鎌ヶ岳（松山尾根↑ニゴリ谷↓）

2021年05月09日(日) [日帰り]

• GPS: 05:05
• 距離: 5.8km
• 登り: 719m
• 下り: 731m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:05

8:39 スタート地点
11:35 12:09 鎌ヶ岳
12:15 12:16 岳峠
13:44 ゴール地点

天候

曇後晴（強風）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

松山尾根のキレット、10m程だが激痩せ馬の背。テンションかけると崩れるザレ場。ロープ確保は必須。

その他周辺情報

グリーンホテル土日800円

写真

5/9 8:54

さあ、スタート

対岸へ渡渉し、取付きの尾根を探す。

5/9 9:31

急斜面に取り付いて、尾根が安定してきた。

5/9 9:50

シャクナゲが咲いていた。

5/9 10:20

急斜面が所々現れる

5/9 10:24

雨乞岳を遠望

藪被り

5/9 10:39

核心のキレット。短いが両方スパッと切れている砂を固めた馬の背。
以前あったフィックスロープは無くなっている。

ビレイしてもらいトップで。ザレ場で支点が取れないので落ちたらロープの長さ分落ちるが、フリーで奈落の底迄落ちるよりまだマシ

足も手も、テンションかけるとサラサラと崩れる砂の塊。ジワッと体重をかけてソロリと次の動作に移る。

セカンドの人は両サイドからロープを張ってプルージックで。痩せ馬の背は跨いで通過

5/9 10:58

動く度に崩れるので馬の背の形が微妙に変わる（笑）

最後の人を立木支点にビレイ。

全員通過!

5/9 11:16

怖かった〜

5/9 11:22

まだまだ続く藪被りのアップダウン

5/9 11:24

鎌尾根が見えた。

5/9 11:32

おだやかにアカヤシオ

5/9 11:37

山頂

5/9 11:38

花見をしながら昼食

5/9 12:08

さあ下山。

5/9 12:12

見事な色

5/9 12:18

岳峠の看板から藪に飛び込めばニゴリ谷。

5/9 12:21

鎌ヶ岳を振り返る

5/9 12:57

枯れ沢だったのが水流が出てきた。

5/9 13:05

5/9 13:08

5/9 13:17

何度も渡渉

5/9 13:17

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 昼ご飯 行動食 飲料 ガスカートリッジ コンロ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ハーネス カラビナ３ 環付３ スリング３ ATCガイド

共同装備

30ｍ補助ロープ ツエルト

感想

sonodo

前日に続き、鈴鹿山行のために軽めの距離でコース設定。
バリエーションで鎌ヶ岳周回を計画。

松山尾根は取り付いてしまえばルーファイは難しく無い。
核心の10mキレットは鈴鹿でいちばん凶暴かも。クライミングエリアと違い、岩と思って触ったらどれも崩れるロシアンルーレット。

降りのニゴリ谷は何度も渡渉を繰り返すが沢の流れに癒やされてゆるゆる下降。取付きポイントさえ分かっていれば地図読みは難しくない。

コメント

風波

はじめまして、sonodoさん。
はじめまして、sonodoさん
鈴鹿山系のトレッキングでトップクラスに凶悪なルートを２１日歩きました。
その時、松山尾根のことを思い出し、
ヤマレコで検索したら
sonodoさんの山行記録があったのでコメントさせて頂きました。
私（風波）が今回歩いた　
黒尾山ー銚子ヶ口　
ここの超痩せ尾根も凶悪でした。
私（風波）の山行記録を見て頂ければ幸いです。

風波

sonodo

風波さん、コメントありがとうございました。
いろんな鈴鹿を歩かれていますね。

鈴鹿はアルプスと違い、多少無茶やっても何とかなる安心感があり、好きで色々徘徊しております。

松山尾根（通称、西鎌尾根キレット）は以前歩いた時はフィックスロープがあり、通過に怖さはなかったですが、フィックスがなくなってました。
トップでロープを引いて歩くと、最後の一歩が崩れそうで、一か八かになり、もう、このルートは封印かなと思いました。

固定ロープが無くなった松山尾根は、単に危険なだけで、技術的には難しくなく、歩いて面白いルートでも無いのでオススメしません。