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Yamareco

記録ID: 3252865
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

足尾・中倉山と孤高のブナ

2021年06月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
kiyo131 その他5人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:24
距離
11.5km
登り
973m
下り
966m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
1:02
合計
6:09
距離 11.5km 登り 973m 下り 982m
10:32
112
12:24
12:25
25
12:50
13:23
5
13:28
13:31
6
13:37
13:43
11
14:47
19
15:35
15:53
0
15:53
ゴール地点
天候 曇り(一時小雨がぱらつくも、午後は晴れてきた)
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝7時に東京・新宿でレンタカーを借りて、東北自動車道、日光道を走り、清滝ICで降りて、国道122号線を南西方向に戻る方向に走り、足尾で北方面へと右折して、中倉山の登山口に近い足尾町の銅(あかがね)親水公園の無料駐車場に新宿から約2時間15分で到着。
コース状況/
危険箇所等
中倉山への登山道は急登が続き、一部泥道ですべりやすいところもある。
その他周辺情報 下山後の温泉は、日光の「東照温泉 旅籠福田屋」へ行った。大人は通常700円だが、17時以降のため500円に割引となっていて、広い露天風呂が気持ちよかった。ここは食堂の唐揚げが名物らしいが、残念ながら食べなかった。
東京を出て、東北自動車道を走り、宇都宮から日光宇都宮道(日光道)に入り、清滝ICを降りて、国道122号線を南西方向に戻り、足尾で北方面に右折して、中倉山の登山口に近い足尾町の銅(あかがね)親水公園の無料駐車場に到着した。
2021年06月06日 09:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/6 9:26
東京を出て、東北自動車道を走り、宇都宮から日光宇都宮道(日光道)に入り、清滝ICを降りて、国道122号線を南西方向に戻り、足尾で北方面に右折して、中倉山の登山口に近い足尾町の銅(あかがね)親水公園の無料駐車場に到着した。
駐車場からあかがね橋を渡ると銅(あかがね)親水公園(きれいなトイレあり)がある。
2021年06月06日 09:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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駐車場からあかがね橋を渡ると銅(あかがね)親水公園(きれいなトイレあり)がある。
銅(あかがね)親水公園は足尾砂防ダム(久蔵沢、松木川、仁田元沢の合流地点なので「三川合流ダム」とも呼ばれる)の下に建設された公園。かつての足尾銅山の本山坑があった地域で、足尾銅山の煙害で荒廃した松木渓谷の山々に緑と潤いを取り戻そうと作られた。
2021年06月06日 09:27撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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銅(あかがね)親水公園は足尾砂防ダム(久蔵沢、松木川、仁田元沢の合流地点なので「三川合流ダム」とも呼ばれる)の下に建設された公園。かつての足尾銅山の本山坑があった地域で、足尾銅山の煙害で荒廃した松木渓谷の山々に緑と潤いを取り戻そうと作られた。
松木渓谷の案内図
2021年06月06日 09:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
6/6 9:45
松木渓谷の案内図
足尾砂防ダムの上流で九蔵沢を渡る。
2021年06月06日 09:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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足尾砂防ダムの上流で九蔵沢を渡る。
直進すると松木渓谷・皇海山(国境平経由)方面だが、私達は左折して、松木川を渡り、仁田元沢方面へ行く。
2021年06月06日 09:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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直進すると松木渓谷・皇海山(国境平経由)方面だが、私達は左折して、松木川を渡り、仁田元沢方面へ行く。
松木川を渡る橋。
2021年06月06日 09:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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松木川を渡る橋。
植林活動は今も続けられている。
2021年06月06日 09:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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植林活動は今も続けられている。
仁田元沢沿いの林道周辺にはジギタリス(キツネノテブクロ)が咲いていた。
2021年06月06日 09:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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仁田元沢沿いの林道周辺にはジギタリス(キツネノテブクロ)が咲いていた。
黄色い花(名前不明)もたくさん咲いていた。
2021年06月06日 09:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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黄色い花(名前不明)もたくさん咲いていた。
林道沿いのコンクリート壁はきれいに苔むしていた。
2021年06月06日 10:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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林道沿いのコンクリート壁はきれいに苔むしていた。
中倉山登山口(ここから林道を離れ、山道に)
2021年06月06日 10:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中倉山登山口(ここから林道を離れ、山道に)
中倉山登山口の標識
2021年06月06日 10:33撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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中倉山登山口の標識
中倉山登山口の石積み標識
2021年06月06日 10:33撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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中倉山登山口の石積み標識
中倉山への登り(急登が続く)
2021年06月06日 10:52撮影 by  iPhone X, Apple
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中倉山への登り(急登が続く)
中倉山への登り(尾根を行く)
2021年06月06日 12:04撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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中倉山への登り(尾根を行く)
山の中ではハルゼミがうるさく鳴いていたが、ハルゼミが羽化した抜け殻があった。
2021年06月06日 12:12撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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山の中ではハルゼミがうるさく鳴いていたが、ハルゼミが羽化した抜け殻があった。
中倉山山頂付近にはヤマツツジがたくさん咲いていた。
2021年06月06日 12:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中倉山山頂付近にはヤマツツジがたくさん咲いていた。
中倉山山頂からみた、ヤマツツジと男体山
2021年06月06日 12:49撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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中倉山山頂からみた、ヤマツツジと男体山
中倉山山頂(入沢山方面を見る)
2021年06月06日 12:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中倉山山頂(入沢山方面を見る)
中倉山から入沢山へは、展望がよく、気持ちの良い稜線(石塔尾根)が続いている。石塔尾根は庚申山まで続くが、オロ山(1821.7m)から庚申山までは胸までの高さの笹薮を漕ぐ必要があるらしい。
2021年06月06日 12:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中倉山から入沢山へは、展望がよく、気持ちの良い稜線(石塔尾根)が続いている。石塔尾根は庚申山まで続くが、オロ山(1821.7m)から庚申山までは胸までの高さの笹薮を漕ぐ必要があるらしい。
中倉山山頂から入沢山方面に5分ほど歩くと、足尾鉱毒にも負けずに生き残ったという「孤高のブナ」が見えてくる。北側の松木川側の斜面は鉱毒の影響がひどかったためがれていて、南側の仁田元沢側の斜面は緑が豊かで対象的であることがよくわかる。
2021年06月06日 13:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中倉山山頂から入沢山方面に5分ほど歩くと、足尾鉱毒にも負けずに生き残ったという「孤高のブナ」が見えてくる。北側の松木川側の斜面は鉱毒の影響がひどかったためがれていて、南側の仁田元沢側の斜面は緑が豊かで対象的であることがよくわかる。
足尾鉱毒にも負けずに生き残ったという「孤高のブナ」
2021年06月06日 13:26撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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足尾鉱毒にも負けずに生き残ったという「孤高のブナ」
「孤高のブナ」周辺
2021年06月06日 13:26撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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「孤高のブナ」周辺
中倉山から北を見ると、松木渓谷の支流(大ナギ沢か?)の連瀑帯が見えた。松木渓谷はジャンダルムやウメコバ沢等でのクライミング(冬はアイスクライミング)で知られている。
2021年06月06日 13:33撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中倉山から北を見ると、松木渓谷の支流(大ナギ沢か?)の連瀑帯が見えた。松木渓谷はジャンダルムやウメコバ沢等でのクライミング(冬はアイスクライミング)で知られている。
中倉山山頂から北東方面には男体山が見える。
2021年06月06日 13:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中倉山山頂から北東方面には男体山が見える。
中倉山山頂から北西方面を見る。
2021年06月06日 13:41撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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中倉山山頂から北西方面を見る。
中倉山から見えた皇海山・鋸山
2021年06月06日 13:41撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中倉山から見えた皇海山・鋸山
中倉山山頂直下のヤマツツジ群落
2021年06月06日 13:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中倉山山頂直下のヤマツツジ群落
九蔵沢を渡る橋
2021年06月06日 15:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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九蔵沢を渡る橋
足尾砂防ダム(銅親水公園)から先は一般車は通行禁止
2021年06月06日 15:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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足尾砂防ダム(銅親水公園)から先は一般車は通行禁止
足尾砂防ダム周辺の治山・治水事業図。灰色部分が鉱毒で荒れた(植物が死滅した)地域を示しており、松木川、仁田元沢、久蔵沢、出川等の沢筋が特に荒れたことがわかる。
2021年06月06日 15:35撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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足尾砂防ダム周辺の治山・治水事業図。灰色部分が鉱毒で荒れた(植物が死滅した)地域を示しており、松木川、仁田元沢、久蔵沢、出川等の沢筋が特に荒れたことがわかる。
下山後の温泉は、日光の「東照温泉 旅籠福田屋」へ(大人は通常700円だが、17時以降のため500円に)。唐揚げが名物らしい(食べず)。広い露天風呂が気持ちいい。
2021年06月06日 16:59撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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下山後の温泉は、日光の「東照温泉 旅籠福田屋」へ(大人は通常700円だが、17時以降のため500円に)。唐揚げが名物らしい(食べず)。広い露天風呂が気持ちいい。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え サンダル ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 ストック カメラ

感想

 この日は当初瑞牆山に行く予定だったが、朝東京では小雨がぱらついていて、瑞牆山も雨の予報だった。北の群馬・栃木方面に行けば雨雲がかかっていないのではと判断し、急遽日光・足尾の中倉山に行くことにした。多くの人が聞いたことがない山だったが、足尾銅山の鉱毒(煙害)でいったんはげ山になった山が再生しつつあるらしく、また頂上近くで足尾鉱毒にまけずに生き残った「孤高のブナ」が有名という。
 朝7時に新宿でレンタカーを借りて、東京を出て、東北自動車道に入り、宇都宮から日光道を走り、清滝ICで降りて、国道122号線を南西方向に戻る方向に走り、足尾で北方面へと右折して、中倉山の登山口に近い足尾町の銅(あかがね)親水公園の無料駐車場に新宿から約2時間15分で到着。足尾砂防ダムの下に作られた公園だが、結構多くの車が停まっていた。
 銅親水公園のトイレを使わせていただいた後、9時45分に出発する。足尾砂防ダムから先の林道は一般車は通行止めで、林道は、足尾砂防ダムの上流でまず九蔵川(きれいな清流だった)を渡り、さらに松木川(こちらも清流)を渡り(ここで松木川を渡らずに、そのまま直進すると松木渓谷・皇海山方面に行くらしい)、仁田元川沿いへと続く。林道を45分ほど歩いて、10時半に中倉山登山口に到着し、ここから林道を離れて山道へと入る。中倉山への登山道は結構な急登がずっと続く道で、すべりやすいところもあるが、ところどころに出てくるヤマツツジの花が心をなぐさめてくれる。山の中ではハルゼミがうるさく鳴いているが、ふと見ると木に脱皮したハルゼミの抜け殻があった。時折、小雨が降ってきたが、雨がひどくなることはなく、中倉山山頂に近づくと晴れてきて、ラッキーだった。
 中倉山山頂に向かう道と「孤高のブナ」に向かうトラバース道の分岐で、間違えて後者の道に入ってしまうが、途中にでてきた岩場で記念撮影をした後、そこから中倉山山頂を目指してかすかな踏み跡を直登することにする。中倉山山頂への登山道に無事に合流して、12時50分に中倉山山頂に到着。中倉山山頂あたりから入沢山にかけては木が生えていないため、360度のすばらしい展望が広がる。中倉山山頂でのんびり昼食休憩をとった後(皆でインスタントのお汁粉をいただく)、入沢山方面に少し行ったところにある「孤高のブナ」まで行って、撮影タイム。
 13時半に下山開始。下山は登ってきた道をピストンで戻る。中倉山山頂直下はヤマツツジの群落となっており、すばらしい。すべりやすい急な山道を慎重に降りて、林道に出る。あとは林道をひたすら歩き、15時半に銅親水公園駐車場に戻ってきた。
 下山後の温泉は。当初考えていた足尾温泉の「国民宿舎かじか荘」はコロナで営業時間が15時までと変更されていたため断念し、次に以前男体山に登ったときにも利用した「日光和の代温泉 やしおの湯」に行ってみるが、こちらは市営施設は緊急事態宣言・まん延防止中の関東の人間は入場お断りですと言われて、そこで紹介された「東照温泉 旅籠福田屋」へ行った。大人は通常700円だが、17時以降のため500円に割引となっていて、広い露天風呂が気持ちよかった。ここは食堂の唐揚げが名物らしいが、残念ながら食べなかった。

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技術レベル
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体力レベル
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