湊川から宇藤木山ノ神

2021年05月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 16.8km
• 登り: 488m
• 下り: 476m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:29
• 合計: 7:27

距離 16.8km 登り 490m 下り 491m

5:08 富津市民の森駐車場
5:37 5:50 入渓池
9:30 右沢出合
10:25 稜線(山道)
10:32 10:47 林道
10:58 10:59 宇藤木山ノ神
11:05 林道
12:35 駐車場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場
富津市民の森駐車場利用。トイレなし。

往路　3:05市川-5:00富津市民の森駐車場
復路　12:45駐車場-木更津北IC-市川中央IC-14:45市川

コース状況／危険箇所等

沢登りです。それなりの経験と装備が必要です。
　沢登りとしては初心者むきです。難しい滝はなく詰めもそれはど急にはなりませんでした。これは私通ったルートの話です。詰めの選択によってはかなり急峻になることも予想されます。
　ロープを出すようなところはありませんでしたが、後半は優しくないです。技術的には易しいですが忍耐力と強い意志が必要です。ジャングルジムのような倒木帯との格闘になります。これを楽しむことができる体力気力がないと最低の山行となるでしょう。
お勧めは林道と並走するまでの前半部までです。
ヒル
　沢から上がって林道で数匹発見。この時は喰われていなかったが車に戻ると足首が喰われていた。履き替え中に付いたと思われる。湊川流域にはいないとの話も聞くが、源頭域にはいます。仕組川、高宕川の源頭でもいたのでこの流域でも対策は必要です。

写真

5/15 5:10

富津市民の森駐車場を利用。

5/15 5:27

戸面原ダム。

5/15 5:33

入渓地に向かう道の入り口。
下の民間の入り口にしか見えず通り過ぎてしまった。

5/15 5:37

入渓地の橋

5/15 5:37

橋から覗く。あまり水量はない。

5/15 5:39

入渓地。このあたりはゴーロ。

5/15 5:54

タニウツギ

5/15 5:56

知らない花

5/15 6:03

はじめはゴーロ帯が続く。

5/15 6:06

支流が滝となって落ちる。

5/15 6:10

ナメになった。

5/15 6:14

ナメ続く

5/15 6:18

滝

5/15 6:19

ハングした壁

5/15 6:21

倒木が詰まった滝。
腰まで浸かって釜を渡り倒木を攀じ登った。

5/15 6:24

落ち口。倒木がなかったら登るのが難しかったかも？

5/15 6:25

さらにナメ続く

5/15 6:25

小滝。
2mもないが手がかりなく苦戦する。結局、腰まで浸かり流心をつっぱりで突破。またパンツまでびしょ濡れ。冬季はきついでしょう。

5/15 6:28

ナメ

5/15 6:30

ナメ

5/15 6:34

滝

5/15 6:40

滝

5/15 6:44

ちょっと興醒め！直ぐ上が道路。

5/15 6:53

川廻しトンネルが現れた。

5/15 6:55

登れなかった。

5/15 6:59

古川から巻く。地形図の水線は古川を通っている。元は水田だったか？

5/15 7:01

トンネル入り口に出た。

5/15 7:06

花

5/15 7:11

滝群

5/15 7:11

最後はちょっと高い。

5/15 7:26

倒木帯

5/15 7:27

この辺は楽勝？

5/15 7:39

ナメ滝

5/15 7:39

ナメ

5/15 7:42

荒めだがナメ床。

5/15 7:44

釜が深い小滝

5/15 7:45

釜を見下ろす。

5/15 7:45

ゴルジェぽくなる。

5/15 7:46

狭いがナメ

5/15 7:51

ナメ

5/15 7:54

この辺りだいぶ狭い。

5/15 7:56

滝

5/15 7:57

小滝。

5/15 7:58

二段目の滝

5/15 8:00

川廻しトンネル。通れました。

5/15 8:01

トンネルの反対側。近代になってコンクリートで補強された感じ。上には道が通っている。

5/15 8:09

ナメ床です。

5/15 8:13

ずーっとナメが続く

5/15 8:16

ナメ

5/15 8:21

滝と

5/15 8:25

淵

5/15 8:27

淵を振り返る。股下ぐらいで通過できた。

5/15 8:29

ナメ

5/15 8:31

滝

5/15 8:40

広い釜を持つ滝

5/15 8:40

膝ぐらいで通過

5/15 8:57

トンボ

5/15 9:29

倒木帯。直ぐ上は林道。

5/15 9:31

右沢に入る。

5/15 9:34

右沢に入ると一旦水枯れ。

5/15 9:39

ナメ復活

5/15 9:49

滝

5/15 9:56

右沢に入ってからは時々ナメが現れると言う感じ。

5/15 9:57

大倒木帯！

5/15 10:01

続く倒木帯。

5/15 10:05

まだ続く。

5/15 10:07

そして沼になる！
ここで尾根に逃げることも考えたが、行けるとこまで行くことに。幸い岸は傾斜は強いが薮が密生して手掛かりがある。

5/15 10:13

沼。

5/15 10:14

沼地を振り返る。
脱出して川床に下りるとひざまで泥に埋まった！

5/15 10:25

左岸が低くなったあたりで尾根に上がる。5mほど登ると山道があった。

5/15 10:32

山道をたどって林道に出る。

5/15 10:47

山道と林道に挟まれた尾根をのぼる。

5/15 10:51

エビネ

5/15 10:57

展望が開ける。鴨川あたり。

5/15 10:58

山頂。宇藤木山ノ神と言うらしい。

5/15 10:59

展望とわたし。

5/15 11:05

林道に下りる。この下りがいちばん急だった。

5/15 11:39

林道ゲート

5/15 12:34

駐車場に戻りました。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

カイG

　林道から下見をした時はとても沢登りの対象にはならないと思い行くつもりはなかった沢です。しかし、他にいい場所が見つからず(コロナ禍で県境を越えずらい)とりあえず訓練のつもりで臨みました。
　これが意外にいい沢でした。前半はナメが続きます。小滝ながら滝も多く、また釜や淵など変化に富んでます。集落内を流れるのであまり期待はしていなかったのですが、十分深山の雰囲気です。
　上流部は下見通り、ゴーロと倒木帯に終始し沢登りの対象外と言う感じです。林道と並走するあたりで切り上げた方が無難です。上流は直ぐ上を林道が通り、下流部は民家が隣接するところもあるので多少のゴミがありますが気になるほどではないです。
　尚、今回は車から出て戻るまで林道も含め誰とも会いませんでした。感染拡大のおそれはないと思いますのでご容赦願います。