瑞牆山荘より小川山と瑞牆山へ
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- GPS
- 08:53
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,674m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れのちにわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山から小川山への分岐点はしっかりしていたのに左手にある瑞牆山と富士見平小屋の看板に気を取られて沢に下ってしまいました。 この分岐点はちょうど沢へ下る急坂の直前にあり、小川山へは2時方向に少し登っていく感じになっていますので、そこまで登ってきて下りに目を取られていたりすると見逃すかもしれません(私だけ その後もう沢を登っていけば付くだろうといういつもの雑な感じが出てしまいましたが引き返し、その後何人かの方にお聞きしました。 わからなくなったらすぐに周りの人に聞く。大事ですね、そいうの。それができないときには無理しちゃいけないと。 もともと甘利山にでも登ろうかなと思っていながら前日に変更したのもあり(言い訳)分岐もわかりやすいという情報から場所の座標を確認せず行ってしまいました。 物心両面の準備を怠るといくら整備が行き届いていたとしても良くない結果を招くという反省をしっかりとしないといけません。ただほら、最近はGPSなんかもあるから場所がはっきりわかるしこっち歩いて行っちゃえみたいなさ(舌の根の乾かぬうちに言い訳 |
写真
やったことないのでどれぐらい難しいのかわかりませんが、その場で一緒に見ていた方が、あれからあまり登れてないや、大変なんだなってゆーとりました。
感想
今回はひとりで小川山と瑞牆山に登りました。
ひとりでの山歩きはここのところしていなかったので久しぶりですが、ひとりも悪くないもんです(道とか間違えてますが)
2年前、初めて山登りに連れてきてもらったのが瑞牆山だったので思い入れがある山です。そのときは真っ青の空で絶景を眺めることができましたが、今回は降水確率も高めで平日の間のアホみたいな天気が嘘のように雲多めです。
まあわかっていましたし、瑞牆山だけというのもなんだったので、その北東方向にある小川山にも登ることにしました。
無理そうだったら小川山だけで帰ってくればいいやと。
朝はもう1時間は遅くスタートしようかなと勝手に思っていたのですが、1時間早く目が覚めてそのままウダウダするのもなんだったので早めにスタートしました。
7時ちょっと前に瑞牆山荘着。
連休の中日で前日や金曜から登って降りてきていない人も多いのもあって車はいっぱいです。すでに路駐だかけ。まあ私はバイクなので適当に空きスペースに停めます。ツーリングと山登りを一度に楽しめます。
そんなこんなで0700スタートしました。
とくに問題はなかったわけですが、小川山の分岐を華麗にスルーして桃太郎岩に到着です。たしかこの沢のあたりで分岐して尾根に向かうんだが…なんてこのあたりで沢を登ってみたりして30分もロス。途中沢の所で地図を眺めていた方にお伺いしてみると、1:25000の地図では50m程富士見平小屋方向であることが判明。せっかく下ったところを登ります。途中不動滝方面から来た青年とお話をし、向こうでもちょっとわかりにくい所あったんですよなんてお話を聞き、そのうち向こうからのコースも試してみようと思っていただけにそのときには同じことやらないようにしないとなと心に誓う。
登り返していると「もう帰ってきたんですか?」と声を掛けて下さった女性が。途中で追い抜いていたんですかね?わかりませんが、いやぁ小川山の分岐を間違えて進んじゃったみたいで...なんて話すと上にありましたよと。
ついてみるとまあそれなりにしっかりと分岐が。いや、逆方向で写真撮ってる方いて急いで抜けないとなんて思って沢の下の方を見たりしてたもんで完全に見逃してたようです。
ようやく小川山へ進路を取り進むものの、これまでは沢山の人がいたのに嘘のように人がいません。1度めの渡渉あたりでようやく上から下ってくる方が。
そうだよなぁ。小川山には金峰山と瑞牆山というツートップが存在するからなあと。また距離もあるし、眺望も数箇所しか望めないし。
渡渉からすぐに2度めの渡渉を行いますが、ここらへんは右にも左にもマーカーが出てきます。林業のものでしょう。人工的に木が倒れていましたし。川を渡るのが正解ですが、数十メートル先に川を渡らずに進む方がいます。私も道を間違えてただけに、自信がないものですから大きな声で「小川山行かれます?」と聞くと「瑞牆山へ!」と返事が。そっちのルートもあるの?あまり聞いたことないぞとは思いつつも、ならば小川山は渡渉が正解だなという判断と、知らないルートがあるのかなという思いでその場を後にしましたが、あとになって「あの人道間違えてたんじゃないか?」とちょっと不安に。あとのまつりってやつですが。
渡渉後はこちらもいくつもマーカーがついていたりしますがどれかを進むとおおむね一つに収束していく感じでした。それでも少し注意が必要かもしれません。
そのまま進めば尾根にある八丁平の分岐点に到着します。ここからはマーカーがしっかりとついているので迷うこともないのではないでしょうか。
ただ森の中が続きますので、2000m超えの尾根歩きで眺望を期待するような方の希望には答えられないかと思います。数箇所眺望があるポイントが出てきます。
ここでは金峰山と瑞牆山を両方視界に納めることができるので悪く無いと私は思いますが。
途中白い大きな犬を連れた方とすれ違い、挨拶と一言二言お話をして頂上をめざします。小川山頂上には眺望がほとんどありませんのですぐに下山しましたが、途中でまたその方とお会いし、ちょくちょく休憩しながらお話をして瑞牆山との分岐点までご一緒して頂きました。
一人で山歩きをするとそのような機会が生まれるのが楽しい所です。グループではなかなかそうもいきませんので。
写真を撮るときにバケツをくわえポーズを取る白い犬レオとお別れし、私は瑞牆山を目指しますが、ここまでの疲労と食事が菓子パンだけだったのもあり全く思うように登れませんでした。ただ、遭難した時には似た状況でも歩き続けなくてはいけないケースもあるでしょうからそのような時の訓練だと思い登りました。
多くの方は頂上で食事としていましたが、私は水を飲んだり写真を撮ってあげたりして数十分で下りました。あれほど辛かった上りも転げ落ちるように落ちていき脚を出していればどんどん下っていけるのであの手の下りは個人的にかなり楽でした。ただ富士見平小屋から先のような中途半端な角度と動く小石のような道は好きではありません。疲労もあって登ってきた時よりもずっと距離あるんじゃね?と思いながらようやく瑞牆山荘へ戻って来ました。
ちょうど雨が降り始めてきた所で、ヘルメットを濡らさずに済みました。
そこからはツーリングですが、さすがに止まっている時などはちょっと脚がしんどかったです。
北杜市の旧明野村に入った頃からはかなり雨が降り始め、10分ほどではありましたが、かなり体を冷やされました。その後服は走行風で乾きますが、暑さを感じませんでした。
距離の割りにはしんどい山歩きでしたが、ワンちゃんと山を歩いたり結局当初の計画通り小川山と瑞牆山を登ることが出来、ツーリングも楽しんだので満足した1日となりました。
今後はもう道を誤ることのないように、事前の準備をしっかりと行い山歩きに臨もうと思います。
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