記録ID: 3236071
全員に公開
ハイキング
甲信越
新発田駅から徒歩で二王子岳攻略 たくさん歩いた
2021年06月01日(火) [日帰り]


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 10:47
- 距離
- 42.5km
- 登り
- 1,597m
- 下り
- 1,614m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 11:09
距離 42.5km
登り 1,615m
下り 1,614m
登山道以外の歩きが多すぎて、コースタイム比が表示されません。二王子神社〜二王子岳山頂〜二王子神社の登山道はおそらく「0.5〜0.6」だと思います。
調子が良いと二王子神社から山頂まで2時間切れるんだけどな〜。
調子が良いと二王子神社から山頂まで2時間切れるんだけどな〜。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
もしコミュニティバスで行くとするなら、新発田駅から登山口の二王子神社にもっとも近い南俣地区に到着するのは一番の便でも正午過ぎ。登山に使うには現実的ではありません。新発田駅からの往路はまず朝6:55の川東行きに乗り、終点川東から二王子神社まで約9kmの徒歩となります。 逆に新発田駅行きの復路は使いやすい時間に設定されています。南俣発15:35もしくはその次の16:35に乗車し、川東で乗り継いで新発田駅まで戻れます。なお二王子神社から南俣バス停までは約3km徒歩でおよそ45分かかります。 また時刻は変更になる場合があります。くわしくは新発田市の川東コミュニティバスのサイトで確認お願いします。 https://www.city.shibata.lg.jp/kurashi/kotsu/bus/kawahigashi/index.html 【追記】 コミュニティバスは土日祝、お盆、年末年始は基本運休だそうです。ご利用の際はご注意ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備してくださっているので、登山道の状態はきわめて良好です。これといった危険箇所もありません。残雪期に8合目付近、雪の斜面をトラバースするところだけ少し慎重になるかな〜?という程度です。 新発田駅からは、田んぼの真ん中の道だと歩道がないところがわりと多いので、暗い時間帯は反射板をつけたり、蛍光色の服を着るなどして特に注意して歩いてください。 |
その他周辺情報 | 今回はルート途中にある「大友稲荷」に寄ってみました。京都の伏見稲荷神社や愛知県の豊川稲荷のような有名お稲荷さんには比べようもありませんが、なかなかのものでした。二王子岳登った帰りにでもぜひお立ち寄りください。 下山後の温泉は国道7号線から二王子岳に向かう途中にある「あやめの湯」を利用しました。料金は大人420円です。中に100円返却式のロッカーがあります。内湯しかない小さな温泉施設ですが、茶褐色のお湯で良いお風呂です。また市街地には「いいでの湯」という昔ながらの銭湯もあります。他に新発田近辺では「百花の里 城山温泉」「聖籠観音の湯ざぶーん」「紫雲の里」もおすすめ。 |
写真
新発田駅から登山口二王子神社最寄りの南俣集落へアクセスできるコミュニティバスは、11:30までありません。ですが6:55新発田駅発の川東行きに乗れば、途中まで約6kmショートカットできます。とはいえここは心を鬼にして歩くぞ歩くぞ〜。
新潟にも稲荷神社はそれなりにありますが、真っ赤な鳥居がここまでたくさんあるのは他に知りません。さすがに伏見稲荷や豊川稲荷のような大きくて有名なお稲荷さんには比べようもないですが
ここはインスタ映えスポットとしても有名だそうですよ。良いカメラと撮影技術があれば「映える」写真が撮れそう。私はスマホですし、そんな技術もないのでこれが精一杯。いや、そもそもInstagramのアプリさえ入れてないwww
二王子神社からここまで2時間20分もかかっちゃった。調子良ければ2時間切れるんだけどなあ。やはり新発田駅から登山口まで3時間、15kmの歩きは効いているようです。3合目付近まではきつくて立ち止まることが多かったから
これは大好きな朳差岳
(ここから新発田弁)
おらえまはにんがだすむんなんらろも、ほんせつつはすんばだすなんらて。だすけすんばだえちからありいでにんのじのぼってみでかったんて
(訳:私、今は新潟市民なのですが、本籍地は新発田市なんですよ。なので新発田駅から歩いて二王子岳に登ってみたかったんです)
「い」と「え」の逆転現象を加えてみましたwまったく原型をとどめてないな。「しばたし」が「すんばだす」ですもん。私は新発田弁を喋れないんで、拙いとこあったらすまん😅
新発田人に馴染みの二王子岳を新発田駅から徒歩で往復するのは、いつかやっておきたい課題だと思っていました。とりあえず折り返し点まで来た!!
(ここから新発田弁)
おらえまはにんがだすむんなんらろも、ほんせつつはすんばだすなんらて。だすけすんばだえちからありいでにんのじのぼってみでかったんて
(訳:私、今は新潟市民なのですが、本籍地は新発田市なんですよ。なので新発田駅から歩いて二王子岳に登ってみたかったんです)
「い」と「え」の逆転現象を加えてみましたwまったく原型をとどめてないな。「しばたし」が「すんばだす」ですもん。私は新発田弁を喋れないんで、拙いとこあったらすまん😅
新発田人に馴染みの二王子岳を新発田駅から徒歩で往復するのは、いつかやっておきたい課題だと思っていました。とりあえず折り返し点まで来た!!
この新発田弁を書いてみたら、ズーズーしていてどちらかというと東北弁に近い印象を受けました。新潟弁と東北弁の融合みたいな感じ。先日亡くなられた矢口高雄先生の『釣りキチ三平』に出てくる人物の喋り方に似てるような……。あれは秋田の横手だったかな?
さあ、山頂で休んだし、飯豊連峰の眺めも楽しんだのでそろそろ下山しよう
さあ、山頂で休んだし、飯豊連峰の眺めも楽しんだのでそろそろ下山しよう
昨秋やった脳の手術でしばらく運転できないし、二王子岳も気軽に来られる山じゃなくなったなあ。誰か山仲間作って連れてきてもらえばいいんだけど、現状ぼっちなんですわwww平日休みだとなかなか難しい
(ピンぼけ)これはマンサクですかね。マンサクといえば「スズカマンサク」といういう名前の競走馬がいまして(牝馬)、「なんで女の子なのに『万作』なんだろう?」と思っていました。まさか花の名前だったとは……。派手さがなくて好きな花です
二王子神社からの林道を歩いて南俣集落まで戻ってきました。これは南俣のバス停。1日4本。あと20分待てば乗れるのですが、ここはがんばって歩きます。復路は往路とは違うルートで新発田駅へ向かいます
こんな感じの道を延々と歩きます。これぞ「ザ・田舎道」だねえ。あっ、「ジ・田舎道」か。話は脱線しますが、「ザ石原」っていう芸人さんいらっしゃいますよね。最初目にしたとき「なんちゅー芸名だ」と思ったw
田貝集落の入り口にある「二王子温泉」の看板。以前は内湯のみの小さい施設ながらも入浴できたんですが、残念ながら休業してしまいました。いまは二王子温泉クリニックという病院と介護施設があります
川東地区です。行きは新発田駅からここまで約6kmをバスで進むことができます(ここから先は午前中便なしのため徒歩)。帰りは南俣発のコミバスからここで新発田駅行きのバスに乗り継げます。コミバスにおける交通の要衝
とは書きましたが、私は二王子岳にクルマで行くとき、その手前にあるデイリーヤマザキを使ってます。焼きたてパンがあるのは実に魅力。白米や麺類は食べなくてもどうということないけど、パン屋の焼きたてパンだけは定期的に食べたくなってしまいますwww
「新発田温泉あやめの湯」で入浴していきます。実はここにははじめて入ります。城山温泉やざぶーんばかり行ってたからなあ。新発田の中心地にはここと「いいでの湯」という昔ながらの銭湯があります
で、お風呂に入ってきました。大人420円なり〜。茶褐色の温泉で、気持ちよかったです。内湯のみの小さな施設ですが、なかなかお客さん入っていましたよ。これからの時期は汗かくので、公共交通機関登山者は帰りのお風呂が必須になりますね〜。
新発田駅前の複合施設「イクネスしばた」です。ここには新発田市の図書館が入っていて、駅近で蔵書豊富、暇なときによくここで本を読んでいます。好きなジャンルは登山、野球、釣り(魚類)、鉄道、地理、宇宙物理学。どれも趣味の範囲内なので、ライトなものしか読んでないですがw
雑誌『山と溪谷』もここで読んでます。『PEAKS』と『ランドネ』も抱えてくれると嬉しいな
雑誌『山と溪谷』もここで読んでます。『PEAKS』と『ランドネ』も抱えてくれると嬉しいな
感想
昨秋に脳の手術をしたため、やむなく公共交通機関と徒歩での登山を始めるようになったその第4弾。今回は下越民にはおなじみの二百名山「二王子岳」を新発田駅からの徒歩でぶらりと寄り道しながら登ってきました。
私は現在新潟市民ですが本籍地は新発田市で、またこれまで年に何度も登っている山でもあって、新発田駅からの徒歩での二王子岳攻略は手術する前から「いずれやってみたいな〜」と思っていました。こないだの西蒲三山縦走と同じく、地元に残っている宿題のような位置づけの旅です。
ということで詳しくは写真とコメントに記入した通りですが、普段は余裕の二王子岳も新発田駅からの徒歩だと実にタフなコースでした。3月の「巻駅→西蒲三山縦走→分水駅」に匹敵する疲労で、翌日は全身筋肉痛です。最初は新発田駅に到着してまだ明るかったら、「新発田の観光名所(新発田城、清水園足軽長屋)を巡りつつ市街地グルメでもしよっかな〜」なんて考えていたのですがとてもとてもwwwでも今回赤谷線の廃線跡を通り大友稲荷に立ち寄って、帰りにあやめの湯でひとっ風呂浴びて無事に帰って来られたんで、疲れましたが楽しかったしホッとしてます。
修行のような行程であったので、修験者になった気分ですw「グレートトラバース」の田中陽希さんは毎日こんなのをこなしてるんですね〜。1日だけならともかく、毎日こんなのをやってるとは超人としか言いようがないです。
さあ、次はどうしよう。とりあえず粟ヶ岳かなあ。加茂から入って下田に下山し、いい湯らていでお風呂に入って帰るパターンかな?
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2994人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
こんにちはedowerdさん、コメントありがとうございます。
こないだは山頂手前でスライドしたようですね。飯豊がキレイに見える良い日でしたね〜。
二王子岳は年に何度も登る山なので、次回はその古の登拝路を見つけて歩いてみようと思います。大友稲荷もそのお店に寄ることを楽しみにまた行ってみたいです。情報ありがとうございました!!
私も生まれは新発田市で、新発田は地元みたいなものなんですがまだまだ知らないことがたくさんあると今回の徒歩旅で実感できましたよ〜。
登山口へのバス便や立寄り湯情報など大変参考になります。
ありがとうございます!
ちなみに、二王子岳から黒石山~ナリバ峰〜胎内ダム方面に、
歩かれたことはありますか?
やはり地元の方でも既に廃道認識なのでしょうか?
こんにちはzoneさん、コメントありがとうございます!!
ご質問の二王子岳から奥胎内方面への件ですが、既に廃道と思っていただいて間違いないです。二王子岳の山頂から見ても踏み跡らしきものは確認できません。残雪期を狙ってかなりの熟達者が入るのであれば登れるのかもしれませんが、相当に厳しい道のりになると思います。
ただ二王子岳は地元でたいへん人気の山なので、もう一本くらいしっかり踏まれた登山道があってもいいような気はしますね。「スキー場の最上部から稜線づたいに道ができないかしら?」と思うことはあります。
やはりそうですか。。。
近々で朳差岳を考えてまして二王子もと色々ルート検討中でしたが(笑)
早々にご返答ありがとうございました!
朳差は良い山ですよ。私は新潟県でいちばん好きな山です。コースは2つありますが、お花目的なら奥胎内からの足の松尾根一択、ハードな行程がお好みなら東俣コースが良いです。楽しい山行になりますように……。
はじめまして。ikerinaと申します。
自分が登るのに際し、アクセス方法などいろいろと参考にさせていただきました。
川東コミュニティバス、土日はお休み、というのを見落としまして、ばたばたになってしまいましたが、おかげさまで登ってこられました。
こんにちはikerinaさま
ああ〜、コミュニティバス土日運休だったとは……。最も重要なことを書き忘れていたようで申し訳ありませんでした。何しろ私が土日祝は登山をやらない主義なもので、失礼いたしました。土日運休の旨を追加記入させていただきます。
二王子岳のレコ拝見しましたが、めちゃ健脚ですね!!
いえ、完全に自爆です。時刻表見返したら"土日祝&年末&お盆は休み"とちゃんと書いてましたし、小学校への登下校が主目的な地域バスだから当然なのに、なんでこんな初歩的な点を見落としたんだろう?と後悔してます。
むしろ、バスでアクセスできることを知って、登りに行くきっかけをいただいたことに感謝してます。(車持ってないので、電車・バスで行けない山やコースは検討対象にもならないのです。)
kirakira-uetsuさん、この山行で、駅から往復6時間歩かれて、トータルでフルマラソン(42km)超えてますよね。私の場合、片道3時間だけで足とヒザが死にかけました。鉄人ですね...
いえいえ、ikerinaさまのように、前日に粟ヶ岳に登ってからだとおそらく早々にへばってたと思います。粟ヶ岳も決して楽な山ではないですから……。
新潟県は三百名山クラスで公共交通機関で登れるところとなると、かなり限られてくるんですよね。なので私も登れる山を探すのに四苦八苦してます。
コロナが終息したら、私も関東方面に遠征したいです。3年前に登った雲取山(鴨沢)に、コースを変えてまたチャレンジしたいなあ〜。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する