地蔵岳(地蔵ケ岳)---御座石鉱泉からピストン---


- GPS
- 10:59
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 2,055m
- 下り
- 2,071m
コースタイム
天候 | 曇り 時々日が差す |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
AM4:00過ぎ到着駐車時 2台目 その後出発時 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 |
写真
感想
今回、梅雨の合間に雨が降らなそうな予報だったのでやっと一ケ月ぶりの山行に。
前々から気になっていた山頂のオベリスクを見たい&甲斐駒、仙丈や北岳も。
ということで決行。
御座石鉱泉を起点としたのは、無料駐車場&人が少ない。というネット情報もみて決定。
確かにその通りで少なくとも鳳凰小屋あと10分という場所まで、入山してから全く人に合いませんでした。
御座石鉱泉から少し登って行くうちに少しづつあたりはガスの中に。
天気予報では午前中は良くなりそうな感じだけどまだかぁ。と思いながら少しづつ高度を上げてゆきます。
が、今日は登れども上がれども先が長い...。
単純に標高差1700mはややもすれば心が折れてしまいそうだ。
如何にモチベーションを保ちながら頂上まで持たせられるかが今日の勝負所!?だ。
でやっとこさ旭岳に。ここからまた上りがキツイらしい...
でもなんとかそれでも燕頭山に何とか到着。
この辺りは笹の平原。少しほっとします。 あたりはうっすらとガス。
この後、時折陽が差すものの概ね曇りの中を歩き続けました。
鳳凰小屋手前あたりで初めて他の登山者(女性2人下山者)とすれ違う。
今日は本当に静かなヤマノボリ。
鳳凰小屋前を通りすぎ、しばらくして徐々に足元が砂地になってきた。
今迄画像で見た頂上の雰囲気が出てきました。
息を切らしながら少しずつ一歩ずつズルズルと上り続けて行くうち、ふと見上げたらオベリスクが。本当にふっと見上げた時だったのでドーンとオベリスクが目に入り、思わず、あ〜、と声が出てしまいました。
が、ここからがまた長かった...。
山頂がうっすらとガスに包まれたり、また青空が見えたり。
そんなこんなで山頂にやっと到着!
やっったぁ〜、君頑張ったよ、と自分を心のなかで労う。
山頂のオベリスクは迫力満点、見事、自然の力はすごい!と。
いつも思いますが、この風景が何年もはるか太古の昔からあり、自分の何世代も前の前の前の前の・・・人々も見ていたと改めて思うととても不思議な気持ちになりますね。
当初、自分自身のオプションルートとして時間・体力等々次第では鳳凰三山の頂を踏もうと考えていましたが、今回は諦めました。とても無理でした。
山頂堪能後、下山開始しました。
が疲れの為か、下れば下るほど、つまり疲れがたまるほど今回は非常に見間違いが多くなりました。
木の切り株を度々人が立っているところに見えたり、お地蔵さんだったり、小さな祠に見えたり...
また、少し遠くにの下にある木々の花びら等の色があるものを、下山時の「もう少しでゴ―ルポイント」で思っていた治山工事現場の工事機材・車輛置場に見間違えたり、完全に疲労がたまりまくりでした。
良く遭難された方が幻覚を見たりするのはこういう事なのか、と思いました。
ある意味自分も体調的・精神的に遭難状態であったと思います。
下山中何度も自分自身に落ち着け、慌ててるなと言い聞かせながら、休み休み下りました。
実際に足も疲労が溜まりまくりで膝がもう笑い初めてサポーターを巻いてなんとか最後30分を凌ぎ下山しました。
今回は本当に反省多き山行でした。
体調が万全であれば問題なかった思いますが、一か月ぶりの山行、その間体調崩していた、前回山行時も万全でなかった等々、自分のコンディションを冷静に判断出来ていなかったと思います。
ちょっと間違えば世間様、家族に迷惑を掛けてしまうところでした。
深く反省しなければなりません。
本当に安全無事に山行を終える事が出来て感謝です。
ありがとうございました。
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