信越トレイル(斑尾山〜赤池〜桂池〜関田峠)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 39.9km
- 登り
- 2,550m
- 下り
- 2,367m
コースタイム
6月24日/4:20赤池-4:55n沼の原湿原-5:37希望湖-6:10毛無山-6:38涌井新池-7:40涌井7:55-8:40富倉峠-9:06ソブの池-10:20黒岩山-10:50桂池
6月25日/5:40桂池-6:54仏ヶ峰登山口-8:08仏ヶ峰-8:22小沢峠-10:06鍋倉山-10:24久々野峠-10:30黒倉山-11:14関田峠
天候 | 晴れ時々曇り。ガス多し。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体が非常によく整備されていて、迷う心配皆無。細かい迂回路なども標識があって親切。強いて言えば小沢峠から鍋倉山へ続く稜線の道にやせ尾根が二ヶ所あり、強風が吹きつける日などは要注意だろう。なおテントサイトは赤池、桂池とも極めて快適。赤池の水は池に流れてくる川から浄水器で取った。桂池は歩いて数分の太郎清水から。とても美味しいが、ここが涸れていた場合はやはり池の水を浄水器で取るしかない。ゆえに浄水器必携。 レストランチロルから関田峠までのマイカー回送サービスはありがたかった。 帰りに野沢温泉に寄ろうとしたが、火曜日定休のところ多し。仕方なく湯田中温泉にまで足を伸ばした。火曜日に下山される方は確認を。 |
写真
感想
僭越ながら賛助会員になり、初めての「信越トレイル」。斑尾山から北上する全コースの約半分、関田峠までをテント泊三泊で計画。テントを担いでの縦走も初めて。8月に計画している南アルプス縦走10日間への大きなステップ。余裕を見て前泊。斑尾高原付近の宿は高価なので、野尻湖のほとりに宿をとる。「野尻レイクサイドホテル」夕食付きで5500円。これが大当たりだった。
あらかじめ今回行くことを事務局の方にメールで告げたら、健脚の人で、
(1)レストランチロル〜斑尾山〜赤池……4時間
(2)赤池〜桂池……8時間半
(3)桂池〜関田峠……7時間
とのこと。検討して途中で宿をとることも考えるようにと言われ、ちょっとびびった。とにかく朝早く出ようと心がける。
6月23日(レストランチロル〜斑尾山〜赤池)
ホテルから車で20分強、レストランチロルの前で飯山代行を待つ。マイカー回収前払い7000円を渡し、出発。最初のゲレンデの直登がきつい。今まででいちばん重いザックがずしりとくる。
誰にも会わなかったが、山頂でトレランの訓練をしている男性に。このあたりのコースで 110キロを22時間以内で走る大会があるのでその訓練をしているとのこと。なんという! 大明神岳から野尻湖が一望できて今日初めての感動。
その他は誰にも会わなかったのに、袴岳山頂でいきなり10人ほどがお昼をとっていた。その内の数人のおじさんたちがウイスキーで酒盛り。キリンエンブレムをボトルごと持っていた。重いだろうに。これからどこまで行くのか、とにかく強者。
赤池までおよそ5時間かかった。ここを4時間で歩く人はどれだけ健脚なのか。明日からが思いやられる。ただ、まだ午後1時。こちらも酒宴を決め込む。プラティパス1リットルにウイスキーを詰めてきた。池に流れ込む川から浄水器でとった水でおよそウイスキー300mlは飲んだか。釣り人数人が静かに湖面に糸を垂れている。ブラックバスが釣れるのだそう。その釣り人たちも去り、おそらく半径1キロには人が誰もいないだろうと思われるほど静か。そのなかに何の鳥だろう「ジョセキ、ジョセキ、ジョセキ、ジョセキ」と鳴く声が。思わず大学の頃に親から送って貰った授業料を使い込んでしまって、不安にかられたことなどが頭をよぎる。
それにしてもアマノフーズの偉大なことよ。グリーンカレーにオートミールを投入して弱火3分、2分蒸らすとカレーリゾットが! GI値の低さ、安価、調理が簡単……さまざまな条件からこのオートミールが山でも平地でも主食となっている。ゆうべよく眠れなかったせいか何時に寝たのかもわからずに熟睡。
6月24日(赤池〜桂池)
とにかく今日は10時間歩くことを覚悟で3時半起き、アマノのにゅうめんにインスタントコーヒーで朝食を済ませ、テントを撤収して4:20に出発。
朝霧のなかの沼の原湿原が美しい。希望湖に向かう途中、「生命の森」植樹活動を知る。妙高市、いいゾ!朝日を受けた希望湖がどこか侘びしくてとっても魅力的。
毛無山へ登る道、鬱蒼とした、いかにもマイナスイオンが豊富そうな森のなかをゆく。今日のコースは林道が多い。涌井新池の美しさ、湧水の美味しさを堪能して富倉峠へ。黒岩山をさりげなく通り過ぎてしまったが、ここが国の天然記念物に指定されていることを桂池に着いてから知る。もっとゆっくり、味わって歩くべきだった。
桂池までのタイム、なんと6時間20分! ひょっとしてオレって健脚? まあ林道が多かったからな。明日はそうもいかないだろう。というわけで今日も昼間から酒宴。太郎清水の湧水がとてもうまい。ここにつまみとウイスキーを持ち込んでひとり酒盛り。郷土の誇る名ウイスキー、マルスウイスキー(一升瓶で2200円)が極美味。
夕方が近くなってきたのでテントに戻ると、作業員の方が。「信トレの者ですけど」(そうか、そう略すのか!)とトイレ(旧式だがとても清潔)掃除、電動草刈り機で草を刈って下さった。もしかして今日予約を入れたためか。それにしても彼もボランティア。頭が下がる。そして今夜もいつ眠ったのか分からないうちに熟睡してしまった。
6月25日(桂池〜関田峠)
さすがに今日は4時ちょっと過ぎに起床。霧が深いなかテントを撤収して5:40出発。今日のコースは仏が峰から鍋倉山、黒倉山の三つのピークを縦走するアップダウンの激しい稜線歩き。
まずは仏が峰登山口までがなかなか遠い。途中ぬかるんでいるところなどあるが、標識や注意事項など所々にあって至れり尽くせり。道もよく整備されていて危険なところひとつもなし。「信トレ」、すごいぞ!
仏が峰から小沢峠を経て鍋倉山に至る道、ブナの林が素晴らしい。とにかくブナがそばにあれば何があっても大丈夫な気がする。そしてこの道は新潟と長野の県境を歩いている実感に満ちている。右手が長野県、左手が新潟県。霧で景色は見えなかったけれど、どっちも自分にとって馴染みの深い県だけに、感無量。「峠」のもつ意味もよーくわかった。
鍋倉山直前の登りがきつい。その前のやせ尾根も、今日は無風でありがたかったが気候によっては怖いだろうと思われる。ここを過ぎたあたりからポツポツと人とすれ違うようになった。これまではほとんど誰とも会っていないし、テント場も誰もいない。思い切りひとりにさせてくれるトレイルだった。
唐突に関田峠の標識のある95号線に出る。所要時間5時間40分! どうにかしちゃったのか、わたしの体は。まだ12時前で、ふと見ると道の脇に我が愛車が停まっている。予定では光が原キャンプ場にもう一泊するはずだったが、その意味もない。携帯が通じないので直接車で「グリーンパル光原」に行き予約のキャンセルを伝える。(結局この後、長野県は各所で大雨だったから、結果オーライというところか)
野沢温泉をぐるぐる回ったが、一様に火曜日定休。仕方なく湯田中を目指す。
途中、「道の駅 千曲」に引き寄せられるように寄る。「カフェ 里わ」で信州牛のハンバーグ。美味い! アマノも偉いけど、道の駅も負けてないな。
湯田中で「一茶のこみち 美湯の宿」。日帰り入浴800円なり。
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