伯母谷覗・阿弥陀ケ森
- GPS
- 07:17
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
6:24-32 上谷分岐
6:56 天笠平
8:47-9:11 伯母谷覗
9:30 阿弥陀ケ森分岐
9:52-10:55 伯母谷覗
12:20 天笠平
12:41 上谷分岐
13:06 久久能智神社
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ここ2週間ほど、季節外れの風邪をひいてしまって、週末の山行には行くことができなかった。
そろそろ、体調も戻ってきたので、ようやく「伯母谷覗」に行ってみることにした。
ここは、山友のpopoiさんが昨年に行かれて、そのレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-184475.html
を読んだ私は、いつかはそこへ行ってみたいと思っていた場所だった。
ただし、阿古滝へのルートは危険らしいので、私は大人しく「上谷」からピストンすることにした。
2週間ぶりの山行なので、朝から気合が入っていたのか?3時半過ぎに目を覚まし、
4時ごろから自宅より車を運転して出掛けるも、「上谷」への林道がわからずに
間違って集落に入ってしまったりとかして、予想外に「上谷」に着くまでにタイムロスをしてしまった。
しかも、歩きはじめに登山口の取り付きがわからずに、少しばかり右往左往。
5時過ぎより歩きはじめる予定が、実際はその50分遅れのスタートで、
なんか、出鼻をくじかれてしまった感じだった。
気を取り直して、登山口を見つけてからようやく「上谷分岐」までの杉林の急登がはじまった。
しかし、ここは気が抜けない。6月末にここを通られたstaygoldさんの情報
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-312341.html
では、ここにはたくさんの「山ヒル」が待ち構えているらしい・・・
地面に目を凝らしながら、いつ「山ヒル」が出て来るのかと怯えながら登り始める。
でも、幸いなことに「山ヒル」はいないようだった。
だが、暑さのせいか?2週間のブランクが原因なのか?汗が身体から噴き出してくるばかりで足が動かない。
「今日はもうだめかもしれない」そんなことを考えながらも、黙々と身体を持ち上げて
時間はかかったものの、ようやく「上谷分岐」へ辿り着いた。
そこで小休止して、また、歩きはじめるも今日はどうも調子が出ない。
それでも、何とか休み休みしながら数時間。ようやく本日の目的地の「伯母谷覗」に着いた。
だが、残念なことに今日は白いガスに覆われていて、その先にあるはずの山々が見えない。
本来ならここから「大普賢岳」の雄大な姿が見えるはずなのに、・・・
少しばかり滞在してみたが、いっこうに晴れそうにないので、
また戻ってくるから、その帰りに寄ることにして一旦、先へと進むことにした。
20分ほど歩いたところで見覚えのある「木製の門」が見えた。
ここは「阿弥陀ケ森分岐」で、確か来るのは3回目かな?
そこで、立ち止まって考える。ここから左へ行けば「大普賢岳」だ。
調子がよければ、そこまで歩いてみようと思っていたが、今日の私には無理そうである。
あんまり天気もよくなさそうだし・・・それに遅い時間になると、下り坂の予報。
突然の落雷も怖いので、ここは「伯母谷覗」に戻って、
ゆっくり昼食でも食べながら、ガスが晴れるのを待ってみることにした。
再び、戻ってきた「伯母谷覗」の展望は相変わらずで「大普賢岳」は白いガスに包まれていた。
そこで、腰を下ろしてサンドイッチを頬張りながら、ガスが晴れるのを待ってみた。
瞬間的には晴れる時もあったが、残念ながら期待していた展望までは望めなかった。
小一時間ほど粘ってはみたが、ずっと、ここにいるわけにもいかないので、今日は諦めて下山することにした。
30分ほど、降りたところで男性の2人組が登って来られた。
実は、これが今日の初めての山中での人との遭遇である。
ちょっと嬉しくなって「どこまで行かれるんですか?」と声をかけると
「大普賢まで行こうと思うんです」との答えだった。
「私も行きたかったんですが、今日はしんどくて無理でしたよ」
と申し訳なさそうに言葉を返して、私は登ってきた道をゆっくりと下り始めた。
コメント
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大峰も暑かったんでしょうね。
それにしてもいつもお早い出発ですね。
登山の原則である早立ち早着きを地でいっておられますね。
このルートは未踏ですが伯母谷覗きは和佐又から行きましたが遠かったです。
山ヒルがいるルートだったのですね。(@@)
先日 なんとしても青空でと 言ってましたが ここ最近の天気は難しいです。
来週からは 近畿は 夏空になりそうですね。
体調不良で 大普賢岳は行かなかったようですが 阿弥陀ケ森からは
少し下って あとは長くゆるやかな登りになります 帰りは気楽です。
とは言っても 天候によってテンション左右されますし 安全第一ですね。
この前(2か月位か?な)東大台を周回しましたが
最初の目的地は伯母谷覗でした。
ヒュッテから大普賢経由で行こうと思っていましたが
10分ほど歩き腰に違和感が・・・敗退して大台に行きました(涙)
今は体調は、少しはましになっています。
popoiさんの歩いた周回は無理ですが、ピストンなら可能性があります。
ヒュッテから大普賢経由と今回orisさんの歩いたコースどちらが楽でしょうか?。
大峰も良い所(行きたい所)が一杯ですねぇ、私はほとんど知りませんが・・・。
伯母谷覗、天気のいい日に...と以前書いておられましたね。
私には、オッ!雄大な大普賢!と思えますが、
orisさんは少し欲求不満でしょうか?
それにしても、梅雨明けからこちらの天気予想が難しい!
私も先週雨にあってしまって・・・
そうなんです。今回は山ヒルに遭遇しなくて幸いでした。
夏は特に暑いので、早めに行って早くに帰ってくるようにしています。
あと、大峰方面は夏は吉野川へのレジャーで周辺の道が混むので・・・
昨日は渋滞に遭わずに帰れましたが、吉野川は川遊びの人たちでいっぱいでした。
話しは変わりますが、レコには書いていませんが
昨日はずっと虻に付きまとわれて、大変でした。刺されはしませんでしたが・・・
扇子やハンカチで追い払ってもまた、寄ってきます。
なので、新兵器として今度から「ハエタタキ」を持参することにしました。
最大のチャンスはNANIWANさんのお墨付きをいただいた2週間前でしたね。
昨年に和佐又から大普賢に登った時に「日本岳」から見えた景色は
山の向こう側から強い風は突きつけて来て、
それが山に当たって、どんどん雲を発生させていました。
そんな訳で、ここは雲が発生しやすい場所で天気予報は難しそうですね。
阿弥陀ケ森から大普賢の稜線歩きも魅力的ですよね。
昨日は暑さでバテバテでした。また、気候のいい時にきます。
今回はまあ、仕方がないですね・・・
伯母谷覗へは断然に和佐又からよりも、今回の上谷からのほうが楽だと思いますよ。
昨日のルートは伯母谷覗へは3時間弱かかりましたが
ルートがとても歩きやすいルートでしたよ。
取り立てて危険個所もなく、迷うこところもありませんでした。
鎖場はなしで、梯子も11枚目の写真の梯子だけでした。
難易度でいえば、母子堂―稲村程度だと思います。
ただし、上谷からの杉林は急登です。このルートの最大の難所です。
それと、ここは駐車場所があまりないですね。
今回、私が駐車した久久能智神社の前に1−2台。
それと、以前にpopoiさんが利用された林道の駐車ポイントに1−2台です。
なので、お早めにお出かけください。
今回は伯母谷覗で小一時間ほど粘ったんですが、完全に晴れることはありませんでした。
でも、ガスが一面に覆われたり、風で流されて大普賢がうっすらと姿をあらわしたりと、
そんな自然の変化を楽しめて楽しかったです。
今回は完全にまで見えませんでしたが、ここからの大普賢は雄大でおすすめです。
山での突然の雨は困りますね。でも、私は落雷が怖いです。お互いに気をつけましょう。
こんばんは♪
伯母谷覗からの景観は残念でした
なかなかうまいことは行きませんね。
次は、ここから秋の大普賢を眺めるのも楽しそう
もちろん違うルートからと思ってます
事前のstaygoldさんからの情報で、上谷からの杉林は
「山ヒル」が出るんじゃないかと緊張感MAXでした。
初遭遇にならなくてよかったです。
でも、それ以降は意外としっかりした登山道でしたよね・・・
ただし、久久能智神社周辺はちょっと不気味な雰囲気で
あの辺りはあまり好きにはなれないです。
他のルートですか?和佐又からですかね?
秋の伯母谷覗からの大普賢レコを楽しみにしていますよ。
こんばんは〜
少し留守してたんで、しばらくお邪魔できませんでした。
ベスト・コンディションを当て込むのは難しいですね。
ましてガス発生率の高い地形的だと、なおさら・・・。
めげずにまたもう一回、行ってきて下さいねぇ〜。
山ヒルデビュー・・・残念でしたね。
お帰りです。後ほど、レコは見せてもらいます。
やっとこさ、伯母谷覗に行けました。
が、popoiさんのような雄大な大普賢の展望とは行かなかったです。
まあ、ここは難しいですね。でも、また来ます。
最後から3枚目の後ろで座っての写真はpopoiさんへのオマージュです。
山ヒルには遭遇しなくて幸いでした。幸せなことにまだ、一度も見たことがありません。
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