広戸仙(登：縦走路/下：ふるさとコース)→滝山

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 09:19
• 距離: 18.0km
• 登り: 2,175m
• 下り: 2,165m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:11
• 休憩: 0:08
• 合計: 9:19

9:02 スタート地点
9:12 9:15 声ヶ乢
10:57 11:02 広戸仙
12:50 12:50 滝山
18:10 18:10 声ヶ乢
18:21 ゴール地点

天候

晴れ　気温：14℃位

アクセス

利用交通機関：

自家用車

声ヶ乢ウッドパーク付近に駐車

コース状況／危険箇所等

声ヶ乢登山口→広戸仙→滝山：縦走路
・危険箇所は無し。滝山への縦走路で階段が崩れていますが歩行に支障なし。
広戸仙：ふるさとコース
・全体的に細く傾いた崩れやすい道。危険と言うほどでは無さそう。
　(それでも、石で滑って転倒一回、土と石で滑り尻餅二回、
　　ルートを見失った際に斜面を滑り落ちる事一回)
・石がゴロゴロあるエリアでは踏み跡が分かりにくい。
　(1カ所ルートを見失い、遭難を覚悟しました・・・)
・山の中腹を移動するルートなので、距離が長く時間が掛かる。
　(余裕を持った山行を)
・アップダウンが結構きつい。

その他周辺情報

トイレは登山口近くにあり。
寄り道せずに直帰しました。

写真

5/4 9:10

声ヶ乢登山口。登山開始です。

5/4 9:11

那岐山・滝山・広戸仙 登山案内図　滝山の登山口は通行止めで、那岐山か広戸仙からの縦走になります。

5/4 9:48

広戸仙(爪ヶ城)ふるさと登山コース　西廻り入り口から東廻りまで6000m およそ4時間から5時間。この看板をもっと本気で見ていれば・・・。

5/4 9:52

登山道はとても良く整備されています。第1展望所を過ぎると、中々の急登になります。歩幅を小さく、ゆっくりゆっくり登ります。目指すは、ずっと歩き続けられるペースです。

5/4 10:08

第2展望所を過ぎると、比べものに成らない位の急登が。鎖場も。ゆっくり登ります。

5/4 10:09

鎖場を過ぎると、数株のヒトリシズカが。皆さんのレコで覚え、観たいと願っていました。小さく可憐な姿に感動！

5/4 10:26

第3展望所に到着。滝山と那岐山が見えます。ここで、おにぎりを一つ食べ、チョット休憩。那岐山まで往復された方が休憩されていました。

5/4 10:57

岩場をエイ！と登ると広戸仙の山頂標示が。標高一一一四・五m。

5/4 10:56

山頂からの眺望。遠くは残念ながら霞んでいます。

5/4 11:00

少し先には広戸仙の山頂広場が。

5/4 10:58

新しい山頂標示。広戸仙一、一一五m。四捨五入？

5/4 11:04

遠くに大山

5/4 11:21

藪手毬(ヤブテマリ)かな？φ(.. ) (hobittoさんのレコ参照)

5/4 11:38

滝山への縦走路。岩有り。(振り返って撮影)

5/4 11:39

滝山への縦走路。土有り。

5/4 11:57

皆さんのレコで覚えたカタクリも。観れて感動。

5/4 12:20

長い階段も。ゆっくりゆっくり登ります。

5/4 12:39

滝山の山頂に到着。3月に那岐山から縦走したので2回目です。那岐山：1回、広戸仙：1回。3座で一番登り難いと思ってた滝山が2回・・・。

5/4 12:40

三角点でお約束の一枚。

5/4 12:41

滝山の展望所で、2個目のおにぎりを食べ暫し休憩。那岐山から来られた方とご一緒に。那岐山は沢山の人で賑わっていたと。今回は滝山で引き返します。

5/4 12:42

那岐山。3月に歩いた気持ち良い縦走路と、三角点峰の登り返しでヘロヘロになった記憶が蘇ります。あれから歩き方とペースを変え余力は残しているつもり。

5/4 12:49

歩いてきた広戸仙。戻ります。

5/4 13:34

ふるさとコースで戻ります。傾いた細い踏み跡が続いています。この時は、山頂を通らない楽な下山道位に考えていましたが、大きな間違いでした・・・。

5/4 14:04

黄色い標示と赤○の看板が目印です。

5/4 14:33

布引の滝

5/4 14:45

もう一つの目的、山芍薬。白くて丸く愛らしい。

5/4 14:46

山芍薬の群生。

5/4 15:05

せせらぎの滝。この辺から全然進んでいないので焦りだす。よく考えれば、山の中腹を移動するので当然距離は長くなると気付く。ふるさとコースと柔らかい響きだが、アップダウンも結構有り厳しいコース。

5/4 15:09

シャクナゲの滝

5/4 15:58

この手前の石場でコースを見失う。黒姫の滝の徒渉でレコの軌跡に合わせて標高を下げたのが失敗。徒渉し道なき道を進もうとするが、脆い斜面を滑り落ちる。沢を登り上に黄色い標示を見つけ、何とかコースに復帰。大幅に体力と時間をロス。チョット遭難を覚悟しました。

5/4 16:00

慰めの様に、山芍薬の群生が迎えてくれる。まだ日は高く時間は有ると自分に言い聞かせる。冷静に冷静に。

5/4 16:35

広戸大滝

5/4 16:41

山芍薬に癒やされ進みます。

5/4 16:58

巨岩コース。この手前で暫し休憩を取り、3個目のおにぎりを食べる。巨岩コースは中々の急登で体力を消耗。標示が沢山有るのが救い。

5/4 17:26

ヘロヘロになりながら第2展望所に到着。暫し休憩。残していたつもりの体力と足を使ったが、コースアウトも有り、ふるさとコースは、ガッツリ4時間。

5/4 18:21

戻りました〜。流石にこの時間に残っている車は私だけ。一般道と山陽道で2時間かけて家に戻ります。先ずは近くのコンビニに。

撮影機器：

AQUOS R2 SHV42 au シャープ

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 携帯 時計 タオル パーカー

感想

OKAMOTO20

最近、歩き方を変えたので、少し長い距離を歩いてみたい。
選んだのは広戸仙→滝山。広戸線は縦走路で登り、ふるさとコースで下山を計画。
那岐山→滝山の縦走でヘロヘロになったので、ちょうど良さそう。
変えた歩き方はマズマズ。疲労は少ないが、そもそもの速度が遅いので
それなりに時間は掛かる。ヘロヘロで動けなくなるより良さそう。

もう一つの目的は植物。山芍薬にヒトリシズカ、カタクリも観れて大満足。

計算外だったのは、下山に選んだ 「ふるさとコース」。
ほのぼのとした名前ですが、距離が長くアップダウンも有るハードなコースでした。
登山時の看板に、距離と時間が有ったのですが、山頂を通らない楽なコース位の認識で突入。全然進まず、焦りからコースを見失ってしまう。
細いコースなので見失うと復帰が難しい。レコの軌跡を信用しすぎたのが失敗。
復帰できなかったら遭難も頭をよぎる。
軌跡の上に出て下ばかり探していたが、上に黄色の標示を見つけ何とか復帰。
大幅に体力と時間をロスしてしまう。以降はテープ標示の横で次の標示を探し進む。
ピンチの時ほど、基本と冷静さが大切と改めて認識。
ヘロヘロになりながら、何とか第2展望所にたどり着き、後は下るだけ。
多くの方がされるように、先に「ふるさとコース」で登り、残った時間と体力で
滝山に行くか、広戸仙に登って帰るかを決めるのが良さそうです。

何はともあれ、目的の山芍薬とヒトリシズカを観れ、カタクリまで観ることが出来、
無事に下山ができて、良い山歩きとなりました。