:35
50
11:25
11:27
6
笠丸山東峰
11:33
0:00
3
地蔵峠への分岐
11:36
11:50
2
11:52
0:00
26
地蔵峠への分岐
12:18
0:00
5
林道並走地点
12:23
12:33
24
12:57
13:05
12
13:17
0:00
8
大きな岩の分岐(1211m峰に行かないように)
13:25
0:00
3
ガイドにあるピーク
13:28
13:38
5
トラバース開始地点
13:43
0:00
2
林道に降り立つ
13:45
13:55
25
14:20
0:00
40
ソデガヤわきの林道分岐
15:00
0:00
51
折り返し(標高870m付近)
15:51
15:53
2
15:55
0:00
2
林道から登山道へ
15:57
0:00
2
林道の脇をかすめる
15:59
0:00
13
大平畑跡
16:12
0:00
8
登山口(大平集落上)
16:20
0:00
19
大平集落三差路
16:39
0:00
13
須郷集落方面林道分岐
16:52
0:00
2
バス道路三差路
16:54
学園入口バス停
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:高崎線新町駅6:50(日本中央バス奥多野線)9:10上野村役場入口交差点と父母トンネル手前の間のバイパス上【上野村役場入口、乙母、藤沢バス停は工事のため経由しない。アナウンス等全くないので注意。】

復路:学園入口17:24(日本中央バス奥多野線)19:45新町駅・・。復路最終便。万場で時刻表にはない休憩時間あり。新町駅早着のため、19:44発の高崎線に乗車できた。
コース状況/
危険箇所等
住居附→笠丸山→地蔵峠→マツオ→楢沢峠:道跡明瞭だが、道標はほとんどない。特に地蔵峠から先では。
一部岩場あるも難しくはない。
楢沢峠の先で登山道に入るところが逆コースだと難しいかもしれない。(道標なし)
車道の大台〜大平の畑跡平坦地間の作業林道は谷を渡るところで崩れている。通行注意。
その他周辺情報 学園入口バス停付近に雑貨屋有。ビール冷えている。日曜日休み。
万場バス停付近に食料品店あり。万場バス停でトイレ休憩をとるので、買い物可能。
(朝のバスの時間はやっていないが、帰りのバスの時はやっていた。)
藤沢バス停。工事のためここにはバスは来なくて余計に15分歩かされた。アナウンスでもあれば、10分はあるK時間が短くなった。非常に不愉快。
2021年04月30日 09:17撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 9:17
藤沢バス停。工事のためここにはバスは来なくて余計に15分歩かされた。アナウンスでもあれば、10分はあるK時間が短くなった。非常に不愉快。
御荷鉾スーパー林道の通行止め情報です。ご参考まで。
2021年04月30日 09:20撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 9:20
御荷鉾スーパー林道の通行止め情報です。ご参考まで。
住居附への車道から。
2021年04月30日 09:54撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 9:54
住居附への車道から。
住居附の登山口。
2021年04月30日 10:18撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/30 10:18
住居附の登山口。
新緑が美しいが急登。道ははっきりしている。
2021年04月30日 10:37撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 10:37
新緑が美しいが急登。道ははっきりしている。
大きな岩を回りこんで最後の急登にかかる。
2021年04月30日 11:12撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
4/30 11:12
大きな岩を回りこんで最後の急登にかかる。
つつじはもう散ってしまっていた・・・・
2021年04月30日 11:17撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 11:17
つつじはもう散ってしまっていた・・・・
笠丸山東峰。
2021年04月30日 11:17撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/30 11:17
笠丸山東峰。
東峰はあまり展望はない。
2021年04月30日 11:17撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 11:17
東峰はあまり展望はない。
東峰から西方面は展望の良いピークもあるが、狭く切れているので要注意。地蔵峠への分岐を過ぎるとすぐに西峰の三角点に到着。
2021年04月30日 11:28撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
4/30 11:28
東峰から西方面は展望の良いピークもあるが、狭く切れているので要注意。地蔵峠への分岐を過ぎるとすぐに西峰の三角点に到着。
2021年04月30日 11:28撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 11:28
2021年04月30日 11:38撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 11:38
2021年04月30日 11:39撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 11:39
2021年04月30日 11:39撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2021年04月30日 11:40撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2021年04月30日 11:41撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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西峰から来た時の地蔵峠への分岐。
2021年04月30日 11:43撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/30 11:43
西峰から来た時の地蔵峠への分岐。
分岐から、ここを下るの? ロープはなくても大丈夫だが、滑ったら谷を真っ逆さま・・・
2021年04月30日 11:44撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 11:44
分岐から、ここを下るの? ロープはなくても大丈夫だが、滑ったら谷を真っ逆さま・・・
下ってきたところ尾を振り返る。
2021年04月30日 11:48撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 11:48
下ってきたところ尾を振り返る。
2021年04月30日 11:53撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 11:53
おや、地図にない林道が並走してきた。これは来し方。
2021年04月30日 12:10撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 12:10
おや、地図にない林道が並走してきた。これは来し方。
行く手。林道を言って楽をするか迷うが忠実にピークを踏むことにする。
2021年04月30日 12:11撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 12:11
行く手。林道を言って楽をするか迷うが忠実にピークを踏むことにする。
結局林道は並走していて地蔵峠に到着。
2021年04月30日 12:15撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 12:15
結局林道は並走していて地蔵峠に到着。
ここから林道は離れていくので、マツオ方面へは、尾根を直登する。
2021年04月30日 12:16撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 12:16
ここから林道は離れていくので、マツオ方面へは、尾根を直登する。
少しつつじが残っていた。
2021年04月30日 12:42撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 12:42
少しつつじが残っていた。
マツオへのはしご。
2021年04月30日 12:43撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/30 12:43
マツオへのはしご。
2021年04月30日 12:46撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/30 12:46
2021年04月30日 12:47撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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マツオのピーク。
2021年04月30日 12:49撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/30 12:49
マツオのピーク。
大きな岩にぶつかる。岩の左手(下)を巻いてから尾根に上がる。右の尾根に歯はいらない。
2021年04月30日 13:08撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:08
大きな岩にぶつかる。岩の左手(下)を巻いてから尾根に上がる。右の尾根に歯はいらない。
逆方向だと岩を巻いた後ここで可テープに従って右の尾根を行く。【逆方向向きで撮影】
2021年04月30日 13:09撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:09
逆方向だと岩を巻いた後ここで可テープに従って右の尾根を行く。【逆方向向きで撮影】
逆方向だとここを右手に下って岩を巻いて、右のマツオ方向に進む。今日の順路だと、ここで尾根に乗ることが肝要。【逆方向向きで撮影】
2021年04月30日 13:09撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:09
逆方向だとここを右手に下って岩を巻いて、右のマツオ方向に進む。今日の順路だと、ここで尾根に乗ることが肝要。【逆方向向きで撮影】
この辺はまだつつじが咲いていた。
2021年04月30日 13:13撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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4/30 13:13
この辺はまだつつじが咲いていた。
久々の道標。ガイド本にある、小ピークの模様。取り立てて記載するほどの迷いやすさとは思わなかった。
2021年04月30日 13:17撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:17
久々の道標。ガイド本にある、小ピークの模様。取り立てて記載するほどの迷いやすさとは思わなかった。
塩之沢峠方面尾根下。ここから尾根を外れ左手の植林のトラバース道となる。(尾根の上に上がってみたが踏み跡は薄く荒れていた。)
2021年04月30日 13:20撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:20
塩之沢峠方面尾根下。ここから尾根を外れ左手の植林のトラバース道となる。(尾根の上に上がってみたが踏み跡は薄く荒れていた。)
向かって左手から林道に降り立った。逆コースならここがわかりにくそう。
2021年04月30日 13:35撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:35
向かって左手から林道に降り立った。逆コースならここがわかりにくそう。
直ぐに楢沢峠。林道の五差路となっていた。
2021年04月30日 13:37撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:37
直ぐに楢沢峠。林道の五差路となっていた。
もはやや役に立っていない楢沢峠の道標。
2021年04月30日 13:38撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:38
もはやや役に立っていない楢沢峠の道標。
塩ノ沢峠方面?の林道
2021年04月30日 13:44撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:44
塩ノ沢峠方面?の林道
ソデガヤ方面の林道。
2021年04月30日 13:44撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:44
ソデガヤ方面の林道。
マツオ、笠丸山方面。
2021年04月30日 13:44撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 13:44
マツオ、笠丸山方面。
材木の方はどこへ行くのか不明。左手の方は大平方面。この5分先から再び登山道になる。
2021年04月30日 13:45撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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材木の方はどこへ行くのか不明。左手の方は大平方面。この5分先から再び登山道になる。
大平の平坦地。
2021年04月30日 15:50撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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大平の平坦地。
車道に降りました。
2021年04月30日 16:04撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 16:04
車道に降りました。
バス停へ下る方向から振り返って撮影。
2021年04月30日 16:04撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 16:04
バス停へ下る方向から振り返って撮影。
大平集落の上から背後の山。マツオかな?
2021年04月30日 16:11撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 16:11
大平集落の上から背後の山。マツオかな?
大平集落の上から夕景。
2021年04月30日 16:11撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 16:11
大平集落の上から夕景。
ようやくバス道路に到着。バス道路には何も表示がない。楢原、砥根平方向に歩く。
2021年04月30日 16:44撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 16:44
ようやくバス道路に到着。バス道路には何も表示がない。楢原、砥根平方向に歩く。
立派なお屋敷があって。
2021年04月30日 16:46撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/30 16:46
立派なお屋敷があって。
そのすぐ先にバス停と雑貨屋(酒屋)日曜んびていきゅ。バスは自由乗降なのでここまで来なくても乗れる。
2021年04月30日 16:53撮影 by  RICOH WG-60, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
4/30 16:53
そのすぐ先にバス停と雑貨屋(酒屋)日曜んびていきゅ。バスは自由乗降なのでここまで来なくても乗れる。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

GW2ざめの山は久しぶりの西上州。つつじの山として有名な笠丸山をチョイス。ガイド本(佐藤明 著、西上州の山ベスト100ルート、白山書房、2014)によると、住居附からの周回コースのほかに隣の谷筋の大平(バス停は楢原集落)と結ぶコースがあるとの由。
西上州の山は、岩峰が多いうえに、林道の発達で登山道が藪に埋もれてしまっているところが多いので、こうした情報は助かる。これなら赤線区間(歩いたルート)が増えるので、バス代が少々かかっても行く気になった。

高崎線の新町駅から6時50分発の日本中央バスの奥多野線に乗車。今日は休みでないので、割安のフリー乗車券は使えない。残念。代わりに群馬バスカード(カード式回数券)を使って少しでも節約する。
万場で10分ほど休憩があるとはいえ、2時間以上かけてようやく到着と思いきや。上野村役場から旧道に入るはずのバスが何故かバイパスを快調に飛ばす。
慌てて運転手さんに声をかけると、旧道は工事のため通行止めでバスはバイパスを通るとのこと。
自由乗降区間なのでmバスを止めてもらい下車。父母トンネルの手前の橋の上。藤沢バス停は見えるが、そこへ行くにはや鵜場付近まで戻っていあKねばならない。
そんなこと一言もアナウンスがないし、HPにも、バス停にも告知がない。
いい加減にしてほしい。
乙母バス停を経由して、藤沢バス停まで15分ほどかかった。

藤沢バス停前の神社で気を取り直して今日の安全をお祈りして、まずは車道を住居附(すまいづく)へと向かう。谷筋の4キロほどの道のりで、日がさすところは暑い。途中笠丸山の鋭鋒が見えた。

住居附から看板にある登山道でまずは東峰を目指す。
路は尾根筋に忠実につけられており、新緑のまぶしい中をぐいぐい高度を上げていく。
痩せている区間もあるし、頂上直下はかなりの急登であるが、道形は明瞭で登山口から1時間程で祠のある笠丸山東峰に到着。展望もなく、つつじの花びらが一面に落ちており、花期が終わっていることを如実に表していた。

東峰からは一部痩せている尾根をたどって、地蔵峠への下降点を過ぎるとすぐに三角点のある西峰に到着。こちらは展望良好。西上州なのに意外と岩峰ではなく丸みを帯びた山が多いような気がする。
ここもつつじは終わっていた。

休憩後、地蔵峠下降点まで戻り、ロープの降ろされた急坂をゆっくりと降りて西峰をトラバース気味に地蔵峠へと下っていく。少しであるが、まだつつじも残っているところがあったが、盛りは2週間くらい前だろうか。今年は暖かく桜もそうだったが、花期がずいぶんと早いようだ。

地蔵峠の一つ手前のコルで稜線をたどる登山道に、左手手前から左手奥へと林道が接するように近づいてきて遠ざかっていた。地蔵峠へはこちらの林道でも行けるのかなと迷いつつも、尾根に忠実な方のトレースを選択。次のコルである地蔵峠で、再び林道が近づいてきて、今度こそ左手先の方向へと消えてていった。

地蔵峠からは細かいアップダウンを繰り返しつつ、木のはしごを登った先でマツオのピークに到着。ここにも祠がある。古はこの道も交易路かなにかだったんであろうか。
ピークを降りる際にはコンパスで自方向だしをしてチェックしながら、急下降。やがて、大きな岩(東側に1210メートル標高点のある尾根の起点)にぶつかるが、ここh、岩の左手を巻くように進んで、やがて尾根に登るようにして、あとは尾根のプロムなどを進む。新緑がまぶしいし、笠丸山よりも少し標高が高いせいか、まだつつじが残っていた。

ガイド本のに記載のあった木製道標のある岩法の入り口を過ぎ、すぐに塩之沢峠方向へ売カウ尾根にぶち当たった。道形は尾根に登らずに植林おなかをトラバースするようにつけられているが、一応ここで尾根に登ってみる。雑木林の尾根道は木の枝や葉っぱで荒れ気味なので、早々に元の道へと復帰する。

植林おなかを進んですぐに左下に林道が近づいてきて、合流、ごうりゅうして2,3ふんで楢沢峠の石灯篭のある五差路に到着。ここで休憩後、ソデガヤ方向に向かる林道を少し辿ってみる。
西上州の山何が一望できる気持ちの良い道であったが、ソデガヤをも廻り込むようにして伐採用林道がおりていた。
ぐいぐい下って、標高1050メートル付近まで下ったところで伐採用林道は終点となった。
そこからは尾根も広そうなので、大きくて歩きやすそうな尾根道をたどって降下していく。
標高960m付近で尾根がいくつかの方向に分かれ始めていた。標高950mより下で大平から須郷方面へ向かう林道にぶつかるはずだとして下り続ける。

しかし標高870m付近まで降りてきても、標高940mくらいでぶつかるはずの林道が出てこない。コンパスを当ててみて愕然とした。南方向へ降りているはずだったのに、尾根の方向は西を向いている、このまま下山すると、きっと塩之沢川沿いのどこかに降りるはずだ。川のそばの勾配は急だし、そもそも川の向こう岸に道がついていると沢が渡れないかもしれない。
時計を見ると今は午後3時。これはやばい!
楢原峠からバス停までの所要時間は、1時間40分。最終バスに間に合わせるためには、楢沢峠15:40.大平の登山口16:20通過という計算になる。
楢沢峠まで戻るのに、あと40分では到底無理である。
しかし、このまま下るよりは確実なもとの道へと戻ることにして登り返す。下っているときに迷いながらだったので時間がかかっているが、登りも急勾配と戦いながら必死に登ること30分ほどで伐採林道の終点にたどり着いた。
ここからは道の心配はないとはいえ、まだ200メートル近く登り返さなければならない。必死になって歩き、ソデガヤの鉢巻き林道に到達すると勾配も下り基調に代わって、ここからは快調に飛ばしていく。

楢沢峠に戻り、水を飲んだ後、再び出発。15:53。2分ほどで林道は終わり、尾根筋に沿って登山道が下る。
左手から近付いてきた林道とから右手に行くと地図上、大平の畑となっている箇所の東側を通過。林道は荒れ気味で、何度か崩壊気味の沢を渡って、ようやく舗装された車道に飛び出した、
ここからも快調に飛ばしていき、バス停留所のある旧国道には16:52に到着、道標はおろかバス停もない。
自由乗降区間だからバス停がなくても構わないが、なんとなく落ち着かないし、必死に駆け下りてきたのでのどが渇いた。酒屋を探して砥根平方向へ進むこと数分で立派な門構えの黒沢家住宅を過ぎ、酒屋を発見。無事ビールをゲットして帰りのバスを待った。

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