駅から登る悪天の赤岳(清里駅〜県界尾根・赤岳〜美濃戸口)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,641m
- 下り
- 1,455m
コースタイム
→大天狗11:06-29→赤岳頂上12:56-13:10→行者小屋14:05-16→美濃戸15:20→美濃戸口15:57
天候 | 曇り時々小雨 2500m付近から上はガスと強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 諏訪バス 美濃戸口→中央線 茅野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【清里駅→美し森入口】 両サイドに歩道のある快適な道 【美し森入口→車道終点】 歩道は無いが、交通量少ないので、のんびり歩ける 【車道終点→県界尾根登山口】 最初は林道、所々簡易舗装がある小道 【県界尾根登山口→小天狗】 樹林帯の急な登り 【小天狗→大天狗】 尾根筋の雰囲気良い道。小天狗の少し先に展望地あり(晴れてれば絶景?)。 【大天狗→赤岳(県界尾根核心部鎖場)】 段々急登になり、30分ほどで鎖場が始まる。 ホールドスタンスしっかりしており、鎖を使用せずとも大部分は登れる。 ただし、濡れていると最悪、下りは要注意。 ポイントは上りでも下りでも落石を起こさないように慎重に行動すること、それが一番重要。 ガスで何も見えず、強風の中を登った。鎖場で雨に降られなかったのが不幸中の幸い。 【赤岳→美濃戸口】 多くのレコで紹介されているので省略。 |
写真
感想
久しぶりに真面目なピークハントして来ました。
それなのに最悪の天気です。
昔、ほとんど全部登りつくした八ヶ岳なので
在り来たりのマイカー登山で普通に登ってもつまらない。
そこで、昨年の編笠山に続いて、駅から登る八ヶ岳をやってきました。
昨年の信濃境駅から登った編笠山は熱中症状態で大変な思いをしました。
しかし今年も懲りずに、さらにアップグレードして赤岳に駅から登る。
とても真似はできませんが、Мさんの影響大です。
以下 行程概略
当初、天気予報はまぁまぁだったのに、急速に天気に悪い兆し。
清里駅からは、薄らと秀麗な富士山は見えていますが
八ヶ岳の中腹から上は厚く黒い雲に覆われ、いかにも風が強そう。
県界尾根を登るには、ちょっと嫌な感じでしたが
灼熱の太陽に照り付けられることもなく快適に歩くことができました。
ゴーゴーと恐ろしいような風の音を聞きながら、小天狗への急坂を登る。
このあたりから一人二人と、小屋泊りのハイカーとすれ違うようになった。
聞くところによると、今朝は突風で鎖場を降りるのが大変だったとのことでした。
大天狗で小休止していると、とうとう雨が降ってきた。
あぁ、久しぶりの八ヶ岳だというのについていない。
今日はここで撤退かな。 清里のソフトクリームでも食うか。
大天狗付近からは、かなりの人数の下山者とすれ違う。
出発時間が遅かったので、鎖場でのすれ違いを懸念していたが
悪天候で皆、下山を早めたようです。
さらに情報を聞くと、風はすごいが雨はパラパラ程度とのこと。
そうか、これだけ多くのハイカーが降りて来れるということは
登りはずっと楽ということ。
雨も小降りになり。 よし、行くか。 重い腰を上げて行くことにしました。
鎖場からは、いつ降られても良いように雨具を付けて万全の態勢で。
しかし、カメラまでしまってしまい、あとで後悔する。
視界無しとはいえ、鎖の写真ぐらい撮っておけば良かった。
結果的に、殆んどすれ違いも無く通過できたが、ガスで何も見えないのは不気味。
心肺能力不足で鎖場の途中でバテバテになってしまった。
オマケに途中で追い越した人が下に居たため、落石を起こさないように慎重に慎重に。
これも非常に疲れた。
最近、低山ハイクのロングは問題なくこなせるようになったが、
垂直移動には弱点があるようだ。
こんなことでは沢登りなんて絶対できないな。
もちろん、もうこの歳になって再開するつもりはないのだが。
濃いガスでどこに居るのか全く見当が付かない。
途中で赤岳展望荘からと思われる尾根を登る人の声が聞こえて、
しばらく登ると突然、ガスの中から頂上小屋が現れた。
バテバテになった割には意外とあっけなく赤岳頂上に着いてしまった印象です。
電車で来て、赤岳に日帰りで駅から登るには、清里が最適だと再認識しました。
土日なら美濃戸口16:30のバスもあるので、下山に真教寺や県界尾根を使わず済みます。
このルートは自分の登り降りだけなら、たいしたことはありませんが、
他のハイカーの落石や、自分の起こす落石が一番怖いです。
頂上付近は確かにすごい風、キツく被った帽子も軽く飛びます。
それでも朝よりはだいぶ弱まったのでしょうか。
登頂写真も撮れますし、岩陰なら飲食もできます。
真っ白なのでさっさと下山しますが、この天気でも文三郎からは次々と登ってきますね。
行者小屋ではテント場は満員御礼のようでカラフルなテントがたくさん。
天気は悪くともみんな楽しそうです。
私が知っている昔定番だったテントはごく僅か、時代は変わりましたね。
美濃戸の林道はアブ攻撃が大変だという話でしたが、
天気が悪いせいかそんなに大発生というほどではありませんでした。
やまのこ小屋の先からアブがうるさく来ましたが、常に5〜6匹程度でした。
アブにも刺されず美濃戸口バス停に無事到着。
軽いコースだったので、計画では富士見駅まで歩く予定でしたが、
鎖場で予想以上の時間を食ってしまったため諦めました。
電車で駅から八ヶ岳、なかなか楽しかったです。
次は清里駅起点で真教寺から赤岳、秋の天気の良い日に登りたいですね。
yamaheroさん、こんばんは。
清里駅から美しへの道もいい感じですね。
自分の中では八ヶ岳周辺は歩きやすそうだなという印象が
強くなってきています。
県界尾根、レベルが高そうですね。
多分、3点支持がちゃんと出来ていないからだと思う
のですが、先日の甲斐駒・黒戸の後は酷い上半身の筋肉痛
になりました。
真教寺・県界はもう少し経験を積んでからにしようと
思ってます。
トライするときには色々教えてください。
よろしくお願いします。
富士山4登、今年も失敗しました。
millionさん、こんばんは。
昔さんざん登った八ヶ岳ですが、
登り方を変えると、これもまた楽しいですね。
八ヶ岳のメジャールートは茅野からなのですが、
茅野駅から登るのは、私には無理なので
millionさんにお任せしたいと思います。
県界尾根、全然レベル高くないですよ。
私に体力・脚力が無いだけです。
黒戸尾根を楽勝で登っているmillionさんなら
県界・真教寺も楽勝ですよ。
ちょっと落石しやすくて、そこが怖いですけどね。
昨日は、かなり危ないおばさんでも登ってましたよ。
鎖場の途中で追い越したのは、そのおばさんなんですね。
私から見ると、素人丸出しで心配だったので
ちょっと声掛けしたのですが、
余計なお世話です的な返答が返ってきたので
本人はベテランのつもりでいるのだろうなと思いました。
悪天候にもかかわらず、充実感ありました。
これに味をしめて、また「駅から八ヶ岳」行きたくなりました。
県界尾根ですか?
ここ登っていませんでした
真教寺尾根から赤岳が、36年前という気の遠くなる昔。
そうそう、テントで寝たのも32年前、冬の北八ッが最後でした。
(昔話ばかりですみません)
行者小屋でのテント泊、懐かしい記憶があります。
今のテントはカラフルでコンパクト軽量なのでしょうね。
家型、屋根型なんて、今でもあるのでしょうか?
当時のテントは、フライで直接の雨を凌いでも、濡れると重い、重い記憶があります。
私事、時代に追いつきたい気持ちでいっぱいです
こんばんは。
今回は、電車で行って清里駅から日帰りで赤岳に登れる、
っていうことが分かったのが、大きな収穫でした。
夏は雷雨があるので、早朝出発がセオリー、
本当は不謹慎な登り方なのですが
まぁまぁ順調に行って来れました。
テントの件、家型・屋根型って、
それ山岳部の時の話ですか。学生テントですね。
キスリングの時代じゃないですか。
それは古いですね。
私の時は、エスパース全盛時代です。
今のテント群見るともはや少数派ですね。
当時はエスパース張ってると、優越感に浸れたものです。
行者小屋のテント場、はじめての冬山行った時、
マイナス20℃の中で、風邪で熱出して
何もしないで、フラフラで帰った思い出があります。
テント泊いいですよね。
実は3年ほど前、テント担いでみたんですが
たかだか2時間程度の下りで膝を痛めてしまい
もう駄目だと思いました。
膝も良くなったので、あまり歩かなくていい場所で
キャンプ楽しみたいなと思っています。
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