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ヤマレコ

記録ID: 319816 全員に公開 沢登り丹沢

中川川水系 ヤビキ沢(沢登り講習)

日程 2013年07月12日(金) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
, その他メンバー1人
天候晴れ時々曇り(猛暑)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
西丹沢自然教室
 ・教室横に10台程度、その手前路肩土スペースに多数駐車可
 ・登山計画書、登山届は必ず自然教室のポストに投函か、職員に渡してください
 ・トイレあり
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

西丹沢自然教室8:52−
9:40ゴーラ沢出合10:18−
11:32標高990m三俣12:02−
12:42標高1100m二俣−
(右沢へ)
15:08標高1450m登山道15:30−
ヤビキ沢・石棚沢の界尾根下降−
17:30石棚沢出合−
17:45西丹沢自然教室
コース状況/
危険箇所等
マウントファーム
 http://mt-farm.info/

■東沢ゴーラ沢支流 ヤビキ沢

 比較的マイナーな沢であるが、ゴーラ沢を分けるとやや荒れてはいるが
 きれいな長いナメが続く。
 標高1100m二俣から一般的には左沢へ進み幾つかの涸れ棚を登って
 テシロノ頭で遡行を終了する。
 また同二俣から右沢へ進むと左沢より難易度の高い涸れ棚が連続する。
 特に4つ目の25m棚は取付きと上部が核心部で、ハーケン打ちとカムで
 ランニングを取りながらのクライミングで、クライミング達者な方には
 登り応えがある。ロープスケールは35m程度出る。
 沢登り初級者やクライミング力のないパーティは右沢は難しいので
 左沢へ入るべきであろう。

 遡行グレード:標高1100mより左沢 1級
        同右沢 2級下

.▲廛蹇璽舛論消安自然教室からつつじ新道を檜洞丸へ向かい、1時間弱で
 ゴーラ沢出合。
 ここから右の白い花崗岩ゴーロ帯の続くゴーラ沢へ入る。

3つの堰堤は、最初が右、あとの2つは左から巻いて越す。
 幅の広い両岸壁状をしばらく行けば、水量比1:1二俣となる。
 左がゴーラ沢で右が目指すヤビキ沢だ。

ヤビキ沢に入るとゴーロで荒れてはいるが長いナメとなる。
 ゴーロが一掃されれば丹沢ピカ一となれるのに惜しい。
 一旦ゴーロ帯となるが、すぐに沢幅いっぱいの美しいナメ帯が出てくる。
 途中2段4mナメ滝含め、ここがヤビキ沢の見所だ。
 ヒタヒタと水流を快適に歩く。

で鬚ぅ粥璽蹐鮠し歩いていくと中央が大量のゴーロの押し出しである
 標高990m三俣状。
 右俣と中俣は涸れ沢で、左俣には2段10mのようやく滝らしい滝が出現。
 10m滝は一見登れるかな?と思わせるが、左壁はバンドながら外傾しており
 おまけにホールドも外傾しているし、浮き岩もありそうなので厳しいであろう。
 流芯右も取りたいホールドやスタンスを使うにはシャワー必至で結構立っており
 厳しいクライミングになりそうだ。
 こういう箇所で色気を出すとロクなことにならないので素直に高巻いた方が
 よい。
 手前左手のガレた枝沢を少し登り本流にトラバースする。

ヂ海斜度の寝ている8m滝は左右とも卦蕁櫃らいで越せる。
 2×4m滝、壁状3m滝を越して少しで、豊富だった水も一気に涸れる。
 伏流しているのではなく、上部が岩床であることから、湧き水帯となっている
 ようだ。その証拠に水が冷たい。猛暑の今回は随分喉を潤おせた。

ι弦1100mは両沢とも涸れ棚で合わさる二俣。
 一般的にはここは左沢へ登った方が、その後も7つほど顕著な涸れ棚が出て
 くるが易しい。
 左沢の記録はヤマレコkamogページ2012年10月11日記録をご参照のこと。

Г気萄2鵑榔β瑤惺圓辰討澆襦
 4m棚を越え(卦蕁檗砲襪函中央出だしに台座になりそうな岩のある棚。
 一見5mくらいにしか見えないが、上部も斜度の低い棚状となっており
 計15mほどの高さ。出だしが中央を卦蕁椶脳し難し目だが、上部は教蕁

続く4×6m棚を卦蕕らいで越えると、出だしが垂直に近い高い棚が出て
 くる。
 出だしさえ越えれば何とかなるかな?
 右手チムニーの更に道側のカンテを3mほど登り、チムニー左壁にハーケン
 1枚打って棚へトラバースする。
 カチホールドを使って、スタンスを踏みかえて棚に移る。
 フリーに拘らず、ハーケンに掛けたクイックドローでA0する。
 中盤は見た目通りでそれほど難しくはないが、2段構成になった上段数mで
 中央のCSが邪魔で要バランス。何とかスタンスを決めやや右側からファイト
 一発!で登りきる。この辺はやや大きめのカムが欲しかった。
 クライミンググレード的には元蕁檗5.8)くらいであろうが・・・。
 ビレイは安定したところで肩絡み。
 ロープスケールは35m近く出たので、落差は2段25mくらいであろう。

次も一見して難しそうな8m棚が続く。
 台座になりそうな大岩が出だしにあるが、中央のクラックは垂直。
 左右の壁は苔が生えていたり、スラブ壁なのでレイバックムーブも、
 ステミングもできそうもない。
 ジャミングで行けるかどうかは未確認だが、いずれにしても無理する必要は
 ないので高巻きを探る。
 左右とも行けそうだが、左は少し回り込む必要もあり浮石も多そうなので
 右からとする。
 棚落ち口の少し上に向かいトラバースは可能であった。

その後はやや不安定なゴーロを顕著な本流に向かって登り詰める。
 稜線直下はそれ程大きくはないが、えぐれたザレなので、右手の尾根状に乗って
 ベンチのある登山道(標高1450m辺り)に出る。
 登山道は、左(東)に行けば檜洞丸、右(南西)に行けば大石バンガローで
 県道に出られる。

下降は遡行終了点の西側1450mピークからヤビキ沢と石棚沢の界尾根を下る。
 1450mピークは植生保護柵が区画化されている。左右どちら側からでも回り
 込め、西に向く尾根に乗る。
 不明瞭ながら踏み跡もついてはいる。
 1065mで尾根は北西から西へ向きを顕著に変え、次の尾根分派点では左(西)
 側の植林尾根に進めば少しで、太い枝が一旦下に曲がってから上に向かって
 伸びている珍しい大木に出会える。
 中央はハンドサイズのクラック状が走っている不思議な木。
 この尾根を下りるときは必ずジャミング?している。
 その後、標高900〜800m区間は急な岩稜帯となり灌木を使ったり慎重な下降で
 迷いやすい。左右をよく確認しながら一番しっかりした尾根を下降する。
 岩稜帯も終われば尾根もはっきりしてきて、最後は少し急になるが、白い花崗岩
 ゴーロの石棚沢と東沢本流の二俣に出る。
 あとは石棚沢を対岸に渡れば、東沢左岸沿いに幅の広い工事用の道が出てくる。
 西丹沢自然教室への方向標識もあるので、東沢を木橋で右岸に渡っていけば
 西丹沢自然教室となりのウエルキャンプ場へ着く。
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図 [pdf]

写真

ゴーラ沢出合
2013年07月12日 09:42撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ゴーラ沢出合
さて遡行開始
2013年07月12日 10:18撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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さて遡行開始
ゴーラ沢とヤビキ沢二俣
2013年07月12日 10:57撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ゴーラ沢とヤビキ沢二俣
ナメの始まり♪
2013年07月12日 11:06撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ナメの始まり♪
ひたすら続くナメ
2013年07月12日 11:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ひたすら続くナメ
2段4mナメ滝
2013年07月12日 11:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2段4mナメ滝
ひたひたと
2013年07月12日 11:22撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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ひたひたと
標高990m三俣
2013年07月12日 11:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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標高990m三俣
唯一水流のある左俣にかかる2段10m滝
2013年07月12日 12:02撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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唯一水流のある左俣にかかる2段10m滝
巻き終わり
2013年07月12日 12:15撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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巻き終わり
3m壁滝
昨年は3条だったけど今日は水量少なく1条だ
2013年07月12日 12:25撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3m壁滝
昨年は3条だったけど今日は水量少なく1条だ
水涸れ、というか湧き水帯だね
2013年07月12日 12:39撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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水涸れ、というか湧き水帯だね
標高1100m涸れ棚で合わさる二俣
2013年07月12日 12:42撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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標高1100m涸れ棚で合わさる二俣
今回は右沢へ
下からだと5mくらいにしか見えないけど15mほどの涸れ棚
中央を登る
2013年07月12日 13:04撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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今回は右沢へ
下からだと5mくらいにしか見えないけど15mほどの涸れ棚
中央を登る
2段25m涸れ棚
右隅の白いカンテから取付き草の下で左の棚にトラバースして登る
kamog的には面白かった!
2013年07月12日 13:20撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2段25m涸れ棚
右隅の白いカンテから取付き草の下で左の棚にトラバースして登る
kamog的には面白かった!
その上の8m棚
これは右から巻いた
2013年07月12日 13:57撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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その上の8m棚
これは右から巻いた
巻いて落ち口に戻るトラバース
2013年07月12日 14:05撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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巻いて落ち口に戻るトラバース
最後の詰めはえぐれたザレなので右尾根へ
2013年07月12日 14:54撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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最後の詰めはえぐれたザレなので右尾根へ
1450mベンチのある一般登山道に着く
2013年07月12日 15:08撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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1450mベンチのある一般登山道に着く
1450mピークは植生保護柵におおわれているので回り込む
2013年07月12日 15:29撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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1450mピークは植生保護柵におおわれているので回り込む
界尾根下降の途中、標高1350mコルのヤビキ沢側は大崩壊地
2013年07月12日 15:40撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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界尾根下降の途中、標高1350mコルのヤビキ沢側は大崩壊地
界尾根標高1030mくらいに現れる珍しい形の木
2013年07月12日 16:28撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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界尾根標高1030mくらいに現れる珍しい形の木
下に曲がってから上に向かって生えている
2013年07月12日 16:29撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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下に曲がってから上に向かって生えている
岩稜帯の下降
2013年07月12日 16:52撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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岩稜帯の下降
白い花崗岩の東沢と石棚沢二俣へ
2013年07月12日 17:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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白い花崗岩の東沢と石棚沢二俣へ
岩の割れ目から咲く見事な山百合
2013年07月12日 17:42撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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岩の割れ目から咲く見事な山百合
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感想/記録
by kamog

来週予定している県連沢登り講習に参加できない受講者と
ヤビキ沢へ。

リクエストにお応え?して標高1100m二俣から右沢へ入ったが
左沢より涸れ棚のクライミンググレードが高く
個人的には登り応えがあり面白かった。
訪問者数:1489人
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