聖岳 百名山97座目(便ヶ島〜) これが登山の魅力?


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 2,120m
- 下り
- 2,102m
コースタイム
聖岳11:00⇒小聖岳11:45⇒12:17薊畑12:30⇒1800m13:30⇒西沢渡14:50⇒15:25便ヶ島(4:25)
天候 | 曇り⇒晴れ⇒曇り⇒雨⇒曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道路状況: 便ヶ島までの登山口にあたる林道赤石線は岩盤崩落の危険性より時間規制あり 17時から8時半までは施錠して完全に通行止(7/13より) 以前の様な簡易的な通行止のフェンスではなく、施錠につき本当に通行出来ません。 下山時は遅くても便ヶ島を16:15には出発しないと間に合いません。 (案内では余裕を持って16:00と記してあります。) 道路は狭く、悪路の箇所もあるのでスピードはそほど出せません。 便ヶ島:水洗トイレ50円、水場、休憩施設、自販機あり飲料水200円より 登山ポスト:あり コース状況: 《便ヶ島〜西沢渡》 基本川沿いを歩く遊歩道、数箇所崩壊箇所あり、ここだけは要注意です。 《西沢渡》幅が狭い簡易的な橋あり。重い滑車を引くよりはいいと思う。 《西沢渡〜薊畑》ザレの急坂の連続できつい。多少湿りがありザレていても歩きやすい。 ただし、石、根っ子は湿っていて滑りやすいので注意。 1200mから200m毎に標識がありペースが掴みやすい。 《薊畑〜小聖岳》前半は樹林帯の登り、一旦下り、後半はガレ、ザレの登り。 《小聖岳〜聖岳》前半アップダウンの尾根歩き、後半はガレ、ザレの登り。 日差しから避けられるものがなく、最後にきて一番きつい。 《山頂》遮るものなく絶景。 温泉:かぐらの湯600円 便ヶ島より1時間ほど |
写真
感想
日本百名山97座目 聖岳
この週は出張が3日もあり、体が疲弊ぎみ。
本来は飯豊山まで足を延ばす予定でしたが、仕事の都合により休みは取れず、近場の聖岳に変更した。
前日から便ヶ島に入り車中泊をして早朝5:10に出発。
道路規制により16:00には下山をする必要があるので時間を意識して行動することとなった。
西沢渡までの話題の崩壊場はロープが張られていて比較的安心して通過することが出来た。
また山ヒル対策として長袖とグローブを装着。
(下山時に1匹靴の中にいた)
西沢渡では簡易的な橋が渡されたいたので橋を使用。
滑車は重くて動かす気にはなれなかった。(早朝から力が入らない)
西沢渡から薊畑までは急坂の連続、ザレていたが、比較的湿っていたので、比較的歩きやすかった。
でも、木の根っ子で滑ってしまい、膝下を強打。
痛かったが、黒色のタイツをはいていたので状況が不明。
歩けたので進んだが、下山してからみたら出血して腫れていた。
想像以上の坂の長さで正直きつかった。
1800mで小休憩。梅干で塩分補給。
2400mの薊畑は8:50前に到着。聖岳がここでようやく拝めた。
しかし、未だ遠い。ザックをデポして登っている人が結構いた。
ここで軽食とサプリメントを補給。
9:00に薊畑を出発。
遅くても11:00までには山頂から下山を開始したい。
そのためには10:45には山頂に立ちたい。
しかし、小聖岳前の登りから体調が怪しくなり、きつくなったきた。
やはり、体が疲弊していて万全でないのが影響だろか。
聖岳ぐらいなら10時間で往復出来ると見込んだ自分の計算が甘かったのか?
小聖岳には9:37に到着。
富士山が拝めて少し元気が出た。しかし、まだ、標高にして350m。姿も遠い。
尾根道を歩いて、最後のガレ、ザレの登りに差し掛かった。
一気に行こうとしたが、足が動かない。時間は10:00。
焦らず、サプリメントを補給して5分休憩することとした。
歩き難いガレ、ザレを黙々と登る。幸い下山してくる人が5〜6人いて、挨拶する度に元気をもらった。
このペースを維持すれば10:37分ごろには到着できると思い休まず歩いた。
結局10:40に到着。久し振りにきつい思いをして登った。
でも、山頂に着くと不思議なもので一気に元気になるものですね。
山頂には独りみえて雷鳥がいますよ。と話しかけてきた。
親子の雷鳥で3羽雛を連れたいた。これでまた一段と元気をもらった。
お互いに記念撮影を撮りあった。
やっぱり記念写真は南アルプス特有の団子形状の表示ですね。
11:00に下山。
この時からガスがかかってきて風景が白くなり始めたのでギリギリのタイミングでした。
山頂に遭った人はストックを使用してガレ、ザレを軽快に下る。
一方自分はアンチストック派。
へっぴり腰で慎重に下る。速さ歴然。やっぱりストックがいるのかな〜。
12:30には薊畑を出発したいので、淡々と下ります。
しかし、薊畑目前で事件。
3人が自分の方を見ている。???
薊畑で熊が近くにおったよと話。本当にびっくりした。
でも反対方向に歩いていっていたとのこと。鈴の効果があったらしい。
ここで食料を補給、汗ダクのウェアを気がえて12:30に出発。
後は西沢渡までのひたすら長い下り、膝を終わらせない様にペースを守って下ります。
雨が13:45分ごろから降り始め、直ぐに止むだろうと思ったのでザックカバーのみを装着。
結局1時間ほど本降り。
元々汗でウェアは湿っていたのでそのまま、カッパを着ず、休憩なしで一気に下った。
西沢渡辺りには雨があまり降らなかったらしく、川の増水もなく橋も何なく渡れた。
後は遊歩道を歩き、崩壊場所を慎重に通過して、登山口に15:25に到着。
聖光小屋のワンコがほえて下山を歓迎。
ほえて威勢がよいが、近寄ると以外と弱気。
一緒に記念写真を撮ろうとしたが後に隠れてしまった。
今日は体調が悪い中でしたが、無事に97座目を制覇。
正直、本当に辛かった。久々に途中徹底が頭によぎった。
不思議なのもで山頂に立つとその思いがウソみたいに吹っ飛んだ。
これが登山の魅力であろうか。
あと3つ。少なそうで、非常に多く感じる数字に思えます。
コメント
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はじめまして、
丁度一週間前になりますね、私は18日から易老渡から光岳周りで聖岳に向かいました。天候に恵まれた山行となりました。
この日は、聖平小屋6:00発で便ヶ島に向かったので1800m地点あたりで出会っているんですね♪
じいさま二人の珍道中です。
頭変僕
97座ですか、とりあえず節目まであと3つ・・・
touhenbokuさん
はじめまして。
コメント有難うございます。
時間みてにすれ違っていたのですね。
じいさま2人組みですか…。
今回は自分にあまり余裕がなく、正直思い出せない。
ごめんなさい。
いつもなら大体は覚えているのに。
今回は自分に相当余裕が無かった様です。
余裕のない登山は特にリスクを大きくするので、そうならない様に気をつけます。
残り3座、集中して挑みたいと思います。
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