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記録ID: 324455
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

聖岳 百名山97座目(便ヶ島〜) これが登山の魅力?

2013年07月21日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
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GPS
--:--
距離
14.5km
登り
2,120m
下り
2,102m

コースタイム

5:10便ヶ島⇒5:50西沢渡⇒7:171800m7:25⇒8:47薊畑9:02⇒9:37小聖岳⇒10:40聖岳(5:30)
聖岳11:00⇒小聖岳11:45⇒12:17薊畑12:30⇒1800m13:30⇒西沢渡14:50⇒15:25便ヶ島(4:25)
天候 曇り⇒晴れ⇒曇り⇒雨⇒曇り
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場 便ヶ島に60台ほど 車中泊は500円
コース状況/
危険箇所等
道路状況:
便ヶ島までの登山口にあたる林道赤石線は岩盤崩落の危険性より時間規制あり
17時から8時半までは施錠して完全に通行止(7/13より)
以前の様な簡易的な通行止のフェンスではなく、施錠につき本当に通行出来ません。
下山時は遅くても便ヶ島を16:15には出発しないと間に合いません。
(案内では余裕を持って16:00と記してあります。)
道路は狭く、悪路の箇所もあるのでスピードはそほど出せません。

便ヶ島:水洗トイレ50円、水場、休憩施設、自販機あり飲料水200円より

登山ポスト:あり

コース状況:
《便ヶ島〜西沢渡》 基本川沿いを歩く遊歩道、数箇所崩壊箇所あり、ここだけは要注意です。
《西沢渡》幅が狭い簡易的な橋あり。重い滑車を引くよりはいいと思う。
《西沢渡〜薊畑》ザレの急坂の連続できつい。多少湿りがありザレていても歩きやすい。
ただし、石、根っ子は湿っていて滑りやすいので注意。
1200mから200m毎に標識がありペースが掴みやすい。
《薊畑〜小聖岳》前半は樹林帯の登り、一旦下り、後半はガレ、ザレの登り。
《小聖岳〜聖岳》前半アップダウンの尾根歩き、後半はガレ、ザレの登り。
日差しから避けられるものがなく、最後にきて一番きつい。
《山頂》遮るものなく絶景。

温泉:かぐらの湯600円 便ヶ島より1時間ほど
聖光小屋
小屋のワンコがほえてうるさい。
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聖光小屋
小屋のワンコがほえてうるさい。
登山道入り口
さあスタートです。
登山道入り口
さあスタートです。
話題の崩壊場所
ロープが張られていましたが、足元は要注意です。
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話題の崩壊場所
ロープが張られていましたが、足元は要注意です。
簡易的に渡してある橋
幅が狭い、丸みもあり、ゆっくり慎重に渡りましょう。
一応、滑車も引っ張ってみたが重すぎでした。
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簡易的に渡してある橋
幅が狭い、丸みもあり、ゆっくり慎重に渡りましょう。
一応、滑車も引っ張ってみたが重すぎでした。
林造施設の廃墟
立ち入り禁止ですが、容易に入れます。
しかし不気味で居られません。
帰りに小休憩に使用。
林造施設の廃墟
立ち入り禁止ですが、容易に入れます。
しかし不気味で居られません。
帰りに小休憩に使用。
1800m
休憩。梅干を補給。
1800m
休憩。梅干を補給。
コケが美しい
薊畑直前
ここでようやく展望が開けた。
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薊畑直前
ここでようやく展望が開けた。
薊畑より聖岳
未だ遠い。
ザックのデポが多かった。
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薊畑より聖岳
未だ遠い。
ザックのデポが多かった。
光岳
先月登ったな。
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光岳
先月登ったな。
休憩して聖岳を目指します。
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休憩して聖岳を目指します。
緑が眩しい。
小聖岳の登り
この辺から体力が厳しくなり始める。
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小聖岳の登り
この辺から体力が厳しくなり始める。
小聖岳
聖岳が雄大に見えます。
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小聖岳
聖岳が雄大に見えます。
富士山
何とか拝めました。
その後はガスの中へ。
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富士山
何とか拝めました。
その後はガスの中へ。
細い尾根渡り
いい感じ♪登山最高。
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細い尾根渡り
いい感じ♪登山最高。
最後の登りの前に小休憩
振り返えると尾根沿いに登山道が見えます。
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最後の登りの前に小休憩
振り返えると尾根沿いに登山道が見えます。
ガレ、ザレで登り難い。
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ガレ、ザレで登り難い。
振り返り
あと少しで山頂
ちょーきつい
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あと少しで山頂
ちょーきつい
雷鳥さんが祝福
雛も3羽いました。
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雷鳥さんが祝福
雛も3羽いました。
山頂風景
百名山97座目♪
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山頂風景
百名山97座目♪
赤石岳方面
記念撮影
やはり南アルプスはこの団子の様な標識
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記念撮影
やはり南アルプスはこの団子の様な標識
下山開始
ガスが上がって来て真っ白になっていた。
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下山開始
ガスが上がって来て真っ白になっていた。
小聖岳直前
薊畑直前
ここで熊とニアミスしたらしい。
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薊畑直前
ここで熊とニアミスしたらしい。
薊畑
ウェアを変更。
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薊畑
ウェアを変更。
ギョウリン草
ここから雨
その後は写真はすっ飛ばし。
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ここから雨
その後は写真はすっ飛ばし。
遊歩道
崩壊していない箇所はきれいです。
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遊歩道
崩壊していない箇所はきれいです。
遊歩道
昔は木材フェンスで土砂を防いでいた様です。
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遊歩道
昔は木材フェンスで土砂を防いでいた様です。
無事に下山
聖光小屋のワンコと記念写真。
ワンコはほえて威勢がよいが、本当は気が弱いみたい。
背後に隠れました。
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無事に下山
聖光小屋のワンコと記念写真。
ワンコはほえて威勢がよいが、本当は気が弱いみたい。
背後に隠れました。

感想

日本百名山97座目 聖岳
この週は出張が3日もあり、体が疲弊ぎみ。
本来は飯豊山まで足を延ばす予定でしたが、仕事の都合により休みは取れず、近場の聖岳に変更した。
前日から便ヶ島に入り車中泊をして早朝5:10に出発。
道路規制により16:00には下山をする必要があるので時間を意識して行動することとなった。
西沢渡までの話題の崩壊場はロープが張られていて比較的安心して通過することが出来た。
また山ヒル対策として長袖とグローブを装着。
(下山時に1匹靴の中にいた)
西沢渡では簡易的な橋が渡されたいたので橋を使用。
滑車は重くて動かす気にはなれなかった。(早朝から力が入らない)
西沢渡から薊畑までは急坂の連続、ザレていたが、比較的湿っていたので、比較的歩きやすかった。
でも、木の根っ子で滑ってしまい、膝下を強打。
痛かったが、黒色のタイツをはいていたので状況が不明。
歩けたので進んだが、下山してからみたら出血して腫れていた。
想像以上の坂の長さで正直きつかった。
1800mで小休憩。梅干で塩分補給。
2400mの薊畑は8:50前に到着。聖岳がここでようやく拝めた。
しかし、未だ遠い。ザックをデポして登っている人が結構いた。
ここで軽食とサプリメントを補給。
9:00に薊畑を出発。
遅くても11:00までには山頂から下山を開始したい。
そのためには10:45には山頂に立ちたい。
しかし、小聖岳前の登りから体調が怪しくなり、きつくなったきた。
やはり、体が疲弊していて万全でないのが影響だろか。
聖岳ぐらいなら10時間で往復出来ると見込んだ自分の計算が甘かったのか?
小聖岳には9:37に到着。
富士山が拝めて少し元気が出た。しかし、まだ、標高にして350m。姿も遠い。
尾根道を歩いて、最後のガレ、ザレの登りに差し掛かった。
一気に行こうとしたが、足が動かない。時間は10:00。
焦らず、サプリメントを補給して5分休憩することとした。
歩き難いガレ、ザレを黙々と登る。幸い下山してくる人が5〜6人いて、挨拶する度に元気をもらった。
このペースを維持すれば10:37分ごろには到着できると思い休まず歩いた。
結局10:40に到着。久し振りにきつい思いをして登った。
でも、山頂に着くと不思議なもので一気に元気になるものですね。
山頂には独りみえて雷鳥がいますよ。と話しかけてきた。
親子の雷鳥で3羽雛を連れたいた。これでまた一段と元気をもらった。
お互いに記念撮影を撮りあった。
やっぱり記念写真は南アルプス特有の団子形状の表示ですね。
11:00に下山。
この時からガスがかかってきて風景が白くなり始めたのでギリギリのタイミングでした。
山頂に遭った人はストックを使用してガレ、ザレを軽快に下る。
一方自分はアンチストック派。
へっぴり腰で慎重に下る。速さ歴然。やっぱりストックがいるのかな〜。
12:30には薊畑を出発したいので、淡々と下ります。
しかし、薊畑目前で事件。
3人が自分の方を見ている。???
薊畑で熊が近くにおったよと話。本当にびっくりした。
でも反対方向に歩いていっていたとのこと。鈴の効果があったらしい。
ここで食料を補給、汗ダクのウェアを気がえて12:30に出発。
後は西沢渡までのひたすら長い下り、膝を終わらせない様にペースを守って下ります。
雨が13:45分ごろから降り始め、直ぐに止むだろうと思ったのでザックカバーのみを装着。
結局1時間ほど本降り。
元々汗でウェアは湿っていたのでそのまま、カッパを着ず、休憩なしで一気に下った。
西沢渡辺りには雨があまり降らなかったらしく、川の増水もなく橋も何なく渡れた。
後は遊歩道を歩き、崩壊場所を慎重に通過して、登山口に15:25に到着。

聖光小屋のワンコがほえて下山を歓迎。
ほえて威勢がよいが、近寄ると以外と弱気。
一緒に記念写真を撮ろうとしたが後に隠れてしまった。

今日は体調が悪い中でしたが、無事に97座目を制覇。
正直、本当に辛かった。久々に途中徹底が頭によぎった。
不思議なのもで山頂に立つとその思いがウソみたいに吹っ飛んだ。
これが登山の魅力であろうか。

あと3つ。少なそうで、非常に多く感じる数字に思えます。

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コメント

お会いしてるんですね
はじめまして、
丁度一週間前になりますね、私は18日から易老渡から光岳周りで聖岳に向かいました。天候に恵まれた山行となりました。
この日は、聖平小屋6:00発で便ヶ島に向かったので1800m地点あたりで出会っているんですね♪

じいさま二人の珍道中です。
                     頭変僕

97座ですか、とりあえず節目まであと3つ・・・
2013/7/28 6:17
お会いしたかも
touhenbokuさん

はじめまして。
コメント有難うございます。
時間みてにすれ違っていたのですね。
じいさま2人組みですか…。
今回は自分にあまり余裕がなく、正直思い出せない。
ごめんなさい。

いつもなら大体は覚えているのに。
今回は自分に相当余裕が無かった様です。
余裕のない登山は特にリスクを大きくするので、そうならない様に気をつけます。

残り3座、集中して挑みたいと思います。
2013/7/28 13:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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