奥ノ深谷(比良は滝の豊庫)


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 630m
- 下り
- 845m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
○概要
・久々に山に行きたくなった。すでに暑くなりかけの時期なので沢と新緑のセットがよい。
・なお、家族との車争奪戦に敗北し公共交通機関を利用する制約となる。
・比良がいいかな。20年ぶりくらいになるが奥ノ深谷に行ってみよう。
○入渓まで
・始発電車で出発。出町柳からバスに揺られて坊村で下車。\1,100
・明王谷沿いの林道を約40分歩く。
・途中、崖崩れによる土砂を乗り越える箇所あり。
・白滝谷に架かる橋の向こう側で河原に降りる。そこが奥ノ深谷と白滝谷の出合である。
・河原で入念に準備(服装、沢靴、ヘルメット、手袋、防虫スプレーなど)
○奥の深谷核心域
・入渓:9:40
・普段の水量が分からないが感覚的には多い方と思われる。
・水は冷たく、泳ぐにはまだ早い状況。よって釜ありの滝は回避(巻き)の方針。
・最初の7m滝:9:54 豪快な直瀑が釜に注ぐ。左のガリーを登る。
・岩溝4mの滝:10:01 6mくらいに見えた。右側を登る。
・二段8m:水量が多いせいか2筋の滝となっている。下段は右から巻いて、上段は右の滝を直登した(残置スリングあり)。
・やがて谷に日が射して明るくなり、4段40m滝の下に着く。上までは見えないが、高所から飛沫(しぶき)を上げて豪快に水を落としている。
・飛沫が霧雨となって全身に吹き付けてくる。盛夏に来るとさぞ心地よい冷風と想像する。
・4段40m:10:15 右側の岩場を登り、途中から巻道に入る。左に豪快な滝を見ながら上の10m直瀑とともに巻いた。
・8m美瀑:10:54 両岸とも切り立ったゴルジュの奥で水を落とす。ガイドでは右巻きだが、左のフェースの木々がしっかりしていたので、高度間はあり緊張するものの左を小さく巻いた。
・9m、2段12m:滝の全容が見えなくなるほど左を大きく巻いた。
・最後の美しい滝7m:巻道の途中から見たが、幅広の美しい直瀑であった。
○後半の遡行
・7m滝を右から巻いて河原に至る。
・11:30 核心部終了。
・テラス状の大きな岩があった休憩することに。
・喉が大変乾いたので、美しい景色を見ながらザックに忍ばせた缶ビールを2本空ける。
・一般にはここで遡行を終了することが多いが、水量がまだまだ豊富であったため、そのまま沢沿いに進むことに。
・ここから先は、大きな滝はないものの、水流のある小滝を直登しつつ沢歩きを楽しんだ。
・大橋小屋を左に見て通過し、二股を左の沢に入る。中峠との分岐で遡行終了。
・沢登は全身運動なので、遡行距離は短くとも疲労度は大きい。
○下山
・靴を履き替えて登山道を進み、八雲ヶ原との分岐を右に渡渉して少し登ると金糞峠。
・琵琶湖の景色を眼下に見ながら正面谷を急降下。約45分でイン谷口に到着。
・バスの時刻まで40分ほどあったのでそのまま歩いてJR比良駅へ。
○感想など。
・梅雨の時期なので水量がとても多く、豪快な滝に圧倒されながら登ったが、青空と新緑と水辺の景色を存分に楽しめた。
・翌日は全身筋肉痛に悩まされた。
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