記録ID: 319055
全員に公開
トレイルラン
ヨーロッパ
日程 | 2013年05月01日(水) [日帰り] |
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メンバー | , その他メンバー14人 |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
コースタイム [注]
6:30 Navarrenx – 18:01 SAINT JEAN PIED DE PORT 61km
コース状況/ 危険箇所等 | *スペインの「巡礼の道」は実は何本もあり、世界的に有名なのは「フランス人の道」年間20万人が歩いている。昔は出発地まで飛行機で行けたわけじゃなく、ゴール後も新幹線で帰れたわけじゃなく、自宅から歩いて、巡礼の道に合流し、サンチャゴに着いたら帰りも歩く。フランス人だったら、スペインの「フランス人の道」に入る前に、フランス国内を歩いてくるわけで、今回のコースはそれを辿った。ゴールのSAINT JEAN PIED DE PORT はフランス区間を完踏した「巡礼証明書」を発行するオフィスもあり、またスペイン編のスタートでもあり、たくさんの巡礼者で賑わっていた。 *なのでSAINT JEAN PIED DE PORT は大きな街だろう、近づくとだいぶ手前から開けた地方になるのだろうと勝手に想像してた。最後まで田舎だった。12日間、ちょっとした街はあっても、全体的に日本ではありえない辺鄙な田舎。 *国道とは重ならず、丘を登ったり下ったり、森や牧場や古い村を抜ける昔のままの未舗装路だけど、危険なところはない。 *巡礼の道は人気コースなので、歩いている人がいて、宿があって、田舎とはいえ、ヨーロッパにしては例外的に開けた便利なところ。今回はレースに参加、至れり尽くせりのサポートがあったが自力でとなると、日本とは全く違う状況がある。フランスに限らずヨーロッパは人口密度が低く、都会はめったになく、ひたすらど辺鄙な田舎、広〜い広〜い大地、どこまでも丘と森と牧場と小さな村。自販機、コンビニはありません。人里遠くはなれるわけではないが、日本での山岳縦走的な物資の準備が必要。 |
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過去天気図(気象庁) |
2013年05月の天気図 [pdf] |
写真
感想/記録
by tabigarasu
*起床後、まだ暗い中大急ぎで支度をし、6時に外に出ると、第1陣は6時半だよと言われた。なあんだ。で、第2陣が7時、レイト組が8時だそうな。
*道がわかるか心配なところがあり、Friquet Hervéさんに必死でついていった。待ってくれたり、トイレで前後したりでいっしょに走り、問題の分岐には仲間が車を止めていてくれた。レイト組と1時間半空いているので追い越されず第1CPに。
*第2CPまではものすごく長い。ロードから鋭角に曲がって森の中へ。入口にGR65の標識はあったが、その後紅白マークがない。色の落ちたシェルマークがごくたまにあるだけ。途中で分岐したもう一つのGR65ルートが合流するはず。そこで反対に入ってしまうと元に戻ってしまうのでとても心配だった。あとからスタートした仲間が追いついてきたので、この道でよいのだろう。
*地図で目印と思ってるところにいつまでも着かないので心配だったが、ものすごい時間かかってからそれらしきところに到着。ってことはまだCPまで3〜4キロ。ぎゃあ!
*第2CPのあとは変化が多く景色の良い道。家々の雰囲気がなんか素敵。そして、標高は今までの丘なのに、高い山に登ったような雰囲気の、見晴らし良い丘に。
*てっぺんから急な坂を下り、森の中へ。
*最終日も、いくつもいくつも丘を越えた。そして地図でいよいよ最後の丘かなあ、というのを越え、森の中の大下り。あとは大きな川に沿った国道の横の道。ゴールまで平坦だろう。と思ったら大間違い。国道の裏の、ペンション街みたいな村の先でまた牧場の中、山道、グチャグチャ道に。これがまた長かった。
*やっと国道を横切り、最後のCPのある村に。
*こんどこそ国道沿いの平坦な道かな?と思ったら国道から大きく離れ、山の向こうに行ってしまった。丘と牧場と、最後まで景色は良い。
*ラスト数キロ、古い村に入る。カメラが不調でなかなか起動しなくなった。新興住宅地みたいなところで、庭にいた子どもがすずらんの小さな花束を渡してくれた。
*あと2キロくらいだ。もうちょっとと思うころ、メインの道路はまっすぐ行くのに、コースは左に急な坂を登る。なんで〜?さて、ゴールは街のどこかな?大聖堂でもあるのかな?街中の道はわかるかな?と丘の中腹の道を進んでいくと、街の入り口の壁が見えた。遺跡っぽい。
*あれ??その壁のゲートに大勢の人がいるのは?あそこが、街の入り口が、ゴールなんだ!パトリックや、スタッフや、先にゴールした仲間達が見える。近づいていくと、笛を鳴らし、大さわぎで賑やかに迎えてくれた。ゴールテープはトレペで、大笑い。みんなとハグハグ。
*すばらしい大会だった。パトリック、スタッフのみなさん、ありがとう!!
*この街はフランス区間のゴールであるとともに、年間20万人もの人が歩く世界的人気コースの出発点でもある。かわいい家が並び、大勢の巡礼や観光客で賑わっていた。
* 完走パーティーでは、5ステージのPISJ完走として、盾やフィニッシャーフリースをプレゼントしてくれた。優勝はフランス人の男性で、ドイツ人女性のカルメンは2位。何回も完走しているらしい。
*旅の余韻をもっと味わいたいが、明日朝一番でこの街、サンピエドボーを出ないとならない。駅までの道、切符の買い方もわからない。数名が同じ列車に乗るので、パトリックが連れて行ってくれるとのこと。安心だ。ほんとに、最後まで面倒見良く、親切にしてくれてありがとう。
*道がわかるか心配なところがあり、Friquet Hervéさんに必死でついていった。待ってくれたり、トイレで前後したりでいっしょに走り、問題の分岐には仲間が車を止めていてくれた。レイト組と1時間半空いているので追い越されず第1CPに。
*第2CPまではものすごく長い。ロードから鋭角に曲がって森の中へ。入口にGR65の標識はあったが、その後紅白マークがない。色の落ちたシェルマークがごくたまにあるだけ。途中で分岐したもう一つのGR65ルートが合流するはず。そこで反対に入ってしまうと元に戻ってしまうのでとても心配だった。あとからスタートした仲間が追いついてきたので、この道でよいのだろう。
*地図で目印と思ってるところにいつまでも着かないので心配だったが、ものすごい時間かかってからそれらしきところに到着。ってことはまだCPまで3〜4キロ。ぎゃあ!
*第2CPのあとは変化が多く景色の良い道。家々の雰囲気がなんか素敵。そして、標高は今までの丘なのに、高い山に登ったような雰囲気の、見晴らし良い丘に。
*てっぺんから急な坂を下り、森の中へ。
*最終日も、いくつもいくつも丘を越えた。そして地図でいよいよ最後の丘かなあ、というのを越え、森の中の大下り。あとは大きな川に沿った国道の横の道。ゴールまで平坦だろう。と思ったら大間違い。国道の裏の、ペンション街みたいな村の先でまた牧場の中、山道、グチャグチャ道に。これがまた長かった。
*やっと国道を横切り、最後のCPのある村に。
*こんどこそ国道沿いの平坦な道かな?と思ったら国道から大きく離れ、山の向こうに行ってしまった。丘と牧場と、最後まで景色は良い。
*ラスト数キロ、古い村に入る。カメラが不調でなかなか起動しなくなった。新興住宅地みたいなところで、庭にいた子どもがすずらんの小さな花束を渡してくれた。
*あと2キロくらいだ。もうちょっとと思うころ、メインの道路はまっすぐ行くのに、コースは左に急な坂を登る。なんで〜?さて、ゴールは街のどこかな?大聖堂でもあるのかな?街中の道はわかるかな?と丘の中腹の道を進んでいくと、街の入り口の壁が見えた。遺跡っぽい。
*あれ??その壁のゲートに大勢の人がいるのは?あそこが、街の入り口が、ゴールなんだ!パトリックや、スタッフや、先にゴールした仲間達が見える。近づいていくと、笛を鳴らし、大さわぎで賑やかに迎えてくれた。ゴールテープはトレペで、大笑い。みんなとハグハグ。
*すばらしい大会だった。パトリック、スタッフのみなさん、ありがとう!!
*この街はフランス区間のゴールであるとともに、年間20万人もの人が歩く世界的人気コースの出発点でもある。かわいい家が並び、大勢の巡礼や観光客で賑わっていた。
* 完走パーティーでは、5ステージのPISJ完走として、盾やフィニッシャーフリースをプレゼントしてくれた。優勝はフランス人の男性で、ドイツ人女性のカルメンは2位。何回も完走しているらしい。
*旅の余韻をもっと味わいたいが、明日朝一番でこの街、サンピエドボーを出ないとならない。駅までの道、切符の買い方もわからない。数名が同じ列車に乗るので、パトリックが連れて行ってくれるとのこと。安心だ。ほんとに、最後まで面倒見良く、親切にしてくれてありがとう。
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