小雪舞う手稲山ピストン(平和の滝ルート)


- GPS
- 04:28
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 875m
- 下り
- 861m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪⛄ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一部、登山道沿い川側で崩壊しかけの斜面があります。またガレ場上部からは硬い雪で、軽アイゼンがあるといいです。なくても登れますが、楽ちんです。 |
その他周辺情報 | 少し車で走れば何でもあります。今回は寄りませんでしたがS&S畜産さんの半身揚げは有名ですね。セコマは手稲左股通だけでも2店舗はあります。 |
写真
装備
個人装備 |
アウター(薄)
フリース
長袖インナー
ドライナミックメッシュ
ズボン
タイツ
厚手靴下
アウター手袋
予備手袋
雨具(下のみ)
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
サングラスorゴーグル
タオル
高度計付き腕時計
ザック
軽アイゼン
ストック
お守り
サーモス(0.9リットル)
昼ご飯(カレーメシ・パン)
行動食(チョコ・塩キャラメル・エネチャージ系等)
飲料(500mLペット2本)
カメラ(SDカード)
地形図
筆記用具
コンパス
温度計
笛
スマホ(GPS)
ヘッドランプ
予備電池
ホッカイロ
ビニール袋数枚
ココヘリ
替Tシャツ
携帯トイレ
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
ツェルト
エマージェンシーシート
キネシオロジーテープ
痛み止め
コムレケア
日焼け止め
保険証
JRO登録証
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感想
【お山紹介】
今回は手稲山(標高1,023m)。札幌市内の学校の校歌によく出てくる、札幌のランドマーク的なお山です。市内あちこちから見ることができ、山頂にアンテナ群があることからも存在感は抜群。遠出からの帰路で手稲山が見えると、「帰ってきた〜」ってなります。
登山道は今回の平和の滝ルートと、ハイランドスキー場からのルートがメイン。平和の滝ルートは序盤はダラダラ登りが続きますが、ガレ場はなかなかスリリング!転倒にはご注意ください。
気軽に登れるので、登山者は多いですね。トレランの方もいました。雪が解け、これから更に増えることでしょう。
【地質】
地質図Naviによると、第四紀後期更新世の安山岩、玄武岩質安山岩溶岩・火砕岩とあります。かなり新しい時代の火山のようです。
別資料で「郷土史ていね」のHPに詳しく手稲山の形成史が記載されており、370万年前から陸上での噴火開始とあります。5万年前には手稲方向に大きく山体崩壊したようです。地形図を見ると確かに北東に向かって馬蹄形で緩やかですね。すげ〜。
↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#13,43.07878,141.20229
↓郷土史ていね
https://www.city.sapporo.jp/teine/shimin/chiikishinkou/rekishi/documents/kaihou144.pdf
【山行】
コロナ禍、不要不急の市外往来は自粛要請のため、札幌市内でお山探し。仕事がやっとこさ落ち着き、市内どこかないかなぁ、と見ていたら、午前中は天気が持ちそうとの事で、手稲山に決定です。
朝の5::30くらいに駐車場に着くと、あれまトップバッター。天気予報が悪いせいかな。1人寂しく(ウソ)準備して山行開始です。
しばらく続く林道ダラダラ歩きは辛いが、エゾエンゴサク、スミレ、ヒメイチゲが癒してくれました。春が来ましたね。ちょっとした撮影会に。
左手に琴似発寒川の源流を眺めながら、徐々に高度を上げる。時折小さな滝が連続し、思わず低速シャッターでレリーズ。ブレブレだぁ〜。
急登前の平場でヘルメットを装着。ここのガレ場はなかなか急峻で滑りやすい。最近活火山や岩場、ガレ場はヘルメットを被るようにしてます。
ヤチブキ畑の布敷の滝を左手に見て過ぎると、傾斜がきつくなり始め、徐々にガレてくる。水場はあるが、エキノコックスが怖いため、生水での飲料は厳禁。まぁ当たる確率は万が一らしいが。
ガレ場に入るとヒーコラモード。山頂を見上げるとガスガスで雪が降り始め、温度計は1℃を示す。春が足踏みだね。アウターを羽織る。
ガレ場上部では積雪が多く、案外固くてキックが入りにくい。で、軽アイゼンを装着。足元気にしなくていいので、楽ち〜ん。登りきると辺りはガスで神秘的。こんな山行もたまにはいいね。
いつもお世話になっているスキー場のリフトの下に入り、軽い踏み抜きに苦労しながらも歩を進める。今年は残雪が多く、まだ一部リフトが動いてました。今シーズン、もう1回ゲレスキーへ行くかな🎿。
スキー場を抜け、電波塔群の中を突き進むと、祝、手稲山、登頂〜!いつもの奥宮に挨拶し、さぁ西方の山並みどーんを撮影...真っ白けっけ〜。ということで、月寒あんぱんをほうばり、ソッコー下山開始です。まぁ年1回は来てるから、またね。
ガレ場のスリップにビビりながら下山していると、管理者の方とお会いし立ち話。毎週管理に来てるそうで、本日も倒木処理したとのこと。感謝ですね〜。
さらにトレラン2人とすれ違いました。あの積雪の中、トレランシューズは厳しそう。下りで怪我してないといいですが。。。
林道に下りてからはマクロレンズの練習に没頭。なんとなくクセがわかってきたかな。安レンズですが、こりゃ面白い。あとは淡々(ちょい小走り)と下って無事の下山となりました。
下山後は冬用ザックのお洗濯。ザックをばらして洗濯ネットへ突っ込み、ランドリーへ。きれいさっぱりで1年ありがとう。次シーズンもよろしくね〜。GWにもう一回、どこか登りたいな〜。
コメント
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市民のお山とのお話ですが、手強さもあり
手稲山はとても楽しめそうなお山ですね。
標高の低い場所では花が咲き出し
稜線部は吹雪と、季節感混在は
さすが北海道ですね。
お花で、ヤチブキは、初めて見ました。
知らなかったので、検索しましたら
リュウキンカのエリア種なんですね。
たくさん咲き出したら、素敵ですね。
赤いエンレーソウも新鮮です。
マクロ撮影で魅了されました。
komakiさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます!
手稲山は自宅から車で15分位のところに登山口があり、標高差も800mくらいで、とても手ごろなお山です。夏は登山、冬はスキーと市民にとても愛されています。
今年の北海道の春は寒い日が多く、GW中でも峠では雪が降っています。本州の方々が夏タイヤで事故を起こしているのをよく見かけますので、この時期に来られる際はお気を付けください。ちなみに私のタイヤ交換は毎年GW明け1週間後にしています。
札幌市街地で桜がやっと満開になりました。ヤチブキですが、ご指摘の通りリュウキンカ(エゾノリュウキンカ)です。こちらでは多くの方がヤチブキと呼びます。今時期の川沿いや湿めったところに群生して咲き乱れ、登山中に癒されるお花の一つです。
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