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Yamareco

記録ID: 3264744
全員に公開
ハイキング
蔵王・面白山・船形山

屏風岳・不忘山〜水引道から花周回路 でも水引道は雪次第

2021年06月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:55
距離
12.5km
登り
1,192m
下り
1,211m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:32
休憩
0:22
合計
6:54
8:58
8:59
19
9:18
9:18
42
10:00
10:00
8
10:08
10:12
10
10:22
10:22
23
10:45
10:45
36
11:21
11:35
10
11:45
11:46
61
12:47
12:47
13
13:00
13:02
3
13:05
ゴール地点
天候 曇り後晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
蔵王白石スキー場駐車場に駐車
広大ですが・・・・、トイレがない?(;'∀')タラ―
→大丈夫、2.3分登った無料休憩所にあります
コース状況/
危険箇所等
登路に水引道を採りましたが、これはやや軽率だったかもしれません。
コガ沢渡渉点に中途半端なスノーブリッジが残っていて、しばし逡巡しました。
結局、スノーブリッジを上流に降り左岸の草付きの傾斜の緩いところを登りました
ゲレンデから山径に入るところに門番が。
「おはよう、オダマキさん。
odaxと申しますが、通らせていただきます。」
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ゲレンデから山径に入るところに門番が。
「おはよう、オダマキさん。
odaxと申しますが、通らせていただきます。」
水引道は、水引入道の登りまでずっとコガ沢右岸を横巻いていきますが、上下もあり地図で見た感じより時間がかかります。
するとギンランが残っていた
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水引道は、水引入道の登りまでずっとコガ沢右岸を横巻いていきますが、上下もあり地図で見た感じより時間がかかります。
するとギンランが残っていた
なんと、シロヤシオも残ってた!
丹沢を思い出します。
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なんと、シロヤシオも残ってた!
丹沢を思い出します。
雪堤残す主稜線が垣間見えてくる
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雪堤残す主稜線が垣間見えてくる
ムラサキヤシオが緑に映える
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ムラサキヤシオが緑に映える
odax「…と、おーい、危ないですよ〜!」
コガ沢渡渉点(右に鎖見えています)ですが、スノーブリッジの残り方がビミョーにやばい。
「こりゃ撤退ですかね〜」とか言いつつルートを探す
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odax「…と、おーい、危ないですよ〜!」
コガ沢渡渉点(右に鎖見えています)ですが、スノーブリッジの残り方がビミョーにやばい。
「こりゃ撤退ですかね〜」とか言いつつルートを探す
結局、スノーブリッジの隙間から上流に降り(写真は降りたところから上流)、写真右の草付きを登り切って笹藪漕ぎ1分で登山道に復帰しました
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結局、スノーブリッジの隙間から上流に降り(写真は降りたところから上流)、写真右の草付きを登り切って笹藪漕ぎ1分で登山道に復帰しました
1500m付近で森林限界を抜けると、ミヤマハンショウズルの群生が(今回のルートではここだけでした)
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1500m付近で森林限界を抜けると、ミヤマハンショウズルの群生が(今回のルートではここだけでした)
高山気分が高まりますが、この辺が大日向なのかな
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高山気分が高まりますが、この辺が大日向なのかな
南屏風、不忘を横から見れます
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南屏風、不忘を横から見れます
来たよハクサンイチゲ
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来たよハクサンイチゲ
ミヤマキンバイも
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ミヤマキンバイも
水引入道からの不忘
待ってろよ!
あれ、右下に何かピンクが
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水引入道からの不忘
待ってろよ!
あれ、右下に何かピンクが
アズマシャクナゲでした
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アズマシャクナゲでした
ミツバオウレンも
(この後南屏風まで雑草のように道脇に生えていました)
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ミツバオウレンも
(この後南屏風まで雑草のように道脇に生えていました)
屏風から後烏帽子へのタワが美しいが、その上に見えるシルエットの遠い方は懐かしの雁戸か。
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屏風から後烏帽子へのタワが美しいが、その上に見えるシルエットの遠い方は懐かしの雁戸か。
イワカガミ
ムラサキヤシオ
おお、チングルマ!
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おお、チングルマ!
ハクサンチドリも
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ハクサンチドリも
水引平付近の道を彩るのはチングルマ
今回のルートではここだけでした
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水引平付近の道を彩るのはチングルマ
今回のルートではここだけでした
”池塘に逆さ屏風!”と言いたいが、風があるので今一
それよりよく見ると白い大きな卵がいっぱい
多分サンショウウオの卵(この付近なら「クロ」か「トウホク」)でしょうが、形状からクロかな
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”池塘に逆さ屏風!”と言いたいが、風があるので今一
それよりよく見ると白い大きな卵がいっぱい
多分サンショウウオの卵(この付近なら「クロ」か「トウホク」)でしょうが、形状からクロかな
ツクバネソウ
シラネアオイ
南屏風〜不忘にも咲いていました
ちなみにちゃっかり写っているハチ君はクロマルハナバチかな〜
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シラネアオイ
南屏風〜不忘にも咲いていました
ちなみにちゃっかり写っているハチ君はクロマルハナバチかな〜
(多分)ヤマキマダラヒカゲ
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(多分)ヤマキマダラヒカゲ
屏風の稜線に登りつきました
水引入道のシルエットがカッコいい
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屏風の稜線に登りつきました
水引入道のシルエットがカッコいい
屏風岳山頂から水引入道(右)と馬ノ神岳(左)
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屏風岳山頂から水引入道(右)と馬ノ神岳(左)
ミネザクラ
花ではないけど、その造形と色が面白い
なんでしょう
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花ではないけど、その造形と色が面白い
なんでしょう
イワカガミは屏風尾根道の雑草
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イワカガミは屏風尾根道の雑草
南屏風が近づいてきた
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南屏風が近づいてきた
南屏風への道はハイマツの緑の中にアズマシャクナゲの紅が点綴し美しい
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南屏風への道はハイマツの緑の中にアズマシャクナゲの紅が点綴し美しい
振り返れば中央蔵王
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振り返れば中央蔵王
足元にはミネズオウ
(前の写真とちょっと韻を踏んでます)
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足元にはミネズオウ
(前の写真とちょっと韻を踏んでます)
南屏風から不忘への稜線がこの花旅の白眉
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南屏風から不忘への稜線がこの花旅の白眉
お、ヒバリが・・・・
望遠に取り換えてる間に逃げられました
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お、ヒバリが・・・・
望遠に取り換えてる間に逃げられました
ユキワリコザクラ〜!(お初)
いや、ホント小っちゃいのね
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ユキワリコザクラ〜!(お初)
いや、ホント小っちゃいのね
白いのも
そして真打、ハクサンイチゲ
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そして真打、ハクサンイチゲ
風にシンクロ舞するクインテット
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風にシンクロ舞するクインテット
不忘山のシルエットもイカス
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不忘山のシルエットもイカス
群れ群れ〜!
でも、蒸れ蒸れではなく
気分さわやかです
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群れ群れ〜!
でも、蒸れ蒸れではなく
気分さわやかです
足下に落ちる支稜にもハクサンイチゲがまとわりつき
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足下に落ちる支稜にもハクサンイチゲがまとわりつき
見上げてもハクサンイチゲ
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見上げてもハクサンイチゲ
赤味のしっかり残ったユキワリコザクラ
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赤味のしっかり残ったユキワリコザクラ
不忘山頂は大賑わい。密です!
なるべく端の方に陣取り本日の甘味
マンゴープリンです。
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不忘山頂は大賑わい。密です!
なるべく端の方に陣取り本日の甘味
マンゴープリンです。
南側の展望は宮城県南部の山々
左端が蛤山かな
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南側の展望は宮城県南部の山々
左端が蛤山かな
足元ではイワベンケイが開演準備中
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足元ではイワベンケイが開演準備中
さあ、ガス湧き始めた屏風に挨拶して下山
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さあ、ガス湧き始めた屏風に挨拶して下山
ハクサンチドリ
ウラジロヨウラク
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ウラジロヨウラク
コバイケイソウ
ヤマツツジ
サラサドウダン
沢山あります
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サラサドウダン
沢山あります
アズマギク
青麻山を見ながらゲレンデを下りFin
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青麻山を見ながらゲレンデを下りFin
ウーメンで〆
味三種ウーメン大盛(¥1,200、元祖白石ウーメン処なかじま)
そして事件が(→感想3へ)
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ウーメンで〆
味三種ウーメン大盛(¥1,200、元祖白石ウーメン処なかじま)
そして事件が(→感想3へ)

感想

 ヤマレコで、不忘山のハクサンイチゲのレコがたくさん上がっています。
 たまたまついでハイクした鳥海山で東北の山の良さに味を占め、横浜から東北の山行脚を始めたodaxですが、その第一弾が38年前の6月の蔵王で、夜行日帰りで蔵王温泉から南蔵王を縦走したのですが、花はあった記憶はあるけど花いっぱいの記憶は希薄で。
 以来中央・北蔵王にはいきましたが南蔵王にはお邪魔していません。
 二度目の南蔵王は、未踏の水引入道から周回することに。

1 花
 やはり南屏風〜不忘の稜線が一番です。
 ハクサンイチゲの花期としてもちょうどよい(若干過ぎ?)感じでした。
 スカ写真ばかりだったので掲載してませんが、ミヤマキンバイ、シラネアオイも多く見られます。
 個人的にはユキワリコザクラ初見がうれしかった。
 ですが、水引入道では別の花(チングルマ、ミヤマハンショウズル)も見れたので周回コースで良かった。
 下部でも登路・下山路で違う花を楽しめました。

2 水引道の渡渉点
 スノーブリッジが超微妙に残っていて、先行していた方としばらく悩みました。
 スノーブリッジから飛び降りるには高過ぎる。
 隙間から上流左岸になんとか降りても登山道までは左岸をヘツル、渡り返してスノーブリッジ下を行くにしても、足を濡らすのは必須なだけでなく、ドボン確率8〜9割かと判断。結果、草付きを登ってヤブ漕ぎも1分とかかりませんでしたが、初心者や下山には勧められない状態でした。
 水引道は、渡渉点の残雪の状態次第では難しくなりそうです。

3 ウーメン事件(長いですがあくまでおまけ)
 店に駐車場ないので駅の有料駐車場(:提携)に止めて入店
 <注文時>
 店の人「+100円で大盛にできますよ」
 odax「じゃ大盛で」(←還暦過ぎでも大食いodax)
<支払い時>
 店の人「1,200円になります」
 odax「・・・・1,100円ちょっとしか無い(最近現金使わないので補充忘れてた)。大盛にしてなければ・・・・(滝汗)」
 店の人「(駐車券を見て)駐車サービス1時間百円分なのでその分で1,100円で結構です。その代りに(お金を下して)駐車場代はお支払いくださいね。」
 <駐車場にて>
 お礼を言い、急いでコンビニでお金を下し駐車場を出ようとすると
 料金支払機「ご利用ありがとうございます(表示0円)」
 どうも、無料時間以内で上記を済ませてしまったようです。(←還暦過ぎても早食いodax)
 うーん、なんかただで大盛分を食べてしまったような・・・・ 

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コメント

odaxさん、こんにちは。
6枚目の写真で、スノーブリッジをのぞき込んでる
先行者の方の写真、ヒヤヒヤしますね。
無事にクリアーできたようで、何よりです。

ハクサンイチゲと山のショットは
夏が来たという感じですね。
火山、池、樹氷といったイメージしか
なかった蔵王エリアですが、多彩な表情が
あるのですね。いつか行きたいものです。
百名山のピークハントだけで終らすのは
もったいないエリアだなと思いました。
2021/6/14 19:10
雪橋
 komakiさん、コメありがとうござい。
 蔵王というと一般的にはお釜、樹氷ですよね。最高峰熊野岳を擁しながら中央蔵王は、やや観光地化され過ぎたイメージもあります。
 でも、蔵王連峰は南北にも稜線を伸ばし、北蔵王・南蔵王は一転ほぼ山人のみのフィールドになります。
 個人的には山に行きたい季節でいうと、中央蔵王→冬、南蔵王→初夏、北蔵王→秋、のイメージです。
 遠方からわざわざ訪れると考えると、中央蔵王だけでは山歩きとして物足りない。北蔵王は若干渋めなので、機動力で中央蔵王を軽くクリアし、そのまま南蔵王を歩いてしまうのがお得プランかと。

 写真6のスノーブリッジ、1週間位以上前は雪上を容易に渡れたんでしょうがね。
 いや実際、薄くなった縁から覗き込んでる姿にびっくり。思わずコロナ禍では禁断の、大声を掛けてしまいましたよ
 スキー場の登りで抜き去って行った、齢小生の半分ちょい位の若い方で、そこでけっこうな時間途方に暮れていたそうです。
 「そこ、下ありませんでしたよ」と穏やかに諭しましたが、本来山屋としては、説教(せっきょう)もんですかね、スノーブリッジ(雪橋)だけに・・・・
 でも、お陰で久々に、ルートファインディングにわくわくしたのは内緒です
2021/6/14 20:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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