林道の行き止まりにある登山口駐車場。
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林道の行き止まりにある登山口駐車場。
登山届けの提出所がある。祝瓶山登山のためというよりは、朝日連峰全域に入山する人のためのようだ。確かに、ここから縦走できるコースがいくつかあるからなー。
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登山届けの提出所がある。祝瓶山登山のためというよりは、朝日連峰全域に入山する人のためのようだ。確かに、ここから縦走できるコースがいくつかあるからなー。
早速、吊橋が現れる。
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早速、吊橋が現れる。
おっと、これは…。手作り感満載の吊橋だ。もしかしたら今まで体験してきた吊橋の中で最恐の部類かもしれん。
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おっと、これは…。手作り感満載の吊橋だ。もしかしたら今まで体験してきた吊橋の中で最恐の部類かもしれん。
渡り始めの1スパンは手すりすらなく、左右のワイヤーの高さも違うため体を支えるのが大変。とくに小柄なツートンはビビりまくっていた。
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渡り始めの1スパンは手すりすらなく、左右のワイヤーの高さも違うため体を支えるのが大変。とくに小柄なツートンはビビりまくっていた。
続く渡渉は丸木橋が途中までしか届いていなかった。後は石を伝っていってね、ということか。
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続く渡渉は丸木橋が途中までしか届いていなかった。後は石を伝っていってね、ということか。
濡れて滑る上に左右に揺れる丸木橋。ある意味、この渡渉と吊橋が最大の核心部かも(笑
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濡れて滑る上に左右に揺れる丸木橋。ある意味、この渡渉と吊橋が最大の核心部かも(笑
渡渉点を無事にクリアすると平穏な道がしばらく続く。そして朝日岳方面と祝瓶山方面を分ける分岐点へ。
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渡渉点を無事にクリアすると平穏な道がしばらく続く。そして朝日岳方面と祝瓶山方面を分ける分岐点へ。
祝瓶山へのコースに入った途端、かなり急な登りが始まる。いきなり大汗を絞られる展開となった。
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祝瓶山へのコースに入った途端、かなり急な登りが始まる。いきなり大汗を絞られる展開となった。
急峻な尾根に着けられた道は険しいが、要所要所で展望も得られる。
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急峻な尾根に着けられた道は険しいが、要所要所で展望も得られる。
ぐんぐん登っていくのが周りの景色からもわかる。これは飽きずに登れていいね。
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ぐんぐん登っていくのが周りの景色からもわかる。これは飽きずに登れていいね。
尾根は上に行くほどやせ細る。樹木に覆われているため高度感はないが、右も左も切れ落ちてきて逃げ場がない。
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尾根は上に行くほどやせ細る。樹木に覆われているため高度感はないが、右も左も切れ落ちてきて逃げ場がない。
行く手に祝瓶山山頂と思われるピークが見えてきた。緑に覆われているが、ところどころに見え隠れする大地の地肌が自然条件の厳しさを物語っている。
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行く手に祝瓶山山頂と思われるピークが見えてきた。緑に覆われているが、ところどころに見え隠れする大地の地肌が自然条件の厳しさを物語っている。
進行方向左手にはいよいよ大朝日岳の端正な姿が立ち上がってきた。
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進行方向左手にはいよいよ大朝日岳の端正な姿が立ち上がってきた。
急勾配をヒィヒィ言いながら登ってきたのに、ここで一旦下るようだ。下りの勾配も結構なもので、一気に高度を吐き出してしまう。勘弁して〜。
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急勾配をヒィヒィ言いながら登ってきたのに、ここで一旦下るようだ。下りの勾配も結構なもので、一気に高度を吐き出してしまう。勘弁して〜。
「木の根道」という言葉があるが、ここはそんな生易しいものではない。木の根そのものを伝って這い登るような道だ。登りはともかく下りは怖そうだなぁ。
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「木の根道」という言葉があるが、ここはそんな生易しいものではない。木の根そのものを伝って這い登るような道だ。登りはともかく下りは怖そうだなぁ。
いよいよ樹林帯を抜けた。樹木が無くなったためか、登山道の一部が谷に向かって崩れている。足元に注意だ。
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いよいよ樹林帯を抜けた。樹木が無くなったためか、登山道の一部が谷に向かって崩れている。足元に注意だ。
特徴的な大きな岩が天を衝く。岩の向こうには空だけ。ここが山頂かと期待したくなるが…
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特徴的な大きな岩が天を衝く。岩の向こうには空だけ。ここが山頂かと期待したくなるが…
残念! ここは「一の塔」と呼ばれる稜線中の一突起だ。山頂はこの先に見えるピークということになる。
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残念! ここは「一の塔」と呼ばれる稜線中の一突起だ。山頂はこの先に見えるピークということになる。
振り返ると登ってきた尾根を見渡すことができる。あの深く刻まれた谷底から這い上がってきたのだな〜。
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振り返ると登ってきた尾根を見渡すことができる。あの深く刻まれた谷底から這い上がってきたのだな〜。
右手には飯豊連峰の姿が! まだたっぷりと雪をまとった姿は実に堂々としている。
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右手には飯豊連峰の姿が! まだたっぷりと雪をまとった姿は実に堂々としている。
朝日連峰との間にも、もはや遮る前衛峰の一つもない。雪崩に磨かれた山肌は2000mに満たない山とは思えない迫力を持っている。
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朝日連峰との間にも、もはや遮る前衛峰の一つもない。雪崩に磨かれた山肌は2000mに満たない山とは思えない迫力を持っている。
山頂に繋がる尾根は鋭く磨かれていて刃物を思わせる。遠目に見ても崩れている場所があるのがわかる。少し怖いが、あそこを通らなければ山頂へはたどり着けないのだ。
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山頂に繋がる尾根は鋭く磨かれていて刃物を思わせる。遠目に見ても崩れている場所があるのがわかる。少し怖いが、あそこを通らなければ山頂へはたどり着けないのだ。
尾根の左右に沢や崩壊の切れ込みが入っている。
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尾根の左右に沢や崩壊の切れ込みが入っている。
遠目には一枚の刃のように見えた尾根だが、実際は複数の崩壊地があり複雑な姿をしている。
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遠目には一枚の刃のように見えた尾根だが、実際は複数の崩壊地があり複雑な姿をしている。
風化や崩壊は現在進行系である。場所によっては登山道の路肩が心もとないことになっていたりもする。
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風化や崩壊は現在進行系である。場所によっては登山道の路肩が心もとないことになっていたりもする。
崩壊の亀裂を埋めるように残雪が道を覆っていた。難しい場所ではないが、万が一スリップしたら滑落は必定。侮ってはいけない。
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崩壊の亀裂を埋めるように残雪が道を覆っていた。難しい場所ではないが、万が一スリップしたら滑落は必定。侮ってはいけない。
山頂の手前に分岐がある。長井側からの周回路、および大朝日岳方面への道がここから分かれる。小さな杭があるだけで、特に道標などは無い。
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山頂の手前に分岐がある。長井側からの周回路、および大朝日岳方面への道がここから分かれる。小さな杭があるだけで、特に道標などは無い。
大玉山、平岩山とつないで大朝日岳に至る道。見た目でもわかるがかなりのアップダウンがあり、なかなか容易でない道のりのようだ。いつかは歩いてみたいが…。
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大玉山、平岩山とつないで大朝日岳に至る道。見た目でもわかるがかなりのアップダウンがあり、なかなか容易でない道のりのようだ。いつかは歩いてみたいが…。
分岐を過ぎれば祝瓶山の絶頂はすぐそこだ。
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分岐を過ぎれば祝瓶山の絶頂はすぐそこだ。
祝瓶山の山頂碑は小さな木の標識のみ。あとはシンプルな山頂碑は三角点などの種々雑多なものたちと一まとまりにされ山頂の一角を占めている。
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祝瓶山の山頂碑は小さな木の標識のみ。あとはシンプルな山頂碑は三角点などの種々雑多なものたちと一まとまりにされ山頂の一角を占めている。
北に大朝日岳、南に飯豊連峰。遮るもののない山頂からは360度の大展望を望むことができる。この山は、ぜひ晴天の日に登ることをお勧めする。
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北に大朝日岳、南に飯豊連峰。遮るもののない山頂からは360度の大展望を望むことができる。この山は、ぜひ晴天の日に登ることをお勧めする。
遠くには猫耳のように見える特徴的な山。たぶん磐梯山だろう。となると左側の一まとまりの山は吾妻連峰だろうか。
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遠くには猫耳のように見える特徴的な山。たぶん磐梯山だろう。となると左側の一まとまりの山は吾妻連峰だろうか。
この素晴らしい眺望。すぐに立ち去るのはあまりにもったいない。そこで下から担ぎ上げてきたおやつを食べてのんびりすることに決めた。どちらも地元のものだ。
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この素晴らしい眺望。すぐに立ち去るのはあまりにもったいない。そこで下から担ぎ上げてきたおやつを食べてのんびりすることに決めた。どちらも地元のものだ。
十分に山頂を満喫したので下山に取り掛かる。上から見た尾根筋はますますエッジが立ったもののように見えた。
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十分に山頂を満喫したので下山に取り掛かる。上から見た尾根筋はますますエッジが立ったもののように見えた。
崩壊地は、やはり下りでは倍以上怖い場所だ。一躓き即滑落ですよ。慎重に下る。
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崩壊地は、やはり下りでは倍以上怖い場所だ。一躓き即滑落ですよ。慎重に下る。
一の塔から先は、登山道自体の傾斜もきつくなるので、さらに慎重さが要求される。
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一の塔から先は、登山道自体の傾斜もきつくなるので、さらに慎重さが要求される。
急な下りの先に、道が90度折れる場所があり、さらにその先は崩壊地の崖になっている。勢いよく突っ込んだら人生ボッシュートだ。
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急な下りの先に、道が90度折れる場所があり、さらにその先は崩壊地の崖になっている。勢いよく突っ込んだら人生ボッシュートだ。
木の根が入り組んだ急な下り斜面も手強い。足を掛けられる取っ掛かりがつかめず、後ろ向きになって下った場所も複数ある。
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木の根が入り組んだ急な下り斜面も手強い。足を掛けられる取っ掛かりがつかめず、後ろ向きになって下った場所も複数ある。
長く急な下りに神経をすり減らしたが、荒川の白い河原が見えてきたらその終わりも近い。
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長く急な下りに神経をすり減らしたが、荒川の白い河原が見えてきたらその終わりも近い。
大朝日岳方面への分岐点まで戻ってきた。あとは平坦な道が登山口まで続く。…怖い吊橋があるけどね。
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大朝日岳方面への分岐点まで戻ってきた。あとは平坦な道が登山口まで続く。…怖い吊橋があるけどね。
さっきまでの急峻な登山道が嘘のように感じる平坦な道。
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さっきまでの急峻な登山道が嘘のように感じる平坦な道。
やがて大石沢小屋の三角の屋根が見えてくる。この位置に避難小屋というのは、増水で渡河できない場合ここで待てという気遣いなのだろうか。
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やがて大石沢小屋の三角の屋根が見えてくる。この位置に避難小屋というのは、増水で渡河できない場合ここで待てという気遣いなのだろうか。
再びおっかな吊橋を渡るとゴールも近い。
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再びおっかな吊橋を渡るとゴールも近い。
駐車場に戻ってきた。お疲れさまでした。
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駐車場に戻ってきた。お疲れさまでした。
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