ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3202200
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

多良山系「鳥甲岳ー大花山」縦走

2021年05月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:52
距離
16.8km
登り
1,100m
下り
1,092m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
0:23
合計
6:48
7:07
59
8:06
8:12
23
8:35
8:38
12
8:50
8:53
26
9:19
9:19
43
10:02
10:03
7
10:10
10:10
32
10:42
10:44
61
11:45
11:52
109
13:41
13:42
13
13:55
ゴール地点
鳥甲岳は未踏。二合半岳、大花山を経て、通り慣れた横峯峠まで行き、黒木へ下山しました。鳥甲から大花間のルートは踏み跡が薄くスリップしやすいので雨天時は要注意です。テープも有るけどルートファインディングは慎重に。
【注意】
今回、林道を使って下山していますが(黒木まで)藪や石ころだらけでお勧めできません。普通は登山道を使って下山してください。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道444号から県道252に入り、郡川砂防公園に駐車。
コース状況/
危険箇所等
危険個所は無し。但し全般にマイナールートにつき踏み跡薄く、落葉でスリップしやすいので要注意。私の場合下山コースでは林道を使いましたが登山道がお勧めです。
その他周辺情報 平谷温泉(700円/大人)
いつもは素通りする郡川砂防公園ですが、今日はここに止めます。手前から右折した対岸にも広い駐車場がありました。
2
いつもは素通りする郡川砂防公園ですが、今日はここに止めます。手前から右折した対岸にも広い駐車場がありました。
すぐ横の吊り橋を渡って対岸へ。
4
すぐ横の吊り橋を渡って対岸へ。
水流で深くえぐられた岩盤が見えます。地質図Naviによると、今日の地質は新生代第四紀の玄武岩質安山岩の溶岩、火砕岩地帯となっています。
3
水流で深くえぐられた岩盤が見えます。地質図Naviによると、今日の地質は新生代第四紀の玄武岩質安山岩の溶岩、火砕岩地帯となっています。
林道がルートです。
鳥甲岳は初めてですが、どんな山?
2
林道がルートです。
鳥甲岳は初めてですが、どんな山?
40分ほど林道歩きでした。
立派な杉林ですが、幹に巻かれたテープは何の暗号?いつも疑問です。
2
40分ほど林道歩きでした。
立派な杉林ですが、幹に巻かれたテープは何の暗号?いつも疑問です。
途中から藪林道。
2
途中から藪林道。
最近の豪雨でえぐられた箇所から山道に。
1
最近の豪雨でえぐられた箇所から山道に。
峠が見えてきました。大原越かな?
ここまで1時間。
2
峠が見えてきました。大原越かな?
ここまで1時間。
4差路です、右へ(鳥甲山、岳?)go。
4差路です、右へ(鳥甲山、岳?)go。
テープは有りますが、踏み跡薄くスリップ注意。
1
テープは有りますが、踏み跡薄くスリップ注意。
鳥甲岳と摩利支天の分岐、右から順に。
1
鳥甲岳と摩利支天の分岐、右から順に。
摩利支天到着。
ご本尊の横の石碑に目が行きました。
日露戦争における必勝祈願を解いた石碑のようです。
今から115年前の大きな国事ですが、今も、かの国とは難しい・・。
2
ご本尊の横の石碑に目が行きました。
日露戦争における必勝祈願を解いた石碑のようです。
今から115年前の大きな国事ですが、今も、かの国とは難しい・・。
今日は花が少なくて淋しい一日でしたが、イチヤクソウの蕾だけが慰めでした。
4
今日は花が少なくて淋しい一日でしたが、イチヤクソウの蕾だけが慰めでした。
続いて鳥甲岳到着。地図ではこの先が鳥甲岳となっていたので行ってみることに。(矢印もあるし)
5
続いて鳥甲岳到着。地図ではこの先が鳥甲岳となっていたので行ってみることに。(矢印もあるし)
行ってみたけど何もありませんでした。
1
行ってみたけど何もありませんでした。
手前の峰からの展望。経ヶ岳でしょうか。
ここまで2時間経過。
6
手前の峰からの展望。経ヶ岳でしょうか。
ここまで2時間経過。
大原越えまで戻り、今度は二合半岳を目指してピッチを上げる。踏み跡さらに薄く、落葉で滑りまくります。
1
大原越えまで戻り、今度は二合半岳を目指してピッチを上げる。踏み跡さらに薄く、落葉で滑りまくります。
二合半まではupdownの連続。3つのピークを越え4つ目のピークが二合半岳への登り。
1
二合半まではupdownの連続。3つのピークを越え4つ目のピークが二合半岳への登り。
少し遅めのギンリョウソウあり
9
少し遅めのギンリョウソウあり
森を背景に入れると少しマシ。
6
森を背景に入れると少しマシ。
二合半岳も展望は有りません。
2
二合半岳も展望は有りません。
すぐに二合半峠まで降りてきました。
帰宅して地図で確認すると萱瀬から黒木へ通じる林道のようです。(黒木側は通行不能みたい)
1
すぐに二合半峠まで降りてきました。
帰宅して地図で確認すると萱瀬から黒木へ通じる林道のようです。(黒木側は通行不能みたい)
どのコースも山頂付近は急勾配の連続、大花山までも同様。
どのコースも山頂付近は急勾配の連続、大花山までも同様。
大花山分岐到着。ここまで3時間半経過。
1
大花山分岐到着。ここまで3時間半経過。
本日の最高峰、大花山878m。
展望はわずか。
3
本日の最高峰、大花山878m。
展望はわずか。
経ヶ岳から郡岳への縦走路見ゆ。
5
経ヶ岳から郡岳への縦走路見ゆ。
大村工業の生徒さん作、懐かしいトタン看板。これを作った方も今は私と同じ高齢者かな?
2
大村工業の生徒さん作、懐かしいトタン看板。これを作った方も今は私と同じ高齢者かな?
横峯峠路からわずかに五家原岳見ゆ。
3
横峯峠路からわずかに五家原岳見ゆ。
経ヶ岳?
この道は踏み跡もしっかりして快適な登山道です。
2
この道は踏み跡もしっかりして快適な登山道です。
尾根道ではやはりシロモジの樹が多い。
アブラチャンは沢筋。
2
尾根道ではやはりシロモジの樹が多い。
アブラチャンは沢筋。
登山道傍で大発見、なんとこんな所にオオヤマレンゲ!
残念ながら蕾は確認できず。
5
登山道傍で大発見、なんとこんな所にオオヤマレンゲ!
残念ながら蕾は確認できず。
横峯峠到着です、ここまで4時間40分。
1
横峯峠到着です、ここまで4時間40分。
ここは多良山系でも大好きなポイントの一つです。
谷を渡って吹き上げて来る風がいつも最高。
3
ここは多良山系でも大好きなポイントの一つです。
谷を渡って吹き上げて来る風がいつも最高。
咲いたばかりのツクシカンアオイが青々としてきれい。
3
咲いたばかりのツクシカンアオイが青々としてきれい。
あとは快適に下るのみ。
1
あとは快適に下るのみ。
ブヨは多いが滝もあって心地よい。
5
ブヨは多いが滝もあって心地よい。
二合半峠から下ってきた林道に合流。
今日はここからずっと林道を歩いてみよう。
1
二合半峠から下ってきた林道に合流。
今日はここからずっと林道を歩いてみよう。
林道沿いは良い樹木観察の場なのです。
これは珍しいコバンノキ。
4
林道沿いは良い樹木観察の場なのです。
これは珍しいコバンノキ。
マタタビも花がつき始めて葉が白変。
3
マタタビも花がつき始めて葉が白変。
同じマタタビ科のサルナシ。
3
同じマタタビ科のサルナシ。
クマイチゴの実。
3
クマイチゴの実。
ナガバモミジイチゴの実。
こちらが美味しい。
7
ナガバモミジイチゴの実。
こちらが美味しい。
見慣れているけどコガクウツギはいつも美しい。
2
見慣れているけどコガクウツギはいつも美しい。
ツルコウゾの花。
3
ツルコウゾの花。
林道造成で出来た滝なのでしょうが見ごたえあり。
4
林道造成で出来た滝なのでしょうが見ごたえあり。
その岩肌が目を見張る。
4
その岩肌が目を見張る。
ウツギも今が盛り。
4
ウツギも今が盛り。
登山道入り口まで降りてきました。
1
登山道入り口まで降りてきました。
この後も林道を進むと、サワガニキャンプ場裏を通ります。
2
この後も林道を進むと、サワガニキャンプ場裏を通ります。
渓流がきれいなキャンプ場です。
3
渓流がきれいなキャンプ場です。
あれが鳥甲?
見えなくもない。
3
あれが鳥甲?
見えなくもない。
郡川砂防公園まで無事帰着!
2
郡川砂防公園まで無事帰着!

感想

多良山系は長崎県人にとっての人気山岳、花もルートも多くて良いトレーニングの場でもある。そんな山系の中で鳥甲岳は未踏の山だった。特筆すべきものが無く、なかなか足を踏み入れる機会が無かったが今回やっと叶った。

九州はいつもより2週間近く早く梅雨入りした。従って雨季の登山はルートの選択に迷うのだが、前日から雨も上がり、気温も低く足元もほぼ濡れない快適な山行となった。

鳥甲という山名の由来はトリカブト咲く山ではなく山容からだろう。本家の多良や経ヶ岳に比べると全体として草花の少ない地味な山だった。足を止めずにひたすら歩くのでトレーニングとしては良いのかもしれない。(笑)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:557人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら