茅丸、生藤山、三国山、そして真下り…
- GPS
- 03:29
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 779m
- 下り
- 676m
コースタイム
天候 | 晴れ後ポツポツ程度の雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
当日はほとんど車は駐車していませんでした。 トイレはきれいで、水洗、ロール付き! |
コース状況/ 危険箇所等 |
道はわかりやすく、整備されています。ただし、軍刀利神社元社から南西に降りる下りは、注意を要します。 |
写真
感想
新型コロナウイルス感染症を考え、ハイキングを控えていました。
今回は、1月の干支に因んだハイキング以来、今年2回目になります。
とても久しぶりなので、手頃なところはないかとガイドブックで検討。
生藤山がよさそう。
すぐに、ヤマレコの山行記録を検索すると、4月30日に登られた方がいて、コースも周回!親子ハイキングにも適していると記載されていたので、生藤山に決定!
朝7時に八王子を出発。
大垂水峠を過ぎた頃に、下の子が車酔いと腹痛に見舞われてしまいました。
ハイキングを諦めることも考えましたが、車を降りて外の空気を吸ったら回復しました。
再び、生藤山麓の軍刀利神社を目指しスタート。
8時30分に神社の駐車場に着きました。
いきなり、約130段の石段。
ため息が…
ん?子どもたちは、「グリコ(ジャンケンで階段を登る遊び)しよっ!」
子どもは、元気です。
石段を登ると、軍刀利神社。
社殿右の刀のインパクトがすごい!!!
お参りをして奥宮に向かいました。
奥宮手前で初めに目にとびこんできたのは巨木。
碑には、「大杉 天然記念物」と…
「柱(はしら)だよ。」
「なるほど。」
しかし、周りから「立派な桂(かつら)ねぇー」
かつらかぁ…
我が家のかつらとは、大きさも風格もまるで別物だったので気づかず、とても恥ずかしい思いをしました。
それにしても、堂々とした威容でした。
気を取り直して奥宮を後にしました。
すると、一人の男性から子どもたちに、枝に付く葉の並び方が珍しい植物を教えてくださいました。
かつらと言い、山登りはいろいろなことを学べます。
再び登り始めて間もなく、分かれ道。
左男坂
右女坂…
確か、男坂は急なひどく傾斜のきつい道とヤマレコに書いてあったので…
迷わず左へ。
まさか、帰りにこの男坂を降りてくることになるなんて…
しばらくは、比較的幅のある上りが続きます。
ところが、下の子がまたしても「お腹が痛い」と言い出しました。
様子を見ながら騙し騙しゆっくりと登ります。
腹痛と疲れから、小休止。
すると、子どもたちはお腹が空いたとおにぎりをパクリ?
そこから元気がだんだん出てきて、木登りまで!
調子が出てきて、ペースも上がってきました。
三国山(峠)に到着。
新緑に囲まれて眺望はありません。
でも、黄緑色の柔らかな表情の景色もまたよいものです。
次は、生藤山を目指します。
山頂付近は岩がゴロゴロ。
慎重に登り頂上!
ここも木々に囲まれてあまり視界が…
と思ったら、真後ろに富士山が!
この頃から雲が増えてきました。
急いで茅丸に向かいます。
岩場を降りて、急な階段を、でも短いので一気に登り頂上!!
ここは、富士山がとてもきれいでした。
そこに、葉の付き方をおしえてくださった方とまたお会いしました。
「雲が怪しいので早く下山するように。」とアドバイスをいただきました。
用意していたカップラーメンを諦め、下山開始。
生藤山、三国山を巻いて順調…
その時、ポツリポツリ。
木の葉に雨の当たる音がしてきました。
やっぱり…アドバイスのとおり。
初のレインコートを子どもたちに着せまると、二人のテンションは最高潮に?
しかし、雨は平気だろうか?
まだ、道のりは半分。
軍刀利神社元宮に到着。
ここは、分かれ道。
雨が心配だから、ここから急坂を下る近道…を選ぶか。しかも、男坂。
それとも、当初の予定の熊倉山を回る長いコース…を選ぶか。
雨が、少しだけ強くなってきたような…
お参りをして、神様に聞いてみましたが…返事なし。
それならばと、近道を選ぶことにしました。
ところが、かなりの急坂、道は細く頼りない。
まさに、真下り…
ピンクテープも10メートルおきにあるのでは…
下の子は手をつなぎながら、時速1km以下。
上の子は、「怖い」と何度もつぶやきながらゆっくり、ゆっくりと下りました。
『カニさん歩き』の連続。
幸い杉林が雨を凌いでくれる程度の雨が不幸中の幸い。
「もし、大雨になったら」と頭の中を渦巻いていました。
相当時間が経ったので、ヤマレコで現在地を確認…
なんと、まだ急坂部分の3分の1弱…
きもちはあせるけれど、さらにゆっくりと下り続けました。
やっとのことで、行きに通った道と合流!
ふぅ〜
真下りの間は、誰ともすれ違うことも追い越されることもありませんでした。
ここからは、慣れた?道。
クマ出没の看板の前で、お決まりのポーズも決まり、無事に駐車場に戻ることができました。
1月以来のブランクを取り戻すための足慣らしのはずが、特に下りは緊張感の連続の山歩きになってしまいました。
雨もポツポツ程度ですみ、幸運でした。
無事を感謝します。
おまけ
帰路、車に乗って5〜6分。棡原集落の道路に猿がたくさん出没。
道を横切ったり、民家の屋根を走ったり。
それを見て子どもたちは、疲れ切って眠気眼だったのがパッチリ!
大はしゃぎ…でした。
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