【谷川岳】残雪の巌剛新道〜西黒尾根【マチガ沢】

2021年05月09日(日) [日帰り]

• GPS: 08:20
• 距離: 7.2km
• 登り: 859m
• 下り: 846m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:16

5:42 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
5:45 5:47 西黒尾根登山口
6:06 6:12 巌剛新道登山口
10:00 10:54 ラクダの背(ラクダのコブ)
13:24 13:28 西黒尾根登山口
13:28 13:31 谷川岳山岳資料館
13:33 13:47 西黒尾根登山口
13:48 13:55 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
13:56 13:56 谷川岳山岳資料館
13:58 ゴール地点

天候

晴れのち雨

アクセス

谷川ロープウェイ駐車場、夜3時ごろ着で中に入れました。

コース状況／危険箇所等

■巌剛新道
荒れている。
ところどころピンクリボンが出ているが、取りつきなど雪でわかりにくいためルーファイ必至。
藪こぎというより枝漕ぎ。
斜面のトラバース3回ほど。トラバースとトラバースの間は雪がなくアイゼンを外したい。そのため着脱に時間もかかる。
西黒尾根と合流する手前のトラバースは雪も薄目でアイゼンの刃を蹴りこむ振動が上にいる同行者に伝わった。
マチガ沢のどこかで雪崩れる音を2回聞いた。
12本爪アイゼン、ピッケル、厳冬期用グローブ（溶けて濡れるため）と十分に装備を持って臨みたい。

■西黒尾根（ラクダの背〜登山口まで）
雪は樹林帯に下りるまでの短い間のみ。
下の方ではコシアブラ、タラの芽など山菜が採りごろ。コゴミは巌剛新道の方が充実していた。
登山口付近はもう育ちすぎている。

その他周辺情報

■生どら焼き　まんじゅう屋笛木
本当美味しい。冷凍で購入して3/4解凍くらいで食べるのが好き。抹茶とチョコ食べた。
■大とろ牛乳
定番。高いけど。今ならイチゴありますよ！
■高橋の若鶏
濃いめの照り焼きチキンが山の後の体に染みわたるー！大きさで値段が変わる。いちばん小さい350円でも十分！骨付きの蒸し鶏も気になる・・・次回は両方w

写真

5/9 5:49

西黒尾根入口。でもここはスルー、さらに先へ。

5/9 6:03

谷川見えた。この角度ははじめて見る！

5/9 6:05

巌剛新道、ここから入りました。

5/9 6:18

沢沿いを進む。

5/9 6:24

ここから上に上がれるかな？と横に逸れてみたり。

5/9 6:25

今だけ見れる景色

5/9 6:27

雪の下はもう夏への準備が始まっている。

5/9 6:27

淡々と進む

5/9 6:40

上がろうとしてみたけど

5/9 6:51

やっぱり行けるとこまで沢沿いに進んだ方が楽でしたw

5/9 6:59

BCの方のデポ？片方だけ？？落とし物？？？

5/9 7:04

右がコゴミ、左がオニコゴミ（偽物！）

5/9 7:20

紫の花びらと、青いめしべ？綺麗だった。なんの花だろう

5/9 7:24

雪崩も多い場所

5/9 7:24

上の方はだいぶ雪も減ったけど気を抜かずに。

5/9 7:49

上がります！
けっこう斜度あるので、熟練者じゃない限りチェンスパではなくちゃんとアイゼン履いた方がいいです。

5/9 8:05

しばらく進んでいくと

5/9 8:18

トラバース。

5/9 8:19

集中して！

5/9 9:29

雪が完全にない所とトラバースを繰り返す

5/9 9:45

谷川山頂に雲がかかってきた・・・
予報通り。

5/9 10:14

先ほどのようなトラバースを3回繰り返した。
同行者的には最後がいちばんやばかった、とのこと。
細い枝につかまりながら、踏み抜くところもある全体的に薄い雪のトラバース。きっともうじき谷に落ちることでしょう。

5/9 10:47

最後は直登！西黒尾根に合流！
ふつうの道だ〜っ(´；ω；`)と安堵感が隠せない

5/9 10:54

ラクダの背。今日はここまで。下山開始！

5/9 11:03

雪ない

5/9 11:15

雪ない

5/9 11:15

雪ない

5/9 11:22

鎖のとこ。

5/9 11:25

ここくらいかな、チェンスパ履きました。

5/9 12:29

樹林帯はもう初夏。
山菜採りしながら下ります。

5/9 13:50

下山！泥だらけのあれやこれを洗って乾かす。

5/9 14:20

ほんとは今回3人だったんですよ・・・
朝登山靴を片足履いた時に眠さに勝てず「今日やっぱ無理！」とお留守番していた彼女も加わり山菜採り（むしろメインイベント）！田尻尾根へ

5/9 14:22

雪解けの水で？水量多め！
さらに雨が降ってきたためたいして山菜探せず・・・

5/9 14:52

コシアブラとタラの芽！
天ぷらで美味しくいただきました。

撮影機器：

α7 II ILCE-7M2 SONY

感想

nico_risa

残雪期は難しい、とわかっていたけれど
山域選びだけじゃなく、単純に溶けていく・崩れていく雪と向き合うのはとても難しい。
スキルもだし、装備も大事。
重い荷物を持って歩き続けること、大事。
今回早い段階で山頂は諦めたため、危険箇所に時間をかけて落ち着いて確実に通り抜けたけど、これが目的地に到着しないといけなかったりで時間に余裕がない場合、わたしはまだまだ安全に行ける自信がない。
でもこうやって、短い距離だったけど密度の濃い経験をつむことができて、本当に良かった。
いずれ行ってみたい場所、歩いてみたい場所に近付くために、少しずつ進んでいこう。