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記録ID: 31639
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積雪期ピークハント/縦走
白山

白山 一里野スキー場→奥長倉山→大汝山→発電所→一里野スキー場

1995年03月13日(月) 〜 1995年03月19日(日)
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コース状況/
危険箇所等
白山 一里野スキー場→奥長倉山→大汝山→発電所→一里野スキー場

1995/3/13-19(4-3)

L:石崎啓之(5) AL:銭谷竜一(5) M:吉田みゆき(2)

3/13 雨

 16時ごろようやくスキー場につくも、頂上までのリフトはすでに止まっており、中腹までリフトに乗ってあとは歩く。リフト終点にてC1。

3/14 晴のちガス 

C1(5:45)→1549手前(7:45)→口長倉(12:00)→奥長倉手前C2(14:30)

 ・1549まではスキーが快調であわよくば天池までという期待も出てくるが、口長倉ののっこしがゴクイ。細い尾根に雪庇が出ており、スキーでは無理。部分的に硬いところもあり、アイゼンをつけていく。あたりには濃いガスがかかり始め何か壮絶な雰囲気である。口長倉のピークから少々スキーをはくが奥長倉への登りはまたシートラ。奥長倉手前で視界がなくなりテントを張る。

3/15 快晴 

C2(5:30)→美女坂の上(8:10)→四ッ塚∩3(14:00)

 奥長倉はスキーで越える。この尾根は全般に視界がないと雪庇の判断が難しいようだ。下りにとるのはいやなので悪くとも楽々尾根まで行くつもりででる。美女坂は急な斜面でシートラしていく。登りきると緩やかな尾根でスキーで快調に進む。天池からの下りは地図で見るより右手の沢の源頭が急な斜面になっている。クラストしていればスキーでは怖いだろう。コルへの下りで4〜5m硬いところがありアイゼンを使う。Co2200付近は雪稜状でシートラしていく。ここからピークまでずっとシートラ。四ッ塚ピークはイグルーにうってつけの吹き溜まり。時間はまだあるが少々ばて気味である。大汝を越えるのは無理そうだ。楽々尾根まで行くと何かと時間がかかりそうなのでここでイグルーを作ることにする。

3/16 雪、風 

∩3=4 停滞

 低気圧の影響が早い。目覚めたときにはイグルー内積雪5cm。

3/17 雨 

∩4=5 停滞

 イグルー内に冬天を張りポタポタをしのぐ。

3/18 晴 

∩5(6:30)→七倉山(7:10/9:20)⊃大汝峰(8:10〜40)→Co1500C6(14:00)

 七倉山までシートラで行く。前日の雨であたりはずいぶん黒々したようだ。七倉山にスキーを置いてアタック。稜線は雲海の上だが気温は低い。上空には薄い雲がかかっている。御前峰には行かず、下ることにする。大汝〜七倉は小尾根が多く派生していて視界ないと迷いそうだ。七倉山の下りは急。見返り坂は急な雪面になぜか雪庇が残っている。ガケ沿いのところに切れ目があり、バックステップで下ることができた。しばらく下りてスキーを履く。Co2000付近でガスにまかれたが、この辺も小地形がうっとうしく、視界ないと動けない。Co1650の細いとこは何度かスキーを脱いで通過。Co1500でC6。

3/19 晴のち雪、風 

C6(8:30)→発電所(13:00〜30)→スキー場(16:00)

 Co1350からシートラで下る。新岩間温泉の先は道の上にデブリがあり、スキーで通過するのは怖い。つぼで行く。発電所への下りは上からではルート選択が難しい。結局、散々うろついた挙句、左手の水道管を少し下り、小尾根から小ルンゼにうつって下りた。発電所からのトンネルは途中わかりにくい分岐がある。運良く人がいたので教えてもらえたが、そうでもしないと分からなかったかもしれん。噂通り背丈より低いトンネルを小一時間も行くと、一里野まではもうじきである。
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