113.高畑山,九鬼山(鳥沢駅→禾生駅)まさかエビネに出会えるとは！

2021年05月30日(日) [日帰り]

• GPS: 05:16
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,674m
• 下り: 1,582m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:15

6:25 鳥沢駅
6:55 6:56 小篠貯水池
7:15 7:17 穴路峠分岐
7:42 7:42 仙人小屋跡地
8:01 8:03 高畑山
8:16 8:16 大桑岩稜
8:29 8:31 大桑山
8:46 8:46 突坂山
8:51 8:55 突坂峠
9:04 9:05 鈴ヶ音峠
9:23 9:24 桐木差山
9:29 9:29 高指
10:03 10:05 871m峰
10:16 10:17 大ビラ山
10:35 10:35 久美山
10:39 10:39 富士見平
10:41 10:49 九鬼山
10:51 10:51 富士見平
10:55 10:55 久美山
11:01 11:02 弥生峠
11:30 11:33 落合水路橋
11:40 禾生駅

天候

薄曇→晴（帰宅直後に一時どしゃぶり）

アクセス

利用交通機関：

電車

＜行き＞中央線 鳥沢駅
JR中央線各停(高尾行) 立川駅05:16着(同じホームの向5番線)05:24発 JR中央線本線(大月行) 鳥沢駅06:12着
＜帰り＞富士急行線 禾生(かせい)駅
12:14発(2番線)
※同じ行先でも時間によって番線が変わるので駅の時刻表を要確認のこと

コース状況／危険箇所等

鳥沢駅から高畑山までは道標もあり道迷いの心配はありません。高畑山からは踏み跡はあるものの、所々、分かり難かったりします。大桑山手前の岩場はロープが渡してありますが、巻くこともできます。(岩場が苦手な私は巻きました。)またヤブコギとまではいかないまでも草木が覆いかぶさったり蜘蛛の巣があったり上から垂れてくる毛虫などに行く手を阻まれます。細い道や滑りやすい急坂にも注意です。林道に出たら行きすぎないように。

写真

5/30 6:23

久しぶりに越境。山梨県民のみなさんと接触しないように極力注意いたしますので、許してくださ〜い。
鳥沢駅は無人駅です。久しぶりです。

5/30 6:24

駅を出てロータリーにとてもきれいなトイレがありますが、惜しむらくは数が少ないこと。土休日の朝1便(9時発)のみ、扇山の登山口に向かうバスの時間にはこの無人駅も人でごった返してトイレも混みますが、今日は日曜ですがまだ時間が早いので余裕で使用できます。

5/30 6:28

駅を出て国道20号(甲州街道)を右に進むと普通の人家と思われた門にこんなファンシーな時計が。でもお家をよく拝見すると「〇〇建設株式会社」とあり。

5/30 6:31

前回、高畑山、倉岳山に登った時は、間違ってこの手前で曲がってしまいましたが、同じ轍は踏まずにちゃんとここ「鳥沢東小」で右折します。

5/30 6:35

民家の垣根下に咲いていました。ユキノシタとダイモンジソウの区別がつきません。上3枚の花弁にうっすらピンクが見えるような気がするのでユキノシタ？

5/30 6:41

ドクダミもこれだけ群落していると壮観ですね、ちょっとニリンソウの群落みたい？

5/30 6:50

これはオドリコソウで合っていますでしょうか？シソ科の花も難しい…。

5/30 6:50

5/30 6:56

小篠貯水池ですが。水がない…。
今回の山行で楽しみにしていたのがここだったのに。
2年前の丁度今頃(2019年06月01日■山行記録No.30参照) はたっぷりの水をたたえていて、水面に新緑が映って美しかったのに、残念です。

5/30 7:00

穴路峠に向かう道は歴史のある古道なんですね。

5/30 7:04

道標に沿ってここを左折してからしばらく沢沿いを登ります。

5/30 7:05

前回高畑山に登った記録を見ると沢の渡渉点が分からず道を見失ったのですが、今回はちゃんとリードロープが張られていて分かり易くなっていました。感謝、です。

5/30 7:20

小さいのでピンボケになっちゃいましたが、オトシブミ。もう、そんな季節になったんですね。この先、あちこちで見かけました。

5/30 7:33

5/30 7:43

仙人小屋跡に着きました。

5/30 7:43

ちょっとした平地になっていますが、特になにもありません。

5/30 7:54

エゴノキ？
登山道に可愛らしい白い花がいっぱい落ちていてもう全部散ったのかしら？と上を見上げるとまだ咲き残っていてくれました。

5/30 7:57

ヤマツツジも。

5/30 8:01

山頂直下の急坂を登ると高畑山(982m)です。ふぅ〜。

5/30 8:03

5/30 8:13

うつぎ(ウノハナ)？

5/30 8:06

少し青空が見えてきました。
が、富士山は見えませんでした。でもそれは想定内。

5/30 8:05

日が差すと緑が輝きますが、暑い。
高畑山から九鬼山を目指すこの先は初めての道です。

5/30 8:13

岩のやせ尾根ですが、右に巻けます。
参考にさせていただいたヤマレコの el_pontaさんの記録で助かりました。ありがとうございます。

5/30 8:23

ナナフシの赤ちゃん？

5/30 8:29

大桑山(980m)

5/30 8:34

フタリシズカ以外めぼしい花が見当たりませんが、これも想定内。ですが、この先で想定外が。

5/30 8:41

数本のけっこう大きな木が根元から倒れています。

5/30 8:52

しばらくすると林道に出合います。道標には「鈴懸峠」とありますが、「鈴ヶ音峠」と同じみたいです。

5/30 8:52

鈴懸峠(鈴ヶ音峠？)まではこんな林道を行きます。

5/30 8:59

ここまではdokomoの無線中継所専用道路で車は通行不可、だったようでチェーンがかかっていました。逆からくる場合は戸惑いますよね。この情報もel_pontaさんです。ありがとうございます。

5/30 9:01

きんぎん木(ひょうたんぼく)

5/30 9:03

鈴ヶ音峠まで来ました。

5/30 9:03

「九鬼山」という文字がやっと現れました。

5/30 9:04

ここからはまた山道になります。
このルート、「縦走」というよりかは二つの別の山域を繋げて歩くような印象です。

5/30 9:16

高尾山の「ちか道」(山行記録55-T18.2019年12月08日)で見たものより色あせていますが、久しぶりにウスタビガ(蚕の仲間)の繭を発見しました。羽化してないようなので繭の中でお亡くなりになってしまったのか。

5/30 9:20

桐木差山(くぬぎざすやま)(854m)
「桐木」を「くぬぎ」とは読めませんでした。

5/30 9:34

えっ？エビネ？こんなところで？想定外！

5/30 9:35

これは花付きがすごい。

5/30 9:35

誰かがここに植えた？ってくらいここだけまとめて咲いていたのでビックリ。

5/30 10:08

この辺りずっと右側にフェンスが張られていましたが、フェンスの中は私有地なんでしょうかね。

5/30 10:29

ほこりたけ？

5/30 10:30

これもくすんでいますが天蚕の繭ですね、菊花山(山行記録42.2019年09月14)以来です。
穴が開いているのでこちらは無事に羽化できたようです。

5/30 10:36

道標が渋滞しています。
九鬼山への尾根に出た途端、それなりの人数のハイカーに出会うようになります。

5/30 10:41

最終目的地、九鬼山(970m)です。
10人近い中高年グループ、ソロハイカー、ファミリーなどがいらっしゃいました。

5/30 10:48

5/30 10:41

ここにもヤマツツジ

5/30 10:48

新道から禾生駅へ下山するので、道標が渋滞していた分岐地点まで戻ります。

5/30 11:12

青空が出てきて暑くなってきたので、木陰の下山路はありがたいです。足裏にも優しい道です。

5/30 11:28

車道まで降りてきました。

5/30 11:30

落合水路橋です。

5/30 11:32

水路橋をくぐって振り返ります。冬に来た時は低い日差しでここからは逆光で上手く写りませんでしたが、今の時期だとちゃんと写ってくれました。

装備

個人装備

ココヘリビーコン Tシャツ アームカバー マスク　フェイスカバー ウィンドブレーカー サポートタイツ リュック 手袋 水1000ml キャップ タオルマフラー パスモ 小銭 スマホ 行動食 トイレットペーパー モバイルバッテリー ファーストエイドキット ストック

備考

今回こそは装備は完璧！って思っていたのに熊鈴忘れた…。

感想

びよんどん

昨日の方が天気が良いだろうことは分かっていましたが、仕事だったので致し方なし。先週の南高尾で多くのハイカーとすれ違ったので今回は静かな山旅をしたいと思い、ほとんど人と出会わないだろうと思われるコースをチョイスしました。九鬼山手前までは3人のハイカーと出会っただけでしたが、禾生駅から九鬼山へ向かう新道に合流してからは、そこそこのハイカーとすれ違いましたが、密になるほどではありませんでした。
なお、今回の山行に際してはel_pontaさんとkokoperyさんの記録が大変参考になりました。改めてお礼申し上げます。