記録ID: 3255575
全員に公開
ハイキング
中国山地東部
2021/6/6 兵庫県 宍粟50名山【阿舎利山→一山 周回ルート】
2021年06月08日(火) [日帰り]
兵庫県
Haru180803
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:54
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 867m
- 下り
- 869m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
要所に案内板アリ 阿舎利山登山口→阿舎利山山頂までの谷コースは踏み跡が薄いのでテープマークを参考にする 阿舎利山→一山への稜線コースは害獣除けネットを起点に左折して斜面を降りる 以降は一山登山口まで案内板がないため、道間違いに十分に注意する |
写真
登山口は阿舎利の廃集落の中にあります。川が分岐している場所に広い空間があるので、ここに車を停めてスタート。
先の写真の登山口の左側にこのような標識があります。写真奥に向かって進み、川に並行する道を辿ります。
歩き始めてすぐは広い道になっていて、車の轍があります。たまに渓流釣りの人が来ているらしい。
堰堤に突き当たった所で広い道は終わり、堰堤を向かって右から越える薄い踏み跡を辿ります。案内標識が建っています。
無くても困らなそうな感じの足場がありました。増水しても流されないようにトラロープで繋がれています。
沢を辿っていると道は写真奥の案内標識を起点に登りへと転じ、沢から少し離れます。
平仮名の手作り看板があるあたりから更に道が薄くなっていきます。谷を通っているので少しくらい外れても問題は無いと思いますが、テープマークと併せて場所を確認しつつ進みます。
平仮名の手作り看板があるあたりから更に道が薄くなっていきます。谷を通っているので少しくらい外れても問題は無いと思いますが、テープマークと併せて場所を確認しつつ進みます。
だんだん勾配もキツくなります。写真では分かりませんが、何となく見えるうっすらとした道を辿っています。人が歩いているところは地面に積もっている杉の葉が平べったく潰れているので、それを参考に見分けることが出来ます。
1
だんだん勾配もキツくなります。写真では分かりませんが、何となく見えるうっすらとした道を辿っています。人が歩いているところは地面に積もっている杉の葉が平べったく潰れているので、それを参考に見分けることが出来ます。
斜面を登りきると林道に出ます。出てきたすぐ向かいの斜面に壊れた梯子があり、ここから上の斜面に登ります。写真左端あたりから斜めに登ることが出来る足場が付けられているので、そこを利用します。
斜面を登りきると林道に出ます。出てきたすぐ向かいの斜面に壊れた梯子があり、ここから上の斜面に登ります。写真左端あたりから斜めに登ることが出来る足場が付けられているので、そこを利用します。
案内標識に従い、急勾配の尾根を僅かに蛇行しながら登る薄い踏み跡を辿ります。
斜面を登りきると平坦な稜線に出ます。山頂はもうすぐそこです。稜線を挟んで左側が杉、右側がブナでキッチリと別れた風景が実にエモーショナルですね。
阿舎利山の山頂に到着。眺望はありませんが、緑に囲まれた落ち着いた雰囲気に癒されます。
広い尾根にうっすらと付いた踏み跡を辿っていくと、下りから登りに転じる地点で写真のような看板を見つけます。
寄り道して源流碑まで来ました。先ほど遡行してきた阿舎利川の起点になる地点のようです。
源流地点の様子です。写真にはうまく収まりませんでしたが、写真左端の谷間あたりから水が染み出していて、写真奥の谷へと小さな水の流れが続いています。
登山道に戻り、先へ進みます。分岐する尾根に注意しつつ進みます。尾根は徐々に狭くなってハッキリしてきます。
歩き続けると、害獣除け？ネットが張られているエリアに辿り着きます。案内標識が無いため見落としがちになりそうですが、ここを起点に左折して尾根を外れ、急勾配の斜面を下っていきます。
歩き続けると、害獣除け？ネットが張られているエリアに辿り着きます。案内標識が無いため見落としがちになりそうですが、ここを起点に左折して尾根を外れ、急勾配の斜面を下っていきます。
かなりの急勾配の斜面を慎重に下ります。斜面を横から撮ると写真のようになっていて、傾斜角はほぼ40度くらいでしょうか。
斜面を下りきると、尾根が完全にネットで遮られて通れなくなります。正規ルートはこのネットの向こうの尾根を辿る道っぽいですが、せっかく隙間なく張られているネットをこじ開けてしまうのはどうかと思うので、大人しく写真左下方向にある林道へと降りていきます。
1
斜面を下りきると、尾根が完全にネットで遮られて通れなくなります。正規ルートはこのネットの向こうの尾根を辿る道っぽいですが、せっかく隙間なく張られているネットをこじ開けてしまうのはどうかと思うので、大人しく写真左下方向にある林道へと降りていきます。
写真奥の上から道を通って整備された林道に降りました。ここからはこの林道を歩きます。
林道を進み続けると末端がチェーンで通行止めされていて、大きな林道に合流する地点に出ます。ここを左折し、さらに下り方向へと進みます。
林道の途中で一部に土が盛られた広場に出合います。ここから先、林道を進んでしまうとスタート地点の阿舎利の集落へと下ってしまうので、ここの広場を奥に進み、奥にある林道へと進んでいきます。
林道の途中で一部に土が盛られた広場に出合います。ここから先、林道を進んでしまうとスタート地点の阿舎利の集落へと下ってしまうので、ここの広場を奥に進み、奥にある林道へと進んでいきます。
林道の終盤あたりにおいて土砂崩れが発生して道が寸断されている場所があります。既にここを越える踏み跡が出来ているので、それを辿って向こう側へと進みます。
1
林道の終盤あたりにおいて土砂崩れが発生して道が寸断されている場所があります。既にここを越える踏み跡が出来ているので、それを辿って向こう側へと進みます。
反対側の林道に降り立ってから振り返って撮りました。崩落してからかなり時間が経ってそうですが、再整備する価値がないから放置されている感じでしょうか。
林道の末端は広場になっており、一山の登山口があります。かつては登山者用の駐車場だったのかもしれない。
一山の山頂に辿り着きました。知名度の低さに反し、非常に良い眺望です。南〜南西方向は樹木に遮られて見えませんが、それ以外は全て開けていて晴れていれば周囲の山々を見渡す事ができます。写真では目の前に阿舎利山の稜線、奥に三久安山、さらに左奥には氷ノ山、右奥には藤無山が見えています。
2
一山の山頂に辿り着きました。知名度の低さに反し、非常に良い眺望です。南〜南西方向は樹木に遮られて見えませんが、それ以外は全て開けていて晴れていれば周囲の山々を見渡す事ができます。写真では目の前に阿舎利山の稜線、奥に三久安山、さらに左奥には氷ノ山、右奥には藤無山が見えています。
帰りは下りのみなので、広場まで一気に降りて来れました。ここからは二ツ橋方面へと進みます。
ある程度進むと植生が杉林になり、下草がなくなるため非常に歩きやすくなります。
下まで来ると、建物がある場所を通行します。このあたりは廃集落だそうですが、比較的新しい道具が置かれていたため、人は来ている感じがします。
車のドアに反核運動のステッカーが貼ってありました。車の古さに対してこのステッカーはそこまで古ぼけた感じがしないので、後から貼られたものである可能性も考えられますね。(ステッカー自体は今でも買えるっぽい)
車のドアに反核運動のステッカーが貼ってありました。車の古さに対してこのステッカーはそこまで古ぼけた感じがしないので、後から貼られたものである可能性も考えられますね。(ステッカー自体は今でも買えるっぽい)
感想
遠方の方にとっては名山マニアでもない限りまず行かないような比較的マイナーな山に登りました。同行者がおり、ルート長も短いためかなりのんびりとしたペースで歩きました。
この日の登山者は良い天気の日曜日であったにも関わらず自分たちだけ。
道中の道路は木の枝や石が散乱していたりとかなり荒れています。
麓の集落はすでに人が住まなくなっているそうですが、家によってはまだ畑が整備されていたりする様子が見受けられるので、今も通って来ている人はいそうな感じがします。
ルートは全体を通して踏み跡が薄く狭く、杉の植林地帯の下草が無いエリアはほぼテープマーク頼りになります。また、二ツ橋ルートの山上側は狭い踏み跡に覆いかぶさるように低木が繁茂していて、本当にここがメインルートなのか？と思わせられるような状態だったのが印象的でした。
業者用の林道が整備されているエリアでは案内板等がないため、林道を歩く場合は地形図を確認し、道を間違えないよう慎重に歩きましょう。
一山は山頂付近が開けているため、晴れているとかなりの絶景が拝めます。登山者が非常に少ない分、こんな良い景色が見れる山なのに勿体ないなーと優越感に浸りながら景色を独り占め出来るのが良いですね。こういう経験が出来るのも、マイナー山歩きならではの醍醐味です。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：313人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
阿舎利山の最新記録
ガクウツギ咲く阿舎利山
2025年06月19日 (日帰り) [A]
一山、阿舎利山
2025年06月01日 (日帰り) [C]
三久安山 阿舎利山 一山
2025年05月18日 (日帰り) [A]
阿舎利山・一山
2025年05月05日 (日帰り) [C]
阿舎利山 定例の登路整備〔宍粟50名山��18〕（兵庫県宍粟市）
2025年04月30日 (日帰り) [B]
一山の最新記録
一山
2025年06月29日 (日帰り) [C]
東山と一山 サラサドウダンツツジ
2025年06月07日 (日帰り) [B]
一山、阿舎利山
2025年06月01日 (日帰り) [C]
一山 阿舎利〜高野峠 宍粟50名山登路整備（兵庫県宍粟市）
2025年05月31日 (日帰り) [B]
【宍粟市】東山・一山
2025年05月26日 (日帰り) [B]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する