東河内温泉より三ノ沢尾根直登（三ノ沢山、青笹山、イタドリ山、青薙崩れ手前）小笹平より東河内沢まで下降

2021年05月03日(月) 〜 2021年05月04日(火)

• GPS: 16:42
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,161m
• 下り: 2,128m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 0:01
• 合計: 9:11

6:09 スタート地点
6:16 6:16 東河内温泉
11:27 11:28 三ノ沢山
12:46 12:46 青枯山
13:44 13:44 青笹山
15:20 15:20 イタドリ山
15:20 宿泊地

2日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:33
• 合計: 7:31

6:36 宿泊地
6:46 6:54 小笹平
7:35 7:54 青薙崩れ
8:38 8:44 小笹平
14:00 14:00 東河内温泉
14:07 ゴール地点

東河内温泉跡より林道ゲートを越え、三ノ沢を越えたブル倉庫より尾根直登。
1628地点1939地点を経由して三ノ沢山より稜線を縦走、青枯山、青笹山、イタドリ山を越えた時点で風も強かったので野営。

2日目は小笹平に荷物をデポして、青薙崩れを見学。
再び小笹平より直下、1653地点を経由して東河内沢を下り東河内林道から温泉跡まで。

天候

1日目　曇り/晴
2日目　晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アルプス赤石温泉「白樺荘」に向けてマイカーで移動。
梅ヶ島、大日峠手前経由で2時間半。
白樺荘5キロ程手前で、「あまごの里」へと移動後直進。

道が非常に悪くすれ違いが至難なので要注意、筑波大ブルドーザーより下30メートルくらいにある空き地に駐車がおススメです。


・・・ちなみに下山後タイヤ側面がっつりいっちゃったので、今回帰りはレッカー移動デシタ

コース状況／危険箇所等

まずマイカーで侵入するのが一苦労、石はこまめにどけて最徐行を。（今回帰りにバーストして、ディーラーGW休みで最寄りは浜松か山梨と言われて地獄見ました）

三ノ沢周辺は取り付き場所が複数あるようですが、今回はブルドーザー納屋？手前の階段を上りました。百葉箱までは歩きやすかったですが、そこからは直登しようとすると土が崩れる部分があったので、素直につづら折りしていった方が無難かもしれません。
三ノ沢山看板付近はドコモ◎、4Gまで入ったのにはびっくり。

青薙崩れは噂通りの見た目で、ぎりぎりまで寄った所で何も嬉しくないので遠目でぱしゃって敗退。戸隠山の蟻の塔渡りは単独無確保で通過出来ましたが、青薙崩れは渡れるように出来てませんて（引き攣った笑い）

イタドリ山からの下降は、小笹平素直に降りればいいのに無理やりトラバースしようとして時間を浪費したりしつつも、1653地点までは割とルート自由な感じでルートが取れました。1653地点からは割と手入れされていたコース。
東河内沢沿いは、当然ですが夏用沢ルートですね（苦笑）
最近、東河内温泉からのルートにはまっていて、そこさえ埋めれば全ての尾根への線が繋がる欲求に耐えられずに突入しましたが。渡渉がカカト1スネ3で最低限で終われたと思ったら最後が少し滝になっていて絶望。一旦荷物を置いて空身でへつって道が繋がっていることを確認し、荷物全て防水加工してドキドキしながらトラバースしました。

当然ですが楽天モバイルはパートナーエリア含めて9割5分圏外でした。

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【閑話休題】
電波が兎に角悪く、ドコモ4Gと楽天モバイル(AUパートナーエリア)のDSDSでスマートフォンでヤマレコMAPにて家族に通知、サブで従来携帯3Gを持っていましたが14時下山地点まで一度も電波が繋がらず連絡出来ず。
あまごの里手前でバーストしてから、あまごの里さんに土下座して電話をお借りしてレッカー手配まで2時間近く（GW休みと距離の問題で、HONDAと保険屋とJAFと民間ロードサービスたらいまわしにされていて。返答待ちで長時間商業施設の電話占拠している状態で家族に電話できる空気でもなかったですし。）
ヤマレコMAP的には、朝8時の小笹平からのログを最後に16時まで音信不通だったので、家族が警察に相談したりと、各方面にご迷惑をおかけした山行となってしまいました・・・。
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あと、割と不吉な時間帯通行禁止があるので注意です。
https://www.okushizuoka.jp/info/article/000977.html
県道南アルプス公園線の工事規制が複数あります。お手数ですが、お問い合わせの際、『井川大沢戸の時間帯規制の件』と申し伝えいただくと助かります。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

その他周辺情報

ファイナルコンビニは、新東名・新静岡IC直後のローソンかＪＡ前のファミマ）。
トイレは「オクシズの駅　安倍ごころ」（玉機橋前の山村交流センター）、落合集落先の「オクシズの駅　横沢観光トイレ」（シャワー付き温便座でおススメ）、大日峠付近の「オクシズの駅　富士見峠駐車場」、「南アルプスユネスコエコパーク井川ビジターセンター」（温便座）はおすすめ。

南アルプス赤石温泉「白樺荘」（大人510円）が6キロ圏内にあります。

写真

5/3 6:09

前回に続きキャンパーが駐車場占拠していて困った。
いつも停めてる5台スペースにVIP停めとテント、その下の河原部分にも2台車があり、橋の横部分にテントとタープ張って焚火してるのを見て開幕テンションダウン。

5/3 7:08

5/3 7:12

前回スルーした、ブルトーザー倉庫2より登り

5/3 7:29

百葉箱や風力計、予備部品用の倉庫がありました。
ちなみにこの周辺、10本近い一升瓶の残骸が散乱しているのですが、何か伝統でもあるのでしょうか。。。

5/3 7:55

5/3 8:03

直登するも地面が柔らかく難儀する場面も

5/3 8:24

5/3 9:55

この辺から少しづつ白んできました

5/3 10:18

結局チェーンスパイクはこうか悩んでいるうちに稜線につきました。

5/3 11:17

三ノ沢山までなんとか到着。
ドコモ4Gが入ったので、思わずLINEで写真を送る

5/3 11:23

5/3 11:45

多分この辺で5年前迷った気がします

5/3 12:35

5/3 12:51

ここも野え（略）

5/3 13:23

5/3 13:24

この付近にテントを張っているご婦人と旦那様がいました。

5/3 13:33

5/3 13:43

青笹山

5/3 15:20

イタドリ山にて1日目終了。

5/3 17:49

イタドリ山直下にて野営。

5/4 6:47

小笹平にて一旦荷物デポ。

5/4 7:21

写真真上が青薙崩れかなぁ。

5/4 7:40

5/4 7:42

結局、ロープの部分までも行ってません。
手前の時点でリアルタイムで崩壊ぽろぽろしてるの見ちゃうと、そこまで行ったところで・・・と言う気持ちも強く。

5/4 7:42

落ちたら終わりですね、地形図的にも色々絶望的

5/4 8:45

小笹平。
何を血迷ったか左側をトラバースして水場スルーすれば、高度変化少ないのではとチャレンジして、逆にキツ過ぎて1時間ほど無駄にする（GPS参照）

5/4 8:59

5/4 9:04

なんか木にとろろ昆布みたいなのがつる下がっていた地帯。

5/4 9:12

5/4 9:13

バイケイソウ？

5/4 9:29

沢間違えて気合登り

5/4 10:09

5/4 10:27

やはり素直に右手に崩壊地を見て降りていく方が安定します。

5/4 10:35

1653ポイント。
今回のルート兎に角、一升瓶のかけらが散乱しまくってました。

5/4 10:37

5/4 11:24

沢・・・降りていいんだろうかと悩んでる所。

地形的にも切り立った沢なんでどうかなぁと悩んでた時

5/4 11:33

沢降りたけど、ここ登り返すの面倒だなぁと思って撮った写真。

5/4 11:38

写真には写ってない少し奥まで見ましたが、諦めてここでカカトまでの渡渉。

5/4 11:40

へつればワンチャンと思いつつも、先が渡渉しなくていい保障も無く、無防備で川に落ちる危険性も考え行かなかったルート。

5/4 11:50

140cmジャンプした所。

5/4 12:02

ここは諦めて渡渉、スネ下。

5/4 12:08

【今回の核心部】
地図的には、ほぼほぼ作業用道路と合流する手前でこれ。
先は不明、対面は崖、目測ヒザか腰の滝を越えればゴール。予備日1日あるし小笹平まで戻るべきか真剣に悩む。

5/4 12:05

夏だったら最後に汗を流すぜー！と飛び込んだかもしれませんが、今回はテント滞在と回収用に使った40Lスタッフサックとゴミ袋1しかないしなぁ・・・。

5/4 12:05

空身でへつった先からぱしゃ。
しょうがないので荷物を全て防水パッキングして落下しないかドキドキしながら三点支持で渡りました。

5/4 12:39

謎の施設。
左のキッチンにポンプで水引いてあって、右の小屋に電気点灯していたような気がしますがお邪魔するのもおかしいのでスルーしました。

5/4 12:53

あーなるほど、ここに繋がるのか。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

テルモスＬ(1) コンパス(1) SIM無しiPhone(1) ストクル上(1) ストクル下(1) 水(1) 固形燃料(2) フリース(1) ダウン(1) 寝袋(1) スリーピングマット(1) グランドシート(1) ストーブ(1) 1/25 000地形図(1) 地形図(1) 食料(8) 細引き(2) 簡易救急キット(1) Esbitメタ(1) ヘッドランプ(1) ライター(1) 小型ナイフ(1) 小型ライト(1)

感想

kikaioh

イタドリ山〜小笹平〜東河内までの沢ルートは、後から見たらレポありましたね。
とりあえず東河内からイタドリ〜小河内までの尾根を全制覇出来たので満足、県外の人に紹介するのにどのルートがいいかは、ある程度藪藪藪藪してきてから選ぶとして、いざという時のエスケープルート作りにも良かったです。
景色的には沢から小笹平まわる今回の逆ルートが景色的には楽しそうなので、沢に落ちてもいい準備をして登ってみたいと思います。

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山の話で無くて恐縮ですが、皆さん車での石は本当に気を付けて。
私がバーストしたのがGWの中日だったのもありますが、「最寄りの本日空いてるディーラーが浜松か山梨で100キロ以上ですねーw　3〜5時間待機プラスご自身でレンタカー準備してくださいね」とH〇nda Total Careの電話で言われ（しかも携帯電波範囲外で商業施設で2時間弱電話借りてコールバック待ちし）たりとか、生きた心地がしませんでした。
ちなみにこうせんばし周辺で電波がマトモに入る場所は、4キロ先の白樺荘か、その反対の大きなトンネルあたりまでほぼ繋がらないらしいです。

コメント

SIM ♾ χ

お疲れ様でした。
私も、野鳥の森付近にてパンクしGW中、浜松へレッカーされ、静岡へ帰りました